4-64)忖度してシオリひも収納ボックスを作製

稀勢の里 優勝おめでとう。
新横綱稀勢の里が大関照ノ富士を本割と優勝決定戦で続けて下し、逆転で2場所連続2度目の優勝を果たした。新横綱の優勝は1995年初場所の貴乃花以来22年ぶりで戦後5人目。13日目に横綱日馬富士に敗れた際に左肩付近を痛めていた稀勢の里は、1敗の照ノ富士を1差で追っていた。本割では突き落としで下して13勝2敗で並び、優勝決定戦では小手投げで再び照ノ富士を退けた。
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小結 御嶽海は9勝6敗で勝ち越した。こちらもめでたい。

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それでは本題。
シオリひも収納ボックスを作った。
同ボックスに関しては以前にもテーマにしたが、この度は保土ヶ谷図書館の秘めた希望を忖度しての作製。
有ると便利、欲しいが口にできないという気配を察知しての忖度である。

世は忖度ばやり。
忖度することもあるし、忖度してくれることを期待することもある。


ということで、ダイソーにて「クッキング パック」と園芸用の「焼き杭」を購入。
80㎝の焼き杭を六等分して巻き芯とする。
フタには取り出し孔を六つあける。
フタに貼り付けた硬質発泡ゴムの小片にはスリットが入れてある。
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各色のシオリひもを芯材に巻いて端はテープで留めておく。
使う一本ずつを孔から出し、スリットに挟み保持しておく。
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一本を使い終われば、別のシオリひもを孔から出す。


通常、購入したシオリヒモは、こういう状態で届く。
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このままでは使いづらいから忖度に応えた。
忖度の押し売りだったりして。







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# by ikuohasegawa | 2017-03-27 04:16 | 製本&修理:ツール | Comments(6)

4-63)ゆるんだノド際にグルグル ボンド入れ

図書館は、本が返却された時にチェックし破損本を選び出す。
借りた人を疑っているのではなく、カウンター業務の空き時間を利用して破損の確認をしているのだ。書架から破損本を選び出すという業務は無い。
したがって、利用(貸出し返却)が少ないと修理する本は少なくなる。

修理する本が極めて少ない日があった。
せっかくの修理日なので、書架に行き要修理本を探した。

狙いを定めたのは人気作家の文芸書。
幾冊かを見つけ出した後、松本清張全集(1971年刊)の一冊を手に取るとグズッとした感じ。
全集(50冊以上ある)のうち22冊の見返しノド際がゆるんでいた。しめた。これだ。
PCで検索した人が予約を入れると厄介なので、一旦「行方不明」扱いに指定しなおして修理に回した。

その日の修理分をまかなえる冊数だと思ったが、10冊に手をつけないまま終了してしまった。
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10冊分の大きく抜けた松本清張全集の書架が埋まるのは約3週間後になる。
それまで放置しておくことは、選び出した責任上できないから臨時修理にでかけた。

竹ひごにボンドを付けて、ゆるんだノド際にグルグル。
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クリップでミゾを押さえ圧着。
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欠落したりシオリひも、途中で切れたシオリひもを交換。
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翌日には書架に戻せます。
これにて「行方不明」の指定解除。













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# by ikuohasegawa | 2017-03-26 04:15 | 製本&修理:スキル | Comments(4)

4-62)シャープペンシルの帽子と消しゴム

手帳用の筆記具としては、四色ボールペン+シャープペンシルを常用している。

紛失したキャップ(頭の先の消しゴムをカバーしているモノ)を購入する必要に迫られて商品名を確認した。
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商品名はゼブラ・クリップ‐オン マルチ2000という。

商品名を確認したら有隣堂に頼むつもりだったが、ゼブラHPから部品が買えた。
便利でいいや、即発注。

キャップではなく「帽子」と呼ぶのが正しい。
価格は1個108円。送料は
商品代金合計額が200円未満・・・80円
商品代金合計額が200円以上・・・無料

200円以上にするため消しゴム(108円)を追加することにした。
あの小さい消しゴムなのに高い。と思いつつも予備用として消しゴム2つ発注。

届きました。
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なんと、消しゴムは一袋3個入りが二つ。
おやまあ。
HPを見直したら3個入りと明記してあった。どうせ減るものだからいいや。

