先ず、JIS規格表を。
気づいたことその一。これは既に書いたが JISは2で割って余りが出ると、消す
← のところがその部分。
『紙を横半分に裁断するのを繰り返しても縦横の比が一定になるようにサイズが決められた』としながら、これで良いのかと思ってしまう。確かに0.5mmずらしてカットするのは難しいし、そこそこの大きなサイズであれば0.5mmは誤差にならないのかもしれない。
それでも「JISだ。厳密にしなさい」と言いながら、つじつまの合わないないところは「ここの0.5mmは誤差ではない。臨機応変」と言っているようなものだ。
JISにこういう部分があることは、まるで厳格なオヤジがコッソリ食べようとして隠しておいた好物のケーキを発見してしまった時のような気がして面白いではないか。
気づいたこと、その二。
JIS規格はB10くらいまでのようだが、仮にB18判があればそれは正四角形になる。
『縦横の比が一定になる』はずが『縦横が同一になる』
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情報が多い分、文字が細かいのが難点。
ノートからアルバムまで11の文房具の作り方を載せている。