ネイチャー誌は当初論文の掲載を却下。「長い細胞生物額の歴史を愚弄している」と評したという。 欧米のメディアは近時の科学者の反応を報じているが、「ショッキング」「びっくりした」「革命的」はともかく、「奇妙」というコメントがあるとしている。それほど衝撃的な成果なのだ。
奇妙といえばマラチオン混入事件の容疑者の弁護人も奇妙である。
容疑者が弁護人に話すことなく供述を始め、その事実を接見で知った弁護人は「冤罪の危険性が捨きれない事案だ」としているという。
これは弁護人としては普通の反応なのだろうか。私には「奇妙」に思える。
奇妙といえば奇妙奇天烈。藤子・F・不二雄原作のアニメ『キテレツ大百科』を思い出す。
マラチオン容疑者の日常生活を週刊誌が報じ始めた。
見出しに曰く、『異常な日常』、『奇天烈な日常』
新明解の【きてれつ】は
「奇妙 ー 〔ただ『奇妙』と言うだけでは収まらないほど、ひどく変わっている様子〕」表記:奇天烈は借字。
とある。
異常と奇天烈の程度関係は判然としないが、インパクトは断然『奇天烈』の方が上。銀行のロビーでじっくり読みたくなってしまうではないか。
そのほか『きてれっつのぱっ』というフレーズも浮かんだ。しかし、どう検索しても出てこない。アニメのキテレツのパパが出てきてしまう。
まてよ、『てけれっつのぱっ』 落語・死神の呪文だった。
明日お会いするのが楽しみです。
『二十四孝』の残酷さに対しては魯迅も戦慄して革命に走らせる要因となったと平岡正明「大落語(下)」は語ります。