鉄枠のないゴム単独もあるではないか。5個108円。
40%も高い物を買ってしまった。二つも。いや、6個も。
いっぱい書き間違えて、どんどん消さなきゃ。

せっかちだから、発見即ポチ。
すると、時どきこういうミスがある。









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# by ikuohasegawa | 2017-03-25 04:15 | 重箱の隅をつつく | Comments(8)

4-61)一丁中綴じの絵本を綴じなおす(2)

手作り製本の会例会。

課題の上製本で仕上げる奥の細道が、ぼつぼつ出来上がってきた。

右はジャケットを付けた作。
中はブックケース付き。
左は三方(天・地・小口)断ちを待つ綴じ上げた本文。
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午後からは図書館で本の修理。
手がけていた絵本「もこ もこもこ」を仕上げた。

「もこ もこもこ」は大きく破れ、綴じ代が欠けていた。
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こんな感じに仕上がりました。
欠けていた綴じ代を補い、切り取った見返しと共に中綴じをした。
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左は表紙ウラの見返し。 の間には、貼り戻した見返しのカットラインがうっすらと見える。
右ページは破れを補修した本文。

ちなみに、破れの補修に使ったテープはペーパーエイド((フィルムルックス社)。
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本年度の修理はこれにて終了。
一年間で951冊を修理していました。









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# by ikuohasegawa | 2017-03-24 04:15 | 製本&修理:スキル | Comments(4)

4-60)メンディングテープを本の修理に使うのは?

dog宛のメールが不達になってしまいます。
コメント連絡は非公開返答ができないので、便にてこちらのアドレスを連絡します。御承知おきください。


さて、保土ヶ谷図書館の修理講座で、メンディングテープを本の修理に使って良いかと質問が出た。

「セロテープよりは長持ちするようですが、接着剤の成分や経年劣化しないという確証を得ていないので、本の修理に使うことをお薦めはしていない。できれば専用の補修テープが良いと思います」という曖昧な回答しかできなかった。

前に他の所で同じことを聞かれたことがある。

今回、気になって検索し続けて解ったこと。
メンディングテープはポリ(アセテートもある)のテープにPVP、セロテープ※2はセロハンにゴム系接着剤。テープの素材と接着剤が違う。
※ PVP接着剤 ポリビニルピロリドン(PVP)樹脂を主成分とする接着剤。固形に近い溶液系。 水溶性のPVPに脂肪酸ナトリウムを添加しほぼ固体状にし、グリコール類を加えて滑性を付与したもの。
※2 セロテープはニチバンの登録商標。一般名詞としてはセロハンテープ。メンディングテープは一般名詞。
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そう言われればセロハンテープが黄色っぽく見えるのはゴム系だからだ。

セロハンテープは時間が経過すると劣化するが、メンディングテープは劣化しにくいと言われている。
それゆえ、本の修理に使って良いかと質問が出る。
それゆえ、カルトナージュの先生のHPには「セロハンテープはダメ。メンディングテープを使うように」とあった。

しかし、それはメンディングテープとセロハンテープの比較に過ぎない。
それ以上の根拠が明確でないから、メンディングテープを本の修理に使用可と言うわけにはいかない。

ところが、H塚市立図書館の修理を紹介するページに
メンディングテープ 破れたページの補修に使います。」という記述があるではないか。
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直前の項に「補修用テープ」という名詞が使われていて、次にメンディングテープという別項を立ててあるから、「メンディングテープを本の修理に使えるのか」と興味を惹かれた。

ところが、写真は、本の修理専用の補修クリアテープ(フィルムルックス社製品)である。

どうやら、H塚図書館のメンディングテープという記述は、Mending(補修)するテープという一般的な意味で使っており、3Mに代表される市販のいわゆるメンディングテープではない。紛らわしい。

