霧の写真を撮ったら「霧にむせぶ軽井沢」というフレーズが浮かんだ。
♪霧にむせぶ夜♪からの連想だ。
この歌詞は、霧を吸い込んで咽ぶ夜ということではなく、俺(省かれている主語)が霧の中でむせび泣く夜という意味だ。
「霧にむせぶ軽井沢」という言い方は、泣かないと成立しないような気がする。しかし検索すると霧にむせぶゴルフ場とか、○○湖、○○湿原など「霧にむせぶ《地名》」という用例は幾つもある。
皆さん、霧の出ている《地名》を形容するかのように使っている。私と同じ連想なのだと思う。
誤用臭いが、今日はこのまま進める。
霧にむせぶ軽井沢。
ロマンチックな響きだけれど晴れてほしい。
こんなモヤモヤした日はもういい。
「いい加減にせんかい。なにが霧にむせぶ軽井沢じゃ」
もっとも「むせぶ」の意は、
喜びや悲しみがこみあげ息をつまらせながら泣く。
だから、また今日も霧かとうんざりしている私がむせび泣いてもおかしくはない。
「霧の軽井沢でむせぶ私 」
これなら良いだろう。
昨朝5時、霧は無し。
「今日は晴れ間が出そうだ」
晴れましたねえ。
所用で立ち寄った追分駅前の青空。
11日振りの夏日が気持ち良い。
まだまだ、こうでなくっちゃ。
それなのに今朝は雨が降っています。朝方だけだそうですが。