2-412) 施主のガツン

【リフォームの昨日】
絨毯を剥がした床のレベル調整。
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蛇行して付いているのは絨毯の下のフェルトを固定していたボンドの跡。数字は基準点とのレベル差。
最も凹んだところと盛り上がったところでは、16mmの差があった。

それを速乾性のセメントを敷いてレベルを統一する。これを正確にやらないと、例のボールが転がる床になってしまう。シッカリ頼むよ。
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職人さんが履いているピンの長いスパイクのようなものは「高下駄」というそうだ。
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設計施工管理をしているコーディネーターを叱った。
「建物が歪んでいたので、作り付けの家具を含めて造作を変更しなくてはならない。どうしましょうか」と言ってきた。

「急に歪んだ訳ではない。そこを測っていた貴方の計測ミスではないか。それを、いきなりどうしましょうかと言うのではなく代案を出しなさい。素人の私が全て考えるのなら貴方の役割はいったい何だ」

職人さんたちに聞こえていたのは気の毒だが、工事始めのこの時期に【施主のガツン】というのも、現場が締まって「乙なものさ」

そういえば「乙な・・」というのはどうして甲ではなくて乙なのだ。
甲乙丙丁で言えば甲の方がランク上だと思うが。
で調べた。

邦楽で高い音域の音を「甲(かん)」と言い、それより一段低い音を「乙」というそうだ。そういえば、甲(かん)高い声というなー。 低くて渋い声を「乙な声」といい、むしろ「甲高い声」よりも良いとされていた。
そこから、①ちょっと気がきいていて趣のあるさま。②ちょっと変わっているさま。妙だ。というのを、「乙な・・・・・」というようになったとさ。
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by ikuohasegawa | 2011-02-01 06:41 | Comments(0)

十や十五連休なんて目ではない。三百六十五連休が始まった私。


by ikuohasegawa