それとも、フィルムルックス社の補修クリアテープを、「いわゆるメンディングテープ」だと誤解しているか。
どちらも白く見えるので似ていなくはないけれど・・・。

いずれにしても、これから本の修理をしようという人がこのページを読んだら「いわゆるメンディングテープを本の修理に使って良い」と受け取っても不思議はない。極めて紛らわしいことをこの稿で指摘しておく。

その補修クリアテープを販売しているフィルムルックス社によると、
ペーパーエイドはページの破れを補修するためのテープです。ページの破れをセロハンテープで補修されている方はありませんよね。そうです。セロハンテープは1年もしないうちに変色し、硬化してはがれ落ちてしまいます。テープから糊がはみ出したりして、逆に汚くなってしまったりもします。それはやむをえないことです。そのことによってセロハンテープを責めることはできません。だって、このテープは「一時的な仮どめ」をその目的にしている製品だからです。

じゃあ、メンディングテープ? たしかにメンディングテープは経年変化の少ないテープです。セロハンテープより比較的長期間、変色・変質せず、テープとしての役目を果たしてくれます。しかし、メンディングテープでも長い時間の間には変色・変質してしまいます。本という(本来的には)寿命の長いものの補修にはむいていないテープなのです。
専用テープの会社だから当然と言えば当然の言い分である。
それにしても余裕の発言。「セロハンテープを責めることはできません。だって・・・」こういうのを上から目線というのだろう。

セロテープを「一時的な仮どめ」と言われたニチバン社は反論していない。
3M(スリーエム)も「メンディングテープでも長い時間の間には変色・変質してしまいます」と言われて反論していない。

ということは
「本の修理に使えるテープ」というのはかなりのアドバンテージなのに、メンディングテープの横綱・3M(スリーエム)も「本の修理に使える」とアピールていない。したがって、本の修理に使ってはいけない。
というのは説得力に欠けるかなあ。



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# by ikuohasegawa | 2017-03-23 04:15 | 製本&修理:マテリアル | Comments(0)

4-59) お彼岸だから

第三月曜日は恒例の飲み会でした。

街へ出るとやたら人が多く、いつものペースで歩けない。早足の私は人混みを歩くのが苦手なんだ。
そうか、連休なのだ。

いつもはオジサンと帰宅前のサラリーマンで盛り上がっている「仲一」に、客が全くいない。
馴染みの中居さんが、入れ替わり立ち代わりやって来て愛想を振り撒く。
「お彼岸のお中日に飲みに来ていただけるお客様は神様です」だと。
お彼岸だから仏様だろうと言いかけたけれど、それではお愛想にならない。

そうかそうか、彼岸か。

そういえば出てくる前に、お供えのぼた餅をお下がりでいただいた。
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※たねやHPより借用(写真だけです)


Chiは日々の供養は勿論、月毎の命日と彼岸の供養を欠かさずしてくれている。

私は手を合わせてモゴモゴ言っているだけですが、そのお陰で神妙な・・・お彼岸でも仏妙とはいわないな・・・気持ちのひと時を過ごせる。ありがたいことだ。

日々の息災を感謝し幸せのお礼を申し上げる。
ときどき神妙の域を越えて過大なお願いもしますが、棚からぼた餅はありませぬ。











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# by ikuohasegawa | 2017-03-22 04:15 | 繰り言 (くりごと) | Comments(4)

4-58) 一丁中綴じの絵本を綴じなおす(1)

「これはコピーして修理する方がいいですよね」と尋ねられた絵本は「もこ もこもこ 」 (谷川俊太郎著)
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大きな破れが目に入ったが、それは派手なだけで、裂けている箇所(白く見えているところ)を貼り合わせページヘルパーで補強すればよい。
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問題なのはノド部分の糸綴じラインが無いこと。
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一丁中綴じをばらしてコピーで補うべきだ。 尋ねた人もそれは解っている。

