3-580) 今やらないと来年寒いから薪を割る
2014年 07月 16日
これまでに崖の石積み業者を紹介してもらったり、ウッドデッキの修理DIYなどアドバイスをもらっているが、無口な方なのでこちらが見かけたときに聞くだけ。
先方もそれを嫌がっている風でもないので、私が用のあるときだけ利用?するという関係が出来上がっている。
あちらもこちらも、それ以上の濃い関係を期待していない。さっぱりしたお付き合いで嬉しい。
昨日も、私が林の小道にかかる枝を切ったり落下枝を処分していると、チェンソーのエンジン音が響き始めた。
Y氏からは、この作業についても学んだ。
その結果、この地に家を建てる前に抱いていた夢を一つ諦めた。
それは『薪ストーブ』
極寒の軽井沢へ到着。
一歩屋内に入るとそこは薪ストーブに暖められた別世界。
チロチロ燃える炎を見つめていると・・・。
パイプに火をつけ紫煙を燻らす。
やっぱり、薪ストーブだ。
夢を具体化する段階で気がついた。薪ストーブなのだけど薪はどうするのだろう。で、隣人になるはずのY村氏に問うた。
「薪を買って燃やすと石油ストーブより高い。森林組合から間伐材の2メートル丸太を買っている」
「トラック一台、軒先下ろしだから裏へ運び、チェンソーで切って薪に割る」
「割ったものは水分が多いので最低一年間は積み置いて乾燥させる」「今、割っているのは来年用の薪」
速攻、薪ストーブは断念。
炎ではなく現実をみつめなくっちゃ。
パイプを燻らすって言っても、タバコは吸わないから格好の付けようがない。
それより何より、この歳になってから、一年中、来年用の薪を割る生活はしたくない。腰によくない。
Y村氏は、今日も元気で薪割りをしている。
Chiは「いつも薪割りをしているけど、Y村さんは薪割りが好きだね」って言うけれど、好きでやってるんじゃないと思うよ。来年寒いから薪を割っているのだと思うよ。
ゴミ焼却は無理でしょうけれども。
私は口先アウトドア派なので軟弱そのもの、掃除をしないですむからペンションに行くのです。
基本的にそういうことは好きです。が、薪はワンシーズン約300束必要だそうです。それに恐れをなして、石油ファンヒーターと床暖の世話になっています。ペンションの方が楽です。
我家は海岸、子育て中は良かったのですが今や無用の長物、かつて,信州に買った土地はオイルショックの時に隣り合って買った夫の友人が知らないうちに売ってしまった、たったの100万円に化けてしまいました。以来山の土地はない。
我家の人間、私ばかりだけでなくて皆なお人好、ただのお人好しでなく馬鹿がつくの。
だますより,だまされる方で良いのかもですが。
季節を問わず来ていましたが、今では4月から11月になりました。今夏は義姉夫婦が参っております。この先、いつまで活用できるのやら。