繰り言 (くりごと)

2-638)笊と籠と袋

〝ざる耳〟という言葉がある。笊に入れた水が漏れてるように聞いたことをすぐ忘れてしまうことだという。
〝かご耳〟というのもある。
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どのように使い分けるのかは分からないが、目の詰んだ笊は水漏れが若干緩やかそうだし、目の粗い籠の方はあっさり透過しそうなので、潔さ?からいえば籠が上のような気もする。それに籠の大きな隙間を思い浮かべれば、忘れられても話した自分が馬鹿だったと納得しやすい。
一方、袋耳という言葉もあり、こちらは一度聞いたら決して忘れないことだそうだ。

Chiの聴取態度がよくない。
前にも言っただろう。私のいうことを聞き流しているのじゃないかと問い詰めると「そんな、滅相もない。聞き流してなんかいない。たぶん聞いていなかった」

全く・・・と腹も立つが、でも聞いていないなら、それはそれで良い面もある。日をおいて同じことを言う高齢者傾向も、とがめられないで済むからと気を取り直す。
ところが、そういう時は「それは、前に聞いた」と実によく覚えている。日にちまで覚えていそうである。
Chiはザルと袋の両方の耳を具有しているようだ。

私は言ったことを忘れて何度も言うらしいから、さしずめ「ざる口」・・・ざる脳?
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by ikuohasegawa | 2011-11-13 05:39 | 繰り言 (くりごと) | Comments(0)

十や十五連休なんて目ではない。三百六十五連休が始まった私。


by ikuohasegawa