あまり無い壊れ方のうえ、ばらして綴じなおす方が良いのでやる気が湧いて「私にさせて下さい」と横取り。
横取りと書いたけれど、新たな引き受け手が現れて、I光さんも若干ほっとしたようにお見受けした。

まず、綴じ糸を切ってばらす。
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一丁中綴じ絵本特有の、表紙ウラに貼り付けた見返しを直線にカットして剥がす。
後日追記
直線カッターはやや深めに入れる。
剥がしていくとき見返しが薄くなるより、ボール紙を剥いでください。その時見返しにくっついたボール紙を掃除してはいけません。厚い所、薄い所になっても同じ個所に納まりデ凸凹一致しますから大丈夫です。
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※天側まで剥がしていきます

製本時には、この見返し用紙を含めて中綴じした後、表紙ウラに貼っているから、剥がさないと綴じられない。
剥がした見返しと本文を重ねて綴じた後、貼り戻す。

前半で断裁機の刃をセットするのに時間を取られたので、ここでタイムアップ。

研ぎから戻ってきた刃は、講談風に言えば「抜けば玉散る氷の刃」
本当に斬れる。
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ほぼ毎年研ぎに出しているが、着装時、私を含め4名の「身をもっての切れ味体験者」がいる。
不注意なのだけれど、研ぎが日常を超えているので、日常程度に触れると斬られる。

革の作業手袋をして無事装着。試し切りも済ませた。
何はともあれ断裁機は復活しております。









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# by ikuohasegawa | 2017-03-21 04:15 | 製本&修理:スキル | Comments(8)

4-57)蝶ナットを楽に回す治具を作る

蝶ナットを強く締めたり弛めたりするのは、かなりの力業である。
高齢者や女性にとって苦手な作業だ。
指が痛くなるのだから若い方でも得意と言う人はいない。
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思い付きを形にした蝶ナット回しは「キッチリ締まって軽々弛む」と評価が高い。
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今般は木片をボンドG17で接着して作った。
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ボンドG17はコレ。
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ポンチ絵で材料の感じをつかんでもらおう。
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板を接着して手前の部分にできる隙間( )で蝶ナットを銜える。
はボルトが貫通するスペース。

蝶ナットを銜える上下の板は捻るとき力がかかるので、あまり薄いと割れる。ポンチ絵より厚目の材を使うこと。
全体サイズは少し大き目の方が使いやすいと思います。













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# by ikuohasegawa | 2017-03-20 04:15 | 製本&修理:ツール | Comments(9)

4-56) 今月のゴルフ 二回目

12月以来のKS会ゴルフコンペ。
今月の会場は栃木市アゼリアヒルズカントリークラブ。

寒くもなく、北関東お決まりの「午後から風」もなく、絶好のゴルフ日和でした。
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休憩後の10番ホール

この日は、メンバーに恵まれ楽しく過ごしたがスコアは100を超えてしまった。

帰路も運転当番ではなかった私は、車の微かな揺れに身を任せ、うつらうつら。

目を覚ますと広がり始めた黒雲を背景にスカイツリー。おお、都内だ。
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たいした渋滞もなかったようで何より。

通年開催していたKS会も、今は真夏の8月と厳寒の1月、2月を休会とするようになっている。
元々、五十歳以上を入会資格として始まっているが、開催170回を数えると会員もその分歳を加えている。
指折り数えてみたら、先輩会員が何人か抜けて私は上から5番目。

OO野幹事長(若手)が「①パットのワングリップOKを取り入れる ②古希超えの会員はシルバーティ使用を提案したいが、言い出し難い」と。

①ワングリップOKは進行を早めるので採用して良いと思う。
ただし、あくまでも、本人の申告ではなく同伴メンバーの発議による。
プレーヤーに対するサービスではなく、あくまでも遅いプレーヤー対策としてのOKであることを肝に銘じておかねばならない。 これ、OKですか?などと自ら聞くような恥ずかしいことはしてはいけない。

