読書

2-916)冲方丁(うぶかた とう)

 9月15日(土)に、映画『天地明察』が公開された。原作は、本屋大賞を受賞し話題となった冲方丁(うぶかた とう)の時代小説。その『天地明察』で、主人公の安井算哲を支援した人物として登場するのが、水戸光圀である。

 ところで、冲方丁(うぶかた とう)という名は、いつまでたっても仮名を振ってもらわないと読めない。
 書こうとしても面倒である。UBUKATA で変換すると生方が出てくる。IMEパッドを使わないと呼び出せない。
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 どうしてこの名なのだ。
 
ペンネームの由来
暦の用語を並べたもの。生まれたのが1977年(丁巳)で、「丁」は火が爆ぜるという意味だったので、それに対して、氷が割れる音を意味する言葉、「冲」を持ってきた。「方」は職業の意。冷静さと熱意、それを職業にしていくという意味がある。

 そういえば、「方」は勘定方とか盗賊改方という役職で聞いたことがあるが、「冲」、「丁」は漢和辞典も及ばない暦学に由来するようである。

 話を戻す。その光圀の物語が先日発売された。書名は『光圀伝』。『天地明察』を面白く読んだので入手した。
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 まだ読んでいないが、ページをパラパラしただけで気にかかることがある。

 それは本文を開いた時の印象が明らかに違う。

 前置きのつもりが思わぬボリュームになったので、後半は日を改めることにする。では。
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by ikuohasegawa | 2012-09-17 05:30 | 読書 | Comments(0)

十や十五連休なんて目ではない。三百六十五連休が始まった私。


by ikuohasegawa