汗ばむような好天気。
まず称名寺を目指して二人でサイクリング。
いつの間にか風が心地よい季節になっている。
池の亀ものんびりと遊泳中。
称名寺庭園の奥から隧道を抜ける。
特別展〝徒然草と兼好法師〟開催中。
主要出品作品リスト14の『徒然草 袖珍奈良絵本 居初つな写』と 別の『つれつれ草ゑ入』の二冊が提供情報の豆本。小さい本を作るという試みは古今を問わずあるのだ。
それとは別に、展示品の多くが和綴本なのに主要出品作品リスト 10の『徒然草 伝光悦・光広書写本』は、いわゆる和綴でないことに気が付いた。和綴じ特有の片面印刷(手書き)袋とじではない。
ノド(折り丁の折り目)に二つの穴が二箇所に見えており、折丁を糸で綴じている。解説によると厚手の紙で両面に手書きしてあるようだ。撮影できぬのが残念。
江戸期に、いわゆる和綴以外の綴じ方があったのだ。
この項は継続調査とする。
自分の人生と比べて情けなくなるのです。
私が知らないだけで大抵のことは先人が試みていますよ。
読書家のsaheiziさんがそう仰ると挫折、頓挫だらけの私も少し安心できます。