さて、
糸が絡まるトラブルを予防する材。
ご存知カメヤマローソク。これはカスが大量に出る。まあ灯明用だからね。
透明の円形専用ケースに入っているのは100円ショップの糸用ワックス。
アウトドア布製品の防水メンテナンス用ワックスは蜜ロウとパラフィン。箱に切れ込みを作ったので、ここに糸を入れワックスにあてて引いている。
青いケースはThread Heaven。 「糸天国」というネーミングとコンディショナータイプの糸用ワックスという説明に惹かれて買う気を起こした。アレコレ探して安く販売している店舗を見つけて、購入。
他は950円なのにここは450円。
写真のようにスレッドヘブンの上に糸を置き指で押えて、スーッと糸を引くことを2・3度繰り返したあと指でしごく。
使った感触はさらさらでつるつる。粘着性はほとんど無い。
糸が絡むのは長めの糸を使っているとき。針を強く早く引くと静電気が発生し糸が絡み始めるのだ。そうなったら、重度のトラブルを避けるために絡んだ状態を解かねばならない。
しかし、スレッドヘブンを使った糸の場合はそのままゆっくりと糸を引いていくと、糸絡みが解けていくような気がする。
例によって私は思い込みが強いから、贔屓目に見ているのかもしれないが。
ポイントは絡みそうになったら糸はゆっくり引くこと。
いくら「糸天国」でも、絡みそうになっている糸を、強く早く引くと「糸地獄」へまっしぐらということになる。