うなぎ

3-718) 今月の鰻 番外編

おじさんの遠足・伊豆編帰路の定番コース、三嶋広小路の桜家へ寄った。

ピークを過ぎた14時頃だったので、すんなり入店。
小部屋に通されて20分くらいで、『うなぎ重箱(2枚)』登場。

3750円は「高い」と思ったが、重箱いっぱいの見事な二枚の蒲焼きを目にするとそうでもない。
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程よい焼き上がりで、ふわりと柔らかいご飯の、タレ具合は好みがあるので卓上に追いタレが用意してあった。山椒も香り高く鮮度良し。欲を言えばご飯はもっと温かいと、もっと美味しくいただける。


店横の三石神社に通じる道へ迷い込み、参拝してもどる。
桜家の裏手はこんな按配。

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立て込み用の黒い容器が山積み。やはり繁盛店なのだ。

このあと、沼津漁港へ寄り土産の干物を仕入れて帰浜。
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本年のおじさんの遠足、終了。






【桜家のうな重は2枚、3枚、4枚】


松、梅、竹。とか、特上、上、並。という品書きの鰻屋では「どう違うの?」「松は・・・梅は・・・」というやり取りを聞くことが多い。

これから親しくなりたい異性と行けば『特上、上、並』では選択に迷う。
並ではケチ臭い。
上では気持ちが伝わらぬ。
特上では見栄を見透かされる・・・。

その点、桜家のうなぎ丼は2枚、3枚。うなぎ重箱は2枚、3枚、4枚。
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品質、価格ランクの選択ではなく、量の選択になるから決定し易い。その代わり一枚単位だから価格差は約1200円。これを出来るのは繁盛店だからだ。普通の店はサイズの違う鰻の重量差や、半身を加えて4~500円差のメニューを構成していたりする。

私が経験した最悪の品書きだったのは『並、上、特上、特選』の特選。
身が厚くてデカイ巨大蒲焼の鰻重。大きく育っていれば美味いということでは無いことを痛感した、痛恨の選択ミスだった。ことがある。

適正サイズを一枚単位というのは、桜家の矜持だと思う。





Commented by ikemoto04lp at 2014-12-02 07:51
桜家に寄りましたか。そのボリュームであれば、むしろリーズナブルじゃないですか。
 辞めた前の会社の営業所が三島にあり、桜家はすぐ近くだったので、仕事で行った折、ぜひ昼食をと思ったのですが、生憎休みでした。
Commented by まるえ at 2014-12-02 08:17 x
風祭の鰻屋さんに行かれたことはありますか?
有名なお店なそうですが、どんなところかと思っています。
Commented by saheizi-inokori at 2014-12-02 10:29
松と竹の違いはなんですか?と聞いてから注文することも多いです。
量の違いという返事が大半です。
Commented by ikuohasegawa at 2014-12-02 14:01
アルチュさん
ほんとほんと。満足しました。
それにしても、「4枚」を注文する人はいるのでしょうかねえ。
Commented by ikuohasegawa at 2014-12-02 14:10
まるえさん
友栄という有名店らしいです。
小田原勤務だったアルチュ氏から、話だけ聞いていますが、行ったことはありません。
Commented by ikuohasegawa at 2014-12-02 14:14
saheiziさん
そうなのです。
量の違いなのに、松、梅、竹、というランクが絡んでいそうな表示をするから訊ねてしまいますよね。
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by ikuohasegawa | 2014-12-02 04:52 | うなぎ | Comments(6)

十や十五連休なんて目ではない。三百六十五連休が始まった私。


by ikuohasegawa