今月のうなぎ

3-549) シラスウナギ豊漁は誤報

シラスウナギ豊漁!期待が膨らむ10日(2014年6月)の夕刊一面トップ記事。
                    ※2020年のシラス情報
 
 ウナギ値下がりの夏 稚魚豊漁 
 高騰が続いていたウナギの価格が、今年は下がりそうだ。稚魚のシラスウナギの漁獲量が前年の2倍の水準に回復し、昨年は1Kg当たり248万円まで高騰した取引価格が、50万~60万円に値下がりしている。シラスウナギの主要な産地では、すでに昨年の漁獲量を大幅に上回っている。

 今夏以降には、店頭でのウナギの値下がりも期待できそうだ。
相場の先安感から、土用の丑うしの日に向けスーパーなどでは販売価格を昨年より1~2割安くする動きが出ている。うな重などを出す専門店も今後値下げする可能性がある。

 国内有数の漁獲量を誇る高知県では、昨年12月下旬の解禁から2月15日までの漁獲量が248Kgとなり、過去最低だった昨季(23Kg)の10倍を超えた。鹿児島県でウナギを養殖する男性は「昨季が度を越した高値だったので、やっと正常になったという印象」と話す。

 
 それから二日経って12日の夕刊。
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 タイミングが悪すぎる。10日の記事はなんだったのだ。
 『稚魚豊漁
 『248万円が50万~60万円に値下がり
 『昨年の漁獲量を大幅に上回っている
 『10倍を超えた
 『正常になった
 冷静に考えてみれば、それは内の話なのだ。
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 ウナギシラスがこんなに減っている状態で、少しばかり増えたことを『豊漁』ということ自体が間違い。10日の記事は誤報だ。

 それにしても、我が『月一鰻』はいつまで続けることができるのだろう。

 やはりここに  頑張ってもらうよりしょうがない。
Commented by saheizi-inokori at 2014-06-14 10:46
基調は死につつある私が「今日は昨日より元気だ!」というようなものでしょうか。
Commented by 横浜の郁夫です at 2014-06-14 17:33 x
稚魚のシラスウナギを捕獲して卵も取らずに食べてしまっているので次第に減っているのでは、禁漁区や禁漁期間しか特効薬はないのでは無いかと思うのは、あまり食べない素人考えでしょうか
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by ikuohasegawa | 2014-06-14 04:30 | 今月のうなぎ | Comments(2)

十や十五連休なんて目ではない。三百六十五連休が始まった私。


by ikuohasegawa