そう言えば、若い頃、OKが出ると1打を加えない初心者がいた。パットのOKは次打てば一打で入るから時間を短縮しましょうということなのに、前に打ったパットを、入ったことにしてくれると解していたようだ。


②古希超えの会員はシルバーティねえ。
衆目の中で前方へ歩いて行きシルバーティを使うのは気がひける。プライドが許さない。無礼な後輩に揶揄される。など意見が出そう。

ならば、前年度のスコアを元に新ハンディを決めるが「古希超え会員のハンディには幾つかのアドバンテージを与える」というのはどうだろう。

反対意見として予想されるのは、「ハンディそのものが、既に技量の異なるプレーヤー同士が公平な基準で競い合えるようにしている。それなのに、更にということか」

そうです、更にです。
あなた1は古希を超えているのだし、あなたも古希になるのですから、ムキになる必要はありません。
誰もが古希になれば適用される公平なルールです。

私はこの夏、古希を迎えるので積極的に意見を言うのは控えます。













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# by ikuohasegawa | 2017-03-19 04:15 | 散歩・お出かけ | Comments(8)

4-55)図書館本の修理に遠征

16日木曜日、保土ヶ谷図書館本の修理に参加。

援助備品の説明と、講座で割愛した綴じ代の裂け目を補強するオーガンジーリボンテープの使い方を解説。

そのあと修理に加わって様子を見ていると気が付くことが幾つかあった。
間違いではないがもう少し効率よくできたり、丈夫に仕上がる方法?コツがあるので伝授。
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初めての人にコツを教えてもコツだと感じないが、これまでも修理をしている方たちだから「なるほど」「すごーい」とスンナリとコツを実感してくれたので教えがいがある。

そうそう、保土ヶ谷図書館は修理講座のあと、修理ボランティア体験見学会の二回目を3月9日に実施し、新たに五名のボランティア登録を受け付けたという。
これで修理講座からのボランティアは八名となった。

図書館は修理会場が手狭になるので頭を悩ませているそうな。嬉しい悲鳴が聞こえていた。








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# by ikuohasegawa | 2017-03-18 04:15 | 製本&修理:関連 | Comments(4)

4-54) みんなで作ろう三角しおり

並木第四小学校、栞無し本への対処の件は司書さんと検討の結果「折り紙三角しおり」にすることにした。
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栞ヒモ貼り付けを提案してくれた児童には、
「とても良い提案をしてくれてありがとう。いろいろ相談しましたが全部に栞ヒモを付けることは難しいので、折り紙の三角しおりを、みんなが自分で作れるようにします。ありがとう」と告げてもらう。

作り方のポスターと折り紙を、図書室カウンターにセットする。
あまり私がでしゃばってはいけないから、作り方のポスターは司書さんに作ってもらう。
雇用継続となった司書さんの、新年度の取り組み第一号が決まって嬉しそうだった。

そういえば、教員の異動の噂がチラホラ。
校長先生は来期四?五年目とかで今、将に渦中の人。
顔を合わせたので「仮に、異動された先で本の修理が必要になったら、どこへでもお手伝いにいきますから」とお愛想三分でかまをかけてみた。
「多分異動は無いと思いますが、こればっかりは・・・。有難い申し出、有難うございます」と、異動の件はっきりしない。
異動はともかく、校長先生には気持ちよく接して頂きましたから、どこへでも行きますよ。








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# by ikuohasegawa | 2017-03-17 04:15 | 製本&修理:関連 | Comments(8)

4-53) 保土ヶ谷図書館・本の修理備品

保土ヶ谷図書館への援助物資。

赤い台の縦型プレス機は、並四小に配備していた頂き物(S口さん作製)の二台の内の一台を譲ることにした。これがあると本の背を修理するとき格段に便利だ。S口さん有り難う。

手前の荒目のやすりは、最近、ダイソーでも手に入らなくなった貴重品。手持ちの二本のうちの一本。
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ボルトの棒についているのは、蝶ネジ回し用の補助具。

