製本&修理:関連

3-356) 本を保護するためにブッカーを掛ける

 『ブッカーの掛け方』の手順を書き起こしたきっかけは、過日の修理講座終了時に、ブッカーの掛け方を教えて欲しいと要望が出たことによる。

 やって見せたが「一回では覚えられない」
 
 Uチューブにでもニコ動にでも動画があると教えたが「見たけど作業が早すぎて解らない」

 動画は止めて戻せるから何度でも見られると言ったが「動画は解説をしゃべらない」「PCの無い人もいる」という行くたてがあって、作ろうという気が起きた。

 手順を確認して工程を書きおこしつつ、要所のポンチ絵を描いていく。ポンチな絵でもあれば解りやすくなる。ポンチ絵の使命はイメージの伝達なのだ。
 国鉄の設計技師だった父親の影響だと思うが、子供の頃からポンチ絵描きは嫌いではなかった。役立つ分野があるのは嬉しいではないか。

 全工程を確認したところで清書。
 清書したポンチ絵をスキャナーで取り込む。一方で、確認した工程をワードで入力し、そこへポンチ絵を挿入していく。
3-356) 本を保護するためにブッカーを掛ける_d0092767_5463137.jpg

 今般、カバーのある本のブッカー掛け二種類と、カバーのない本のブッカー掛けの手順をまとめた。覚えれば簡単な作業だが、新人に対して口伝えや無言の動画よりは解りやすいと自負している。

 希望があれば、7 & 11 でプリントアウト出来るようにもできますけど・・・・。
Commented by 古武士ヒロ君 at 2013-12-04 08:18 x
「言って聞かせて」「させてみせ」たあとは「ほめて」あげれば身につくのではないでしょうか。
小生希望します。ほめられたいので。
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by ikuohasegawa | 2013-12-04 06:54 | 製本&修理:関連 | Comments(1)

十や十五連休なんて目ではない。三百六十五連休が始まった私。


by ikuohasegawa