贔屓という熟語には貝が四つもあるのだけど、ひょっとして大金持ち?。
贔屓=自分の気に入った者に対して肩入れし援助すること→たにまち→金持ち。
とくれば合っているかも知れない。
いつもの大修館漢語新辞典
②大きい亀が目を引く。
特に目をかけ引き立てることという字義は〔国〕で、日本の字義だ。
次いでwikipediaをひらいた。
「贔屓」を古くは「贔屭」と書いた。「贔」は「貝」が三つで、これは財貨が多くあることを表したもの。「屭」はその「贔」を「尸」の下に置いたもので、財貨を多く抱えることを表したものである。「この財貨を多く抱える」が、「大きな荷物を背負う」を経て、「盛んに力を使う」「鼻息を荒くして働く」などの意味をもつようになった。また「ひき」の音は、中国語で力んだ時のさまを表す擬音語に由来する。
「贔屭」なら、貝四つどころか貝は六つで大金持ちじゃないか。
更にwikipediaには別の記述もある。
贔屓(ひいき・びし、拼音:Bìxì、正字体:贔屭)は、中国における伝説上の生物。石碑の台になっているのは亀趺(きふ)と言う。中国の伝説によると、贔屓は龍が生んだ9頭の神獣・竜生九子のひとつで、その姿は亀に似ている。重きを負うことを好むといわれ、そのため古来石柱や石碑の土台の装飾に用いられることが多かった。
日本の諺「贔屓の引き倒し」とは、「ある者を贔屓しすぎると、かえってその者を不利にする、その者のためにはならない」という意味の諺だが、その由来は、柱の土台である贔屓を引っぱると柱が倒れるからに他ならない。
贔屓は亀趺(きふ)だったのだ。あれ、話が変わってしまう。
これが亀趺。
亀趺←については前に調べている。
この稿は終わりようがわからなくなったけれど〝贔屓というのは大金持ちの亀だ〟ということは解った。