プレスした本の上に乗っているのは、鋸引き用のガイド。
右はミゾ棒板10組。

シコシコ作って16日に間に合いました。










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# by ikuohasegawa | 2017-03-16 04:15 | 製本&修理:関連 | Comments(6)

4-52) 綴じ糸の切れていないノド割れを修理(クータを使う)

モノレールに傘を忘れたことに途中で気付き駅までもどる。
車両と座席位置を伝え、取り置きを頼んで磯子図書館へ修理に行った。

この日修理に来た絵本はノド割れしていた。
詳細にチェックしたところノドは割れているように見えるが緩んでいるだけ。綴じ糸は万全だと確認できたから綴じなおさない。
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本文の背にボンドを塗り接着することになるが、この割れ目にいきなりボンドを注入・・・・すると失敗する。
空洞が大きいのでボンドの量が多くなり他の部分にしみ出ることが有る。またボンドが少ないと必要個所に行きわたらない。

遠い背表紙を近くするためにクータを使う。本の天地より50~60㎜長いクータを作ります。
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背ボール部分(割れ目の奥の平らな部分)にボンドを塗る。

クータに竹ヒゴなどをさしいれて背の空洞に挿入する。
クータをさし込んでいく過程でボンドを先に送ってしまわない様注意する。
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※写真は竹ヒゴではなくコーテイングした針金です。

50~60㎜長くしたクータは先に30㎜くらい出し、こちら側にも30㎜くらい残す。
クータから竹ひごを抜く。

ノド割れの間に見えているクータの面に適量のボンドを塗って、本を閉じしばらく置く。

ノド割れはなおりました。
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飛び出しているクータをカットして終了。
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クータの背表紙側の接着具合が心配なら、このときクータ(天地両側)の端にボンドを追加しておく。

綴じなおす方が良いのだが、初心者が修理する場合には綴じ糸が万全だと確認できたら、こういう方法で修理することも可能です。


そうそう、帰りに駅で聞いたら傘は今のところ届いていないとさ。

いいさ、どうせ買い換えようと思っていた傘だから。あーあ。







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# by ikuohasegawa | 2017-03-15 04:15 | 製本&修理:スキル | Comments(9)

4-51) 確定申告締め切り間近

平成29年3月期の確定申告の期限は3月15日(水)。

少し前だと午前8時30分の開庁時刻を過ぎれば整列用のコーンポストだけが残って、人の列は庁内に移動し歩道からは消えていた。
残り三日となった昨13日、通りかかったのは10時過ぎなのに横浜南税務署前の列は消えていない。

それどころか最寄りの駅方向から歩いてくる人が絶えない。

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風が無かったのは救いだが陽ざしが無く寒い日だった。並んでいるのは高齢者が多い。
御疲れ様。とは思うが、もう少し早め(何日か前)にいらっしゃれば・・・とも思うことしきり。

マイナンバー制度も始まっているのだから、国は医療費を把握できるだろう。
例外項目以外は税務署が把握して、自動的に処理することはできないものかとも思う。
マイナンバー制度のメリットは、近所のコンビニで何時でも住民票などが取れることだけでは無いはずだ。

我が家は二月初旬に申告を終え、既に少額の還付金の振り込みを確認しております。











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# by ikuohasegawa | 2017-03-14 04:15 | 地域・団地 | Comments(4)

4‐50) 大相撲大阪場所開幕


新横綱稀勢の里、危なげなく白星発進。
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横綱鶴竜に挑戦した小結御嶽海は、立ち合い良く、押し込んだがそこまで。
敢え無く裏返る。
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長野準県民としては残念。今後の健闘を期待する。

二横綱が黒星という話題もあるが、私の関心は稀勢の里と御嶽海限定。











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# by ikuohasegawa | 2017-03-13 04:15 | 繰り言 (くりごと) | Comments(4)

