コツは定規をシッカリ押さえて、カッターナイフは普通紙を切るくらいの力加減で、軽く幾度か動かすこと。
一度で切ろうとするとカッターナイフを引く手に力が入りすぎ、定規の方がゆるんで、ずれたりしてミスをすることがある。
表紙を切り出して二枚を重ねると微妙な差がでる。切断面が垂直に切れていない。触れた指先が感じてしまうと、それがたとえ1mm以下でも気になる。
カッターナイフの刃は両刃だから、この差が影響しているかもしれない。
それほど精密なものを作っているわけではないが、気になるものは気になる。
カッターナイフの片刃を見つけた。
片刃のカッターナイフが本領発揮するのは厚い革を切るときですね。特に定規を当てて切るときです。通常のカッターナイフでは両刃ですので断面が斜めになってしまいます。で、片刃カッターナイフで切るとこのようにスッパリと切断面が垂直になります。良いかもしれない。
薄い革を切るのでしたら通常のカッターナイフで十分だと思います。ですが2mmを超えるような革の断面をキッチリ垂直に出したいときは非常に便利な道具です。ただし!使うときはカッティング定規をあてて使ってください。何も当てずに使おうとするとゆがみます。「直線」を「定規をきちっと当てて」使う時に最大の能力を発揮する替刃です。
そんなわけで届いたが、まだ使っていない。カッティング定規についても考えていることがあるが、いずれまた報告する。