所用があり赤城山方面へ出掛けた。
妙な地名に遭遇。
直進、鼻毛石。
「キミは他人に鼻毛が出てますよと言えるか(北尾トロ:著)」を思い出した。
社会のチャック(ファスナーのことです)は教えてあげるけれど鼻毛は言わない。鼻毛は出ていても社会問題にならないからなあ。あちらと違って。
Wikipediaに項が有った。
鼻毛石町地名の由来
町内にある鼻石 (はないし)が由来とされている。また、前橋市に合併する前には、はながいし(鼻ヶ石)と表記することもあったが、前橋市に合併後、鼻毛石と表記されるようになった。 上記の鼻ヶ石から合併後に鼻毛石となった説のほかには、鼻石に草が生えており、それが鼻毛に見れたからという説もある。
鼻石もしくは鼻ヶ石が、前橋市と合併後「鼻毛石」になったという説が腑に落ちない。
ある日突然「鼻毛石」では地元が嫌がるだろう。で調査・・・するまでもなく直ぐ分かった。
写した町内の交差点名をよく見ると、宮城村 鼻毛石が残っている。
合併前に勢多郡宮城村鼻毛石だったのが、前橋市鼻毛石になっただけである。
よって、Wkipediaの前橋市に合併後「鼻毛石」は誤り。
町内の「鼻石」の存在は帰宅後知ったので見物していない。Web上には幾つもUPされていた。
鼻つながりで「鼻顔稲荷神社」
こちらは佐久市岩村田にあり「はなづらいなり」とお読みする。
案内板によると鼻顔稲荷神社は、永禄年間(1558年~1569年)に京都伏見稲荷から勧請されて鼻顔の地(現花園町)に創建された。社名は地名から鼻顔稲荷神社と命名されたという。
現在の地名は鼻顔ではなく花園町。
京都の花園は平安時代の貴族の庭園の花に由来。埼玉の花園は戦国時代の花園城に由来。
佐久の花園町は、その前の地名・鼻顔の由来とともに、調べてもよく分からない。
佐久市岩村田は中山道以前からの宿場町。湯川を渡った町外れに遊廓があったからの花園町という説が有った。
勿論、今は鼻顔稲荷神社が象徴するように神聖な町であります。が、嫁に行けなくなったと言われても困るので、ここは字を小さくしておきました。
鼻毛石とか花園=遊里だったとか、あまり言われたくはないよね。