4-49) 権太楼独演会 仇討ち特集

にぎわい座、権太楼独演会。
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開口一番、林家たま平の寄り合い酒
柳家ほたるは、時そば
権太楼師匠は宿屋の仇討ち
中入り後
翁家社中の江戸太神楽曲芸に続いて、権太楼師匠の花見の仇討ち

花見の趣向に敵討ちの茶番を演ずることにした四人組。
「卒爾ながら、火をお貸し願いたい」と、近づく。
「さあ、お付けなさい」と顔を見合わせたとたん、
「やあ、なんじは何の誰兵衛よな。なんじを討たんがため、兄弟の者この年月の艱難辛苦。ここで逢ったが優曇華の花咲き待ちたる今日ただ今、親の仇、いざ尋常に、勝負、勝負」と、立ち回りになる。

「優曇華の花咲き待ちたる」と言われても、テンポは良いが意味が分からない。
調べてみると「盲亀の浮木、優曇華の花待ち得たる」と、対にするのが正確な口上で、めったに無い事の例えだという。
解らないことも対になった。

まず盲亀の浮木は、モウキノフボクと読み

大海中に棲み、百年に一度だけ水面に浮かび上がる盲目の亀が、漂っている浮木のたった一つの穴に入ろうとするが、容易に入ることができないという『雑阿含経ぞうあごんきょう』の寓話による。非常に珍しいことに出会うような幸運に恵まれた絶好の機会であるという意味。


優曇華は『新明解』にあった。

うどんげ【優曇華】イチジクに似た落葉小高木。インド周辺に分布し、果実は食用、葉は家畜のえさとなる。小型・壺状の花は外からは見にくいので、仏教では三千年に一度咲くものとし、理想的な王者 転輪聖王出現の瑞兆とされた。〔クワ科〕「の花〔=めったに無いもののたとえ〕」🈔草木の枝葉や天井などにクサバカゲロウが卵を生みつけたもの。花のように見え、何かの前兆とされる。

「ここで会ったが百年目」というのも聞くけれど、百年に一度と三千年に一度が対になったら、とてつもない偶然。
逃すわけにはいかないわなあ。

ということで、権太楼独演会はChiも大喜びの、捧腹絶倒の仇討ち特集でした。











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# by ikuohasegawa | 2017-03-12 04:15 | 待ってました!権太楼師匠 | Comments(2)

4-48) 手作り製本の会課題準備(絵本の豆本)

手作り製本の会。
この先の課題の候補として、推薦した絵本の豆本が承認された。

今回、テキストとするのは美篶堂の「はじめての豆本」
懇切な手引きで、中には職人技とも思える技法も記述されていて、学ぶことが有る。しかし、「はじめての豆本」というタイトルが示すとおり初心者向けなので、工程の一部を別の方法にすることにしたい。

テキストは折丁をボンドで固める簡易な製本をとっている。
我々は糸綴じ製本を習得しているのだから、一枚一折でも糸綴じ製本としたい。開閉しても壊れる可能性は減る。

付箋にて意見を添付。
合わせて前述の職人技とも思える技法には解説を加えた。
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課題として取り上げるのは、しばらく先になるが準備を始めた。
楽しみに待っていてください。





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# by ikuohasegawa | 2017-03-11 04:14 | 製本&修理:関連 | Comments(2)

4-47) 製本の会例会(奥の細道を丸背で作る)

手作り製本の会、今回の課題は丸背の上製本に仕上げる奥の細道。

その前に、先の課題・和綴じの豆本二巻を納める入れ物に「たとう」仕立てを採用した作品を紹介。
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硬い板紙で帙を作るのが通例だが、柔らかい和紙の「たとう」に収めるという意欲的取り組み。
「たとう」は畳紙(たとうがみ)もしくは帖紙(たとうがみ)。結髪の道具や衣類などを包むための紙である。単にたとう、タトウなどとも呼ばれる。
そうか。という漢字をあてることもあるなら本を包むこともありのような気がする。

