2-682)ぽち袋
2011年 12月 30日
近所にはポチという名の犬もいた。花咲か爺さんの裏の畑で鳴いた犬も〝ぽち〟である。
ぽちというのは「小さい」というれっきとした日本語。
「ぽち」とは、日本古来の大和言葉からあるもので「雨だれがあける小さな穴」という意味でした。それが次第に「点」「小さい」などの意味になり江戸時代には「ひとりぼっち」などと、いろいろな意味を含んだ言い回しが生まれました。基本的な意味は現代も変わりませんが、ぽち袋には「少しばかり(わずかばかり)ですが、慶んで頂けたら・・・」という心が込められています。
正月が近いので、お年玉用のポチ袋を折ってみましょう。
「忙しいのに、そんなもの折っていられるか!」
まあまあ、お気持ちは分かりますが、お仕事の合間に美味しい煎茶でもいれて、折り紙というのも中々のものだと思いますけど。
①写真をクリックして画面を大きくしてから②右クリックして印刷を選択してください。
公開していた方に感謝しています。