昨日は支柱がセットされて、丸みを帯びていた葉も朝顔らしい形になっている。
さて、並四小本の図書室で面白いものを見た。 書架の一角、栞紐が全て外に出ている。
(このサイズでは見難いので、写真をクリックして大きくしてください)
ここだけではなく、あちらもそちらも栞紐がだらりと下がっているではないか。
イヤー、子供は面白い。
君はヒモに気が付いた。面白いところに目を付けたものだ。
「本にヒモがついているけれどこれはなんだ。これも、それもついている、しまっておいては見えない。せっかくついているのだから見えるようにしよう」
それとも
「引っぱって本を出すヒモが出ていないと不便だ。出してあげよう」かな。
それは、ここまで読んだという目印に使うのだよ。引っぱってはいけない。そんなことは誰も教えてくれなかったのだね。
おかげで、途中で切れている栞紐を幾つか発見できた。 ありがとう。付け替えて、悪いが全部本にはさんでおいたからね。本を読むときに目印にしてね。
本を返すときには、ヒモを外に出しっぱなしにせず、どこでもよいので、全部を本の間にはさんで返してください。出しっぱなしにしたり、はじっこを出したままにしておくと擦り切れるし、引っぱって本を出す人が出てきてヒモが切れたり本がいたんでしまいます。みんなで読む本なので、ていねいに扱ってね。
それから、朝顔はもうすこし育つと支柱に巻き付いてのびていくけれど、それに気が付いても巻き付いたツルを真っ直ぐ伸ばしてはダメだよ。巻きついていく朝顔を観察しようね。
wikipedia.によると
紙や布、樹脂など薄い素材を加工した一片が用いられ、読んでいるページに挟むことで目印とすることができる。付箋も同様の用途として使用される。本の背の上部に取り付けられている紐(ひも)も「しおり」と呼ぶことがある(これは特に「スピン」あるいは「栞紐(しおりひも)」と呼ばれる)。
語源は、木の枝を折ることで山道などを歩く際に目印としたことから。転じて、本をどこまで読んだかという目印や初心者のための手引書などを「しおり」というようになった。ただし、「しおる」を「枝折る」と書くのは当て字で、もとは物を撓める意の「しほる(撓)」が意義分化を起こしたものである。ハ行転呼によって平安末期に「ほ」がワ行音化した結果、仮名表記までも「しをる」となり、さらに意味面から「枝折る」という漢字表記が生まれたものらしい。山道などを歩く際、迷わないように木の枝を折って道しるべとする事から、目印にするという意味から「枝折」と書く。
なんでなんで。
そうするとこのひもに朝顔のつるが巻きつくように、先生やおとなたちがからんでくるから。
あーあのブログね。
そうそう。それから巻きついてきたネタを無視してはいけないよ。どんな花が咲くかたしかめよう。
花が咲いた後は「種」をとって、次の学年につたえよう。
なーんてね。(失礼しました、いってきまーす)
行ってらっしゃい。