などというと我ながら格好良いシチュエーションだが、格好良いのは軽井沢という地名だけ。彫刻刀は学童用だし、材はカインズホーム調達。そこらじゅう木屑だらけだし。それで出来上がったのは蝶ナット用のツマミだから、それほど格好良くはない。
でも、そんな私を見て、Chiは「楽しそう。幸せそうだねー」と幾度も言った。
本当に楽しい幸せな時を過ごしていたのだ。やっぱり、木を彫るというのは性分に合っているようだ。
自分の分+図書館の分 2個作ろうから始まって、あの人この人・・・今回20名が製本機『製本屋さん』を買っているから指が痛い人が20名いる・・・前から使っている人もいる・・・要望が出たら・・・えーい面倒くさい。30個作ってしまえ。と決断。
中途半端な数を作って終了すると、再度作り始めるためにはまず気力を充実させ、材料を揃え・・・・数倍のパワーが要る。それなら、思い立っている今、作ってしまう方がはるかに楽だ。やるぞ!
ということで、34個が完成。
BOOK型蝶ナット締め具、34個完成記念写真。(写真クリックで大きくなります)
整列!右へ倣え。
写真を写す私を見て、Chiは「崩したり積んだりして楽しそう。幸せそうだねー」と言った。楽しいよ。
解散!楽にしてよし。(写真クリックで大きくなります)
最初に作った試作品から手慣れて上手にできたもの、さらに慣れすぎて失敗したものまで出来上がりに差がある。さらには色の好みまでいれると、公平にお分けするのが難しい。袋へ入れて見えなくしておいて選んでもらうことにしよう。
「ここでも使えるんじゃない」と、キッチンでChiが言っている。
我が家の換気扇には蝶ナットが使われていた。一つ手渡すと「便利、楽。スゴイ」と大絶賛。そうよ、可愛いだけではない。やっと、蝶ナット締め具の有用性を納得できたようだ。
Chiは「特許を取って売れないかしら」と、のたまう。それほどの物ではないけど誉められると嬉しい、もっと褒めてー。
写真映りの良い人がいますがこれもそうですからね。
次は「手機械」を30台…。V(^_^)v