針を抜いてバラバラにしたカタログは、古新聞と一緒に出す。ホチキスの針を抜いているから、すごく貢献しているように思っていた。ところが、それは大きな間違いであった。
書類を綴じているホッチキスは全く問題ありません。とじひもは雑誌・雑紙として処理をする場合は問題ありません。ファイルの金具やクリップは、いずれの場合でもはずしてください。
といういう文が目に入った。
ホチキスの針を抜かなくて良いというのが気になって調べてみたら、全く期待されていなかった。雑紙なら綴じひもだってそのままでOKだという。それよりも、根本的に間違っていたのは分別。カタログや小冊子は雑誌類として分別する必要があったのだ。
折込みチラシが新聞と一緒でよくて、ばらしたカタログが何故ダメなのだ。それが折込みチラシで届いたらどうする。などと屁理屈を言ってもしょうがない。
古紙の再生を考えれば納得せざるを得ない。
牛乳パックはパルプ純度が高いので別扱いだけど、新聞用紙は古新聞から、雑誌用紙は古雑誌・雑紙から、ダンボールは古ダンボールから再生される。これをシッカリやらないと紙質が低下していく。そういえば、中国のダンボール箱は如何にも混じり物というか、偽ダンボールという感じがする。分別が甘いからだろう。
古紙相場だって、国内では新聞、雑誌、ダンボールであった。
横浜市の分別基準は下図のとおり。
カタログや小冊子のことや、ホチキスの針のことも明記しておいて欲しかった。