それは10月1日の早朝3時。通常放送終了後にスカイツリーから発する試験電波のモニター受信である。
我が団地の位置からだと、スカイツリーも東京タワーも、ほぼ同一方向にあるので問題は無いだろう。
と、思ったが、元々、スカイツリーは〝より高い所から、より強力な電波〟を発信するから、ほとんど問題は起きないが、念の為の確認調査だとの事。
NHKは折からの台風情報を放送していたが、各局とも試験パターンを正常に受信できた。
報告書を記入して終了。
それより、来年1月に東京タワーからスカイツリーに切り替える時は、どういう手順でするのだろう。
時刻を決めて、「1,2,3」で ON ・OFF 同時に操作するというのは、タイミングが難しいだろうなー。
スカイツリーから発信しておいて、東京タワーをOFFにすればよいのだろうが、もう少し、もっともらしい案を考えた。
東京タワーの電波を弱めていくと同時に、スカイツリーの電波を徐々に強める。
何となく、スムーズに移行できそうではないか。
程なく、専門家からコメントがあった。
残念ながら、複数の無線局が同じ周波数で送信すると混信が起き電波が乱れます。 元々放送業界は秒単位の仕事をしておりますし、多分当日は地デジ移行のときのように特番を放送しカウントダウン等をするでしょうから問題はないでしょう。