それでは、奥の細道。
先行して作り上げた方の作品も登場。
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まず、プリンターで出力した本文を、きっちりと二つ折りする。
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この精度が出来上がりを左右するともいえるので本文用紙を正確に半折りする。
そのとき、折り目をしっかりつけるため「竹の指輪」を使う。
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美篶堂HPより
このように中指や薬指にはめる。

この後、本文用紙五枚ずつを一折とし目引きをして糸で綴じる。

健闘を祈ります。






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# by ikuohasegawa | 2017-03-10 04:15 | 製本&修理:関連 | Comments(5)

4-46) 今年第一回目のゴルフ

千葉・ムーンレイクゴルフクラブ鶴舞コースへ向けて6時出発。
この日は今季最後の寒気団襲来とかで、真冬の寒さと予報が出ていた。

ゴルフ場に着くと案の定、霜が降りて芝生は白い。
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しかし、予報に合わせて着込んできたし、無風なので寒くはなかった。

フェアウエーは広く良いコースのようだが
「連日の猪の被害で復旧が追いつかないので、特段の表示はしておりませんが、適宜判断の上『プリファードライ』にて進行ください」と表示があった。
プリファードライ(preferred lies)
荒天などの影響で、コース状況が著しく悪い場合、コースが「無罰でボールを拾い上げて汚れを拭き、状況のいい場所にプレースしていい」という趣旨のローカルルールを設定することがある。これを「プリファードライ(preferred lies)」、または「ウィンタールール(winter rule)」という。
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何しろ、あちこちがこのありさまなので、「無罰でボールを拾い上げて汚れを拭き、状況のいい場所にプレースして」プレーするよりしょうがない。
そのおかげもあったのか・・・勿論厳正に対処していたが・・・100を切れたので嬉しい。

この一本だけだが、桜が開花していたのも嬉しかった。
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風呂で汗を流し、14時半頃に玄関に出ると、黒雲来襲。
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天気予報の「一時雨」というのはこいつだ。
それでも降られること無く帰宅しました。

三か月ぶりのゴルフだったのに100を切れたので、嬉しいゴルフでした。









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# by ikuohasegawa | 2017-03-09 04:15 | 散歩・お出かけ | Comments(4)

4-45) 外れたページの接着に細口ボンドは不向き

ページ外れと呼ばれる症状。
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守口市中央図書館HPより
接着剤で背を固めている現行の市販本は、この手の破損が多い。

横浜市中央図書館HPに掲載されている「修理の手引き」に示された修理法は、ページのノド元に筆を使いボンドを塗る。
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糊ひき紙を用いて糊代のラインを直線にすることも好ましい。

一方、某市中央図書館HPによると、注意深く記述しているが基本は細口の容器から直接ボンドを差すことになる。
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手間から考えると容器から直接ボンドを差す方が簡単・・・進化した方法のように思える。
現に横浜中央図書館の「修理の手引き」をテキストにしている修理ボランティアも、容器からボンドを差していることが多い。

しかし、仕上がりには差がでる。
某図書館の記述「ボンドの量は縫い糸からタコ糸程度まで太さ程度の量を目安にしてください。※原文のママ」 
と言われても、ボンドを均一に細く出すのは難しい。

そこで、更に細口の容器を探すことになる。
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これらの細口ボンドを使ってもボンドの量はこの程度。
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接着結果は芳しくない。
ページを閉じて乾燥するとノド元の接着ラインは凹凸して、いかにも「やっつけ仕事」か「修理失敗」という仕上がりになる。
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「ボンドの量があまり多いとページの間にはみ出してしまいます」某図書館の記述どおりの結果になる。
やはり、筆を使い糊ひき紙を用いて、3㎜の糊代のラインを直線にすることが必要である

細口ボンドの用途は、もっぱら、細い隙間の奥にボンドを注入するときに限る。

最近は、糊ひき紙を用いてスティックのりを使うと、初心者でも簡単に綺麗な仕上がりになると思っているが、成分がよく分からないので言い出せずにいる。










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# by ikuohasegawa | 2017-03-08 04:15 | 製本&修理:スキル | Comments(4)