ところで、冲方丁(うぶかた とう)という名は、いつまでたっても仮名を振ってもらわないと読めない。
書こうとしても面倒である。UBUKATA で変換すると生方が出てくる。IMEパッドを使わないと呼び出せない。
どうしてこの名なのだ。
ペンネームの由来
暦の用語を並べたもの。生まれたのが1977年(丁巳)で、「丁」は火が爆ぜるという意味だったので、それに対して、氷が割れる音を意味する言葉、「冲」を持ってきた。「方」は職業の意。冷静さと熱意、それを職業にしていくという意味がある。
そういえば、「方」は勘定方とか盗賊改方という役職で聞いたことがあるが、「冲」、「丁」は漢和辞典も及ばない暦学に由来するようである。
話を戻す。その光圀の物語が先日発売された。書名は『光圀伝』。『天地明察』を面白く読んだので入手した。
まだ読んでいないが、ページをパラパラしただけで気にかかることがある。
それは本文を開いた時の印象が明らかに違う。
前置きのつもりが思わぬボリュームになったので、後半は日を改めることにする。では。