こういう例もあるが、未返却図書で検索をして一行目に出てきたのが、八重山毎日新聞の記事米オハイオ州シャンペイン郡の図書館に、返却期限切れの本が一冊戻ってきた。本の延滞自体は珍しいことではないが、その本の返却期限を確認した職員は驚愕の事実に気付いた。なんと、その期限は1972年7月17日だったのだ。つまり、41年遅れである。
だが、返却期限以上に図書館の職員たちを驚かせたのは、本に添えられた一通の手紙と延滞金だったという。手紙には、署名なしで次のように書かれていた。「返却が遅くなったことをお詫びします。実は私、読むのがすごく遅いのです! 一日につき2セントで41年分の延滞金、計299ドル30セント(約3万円)を同封します。本当に申し訳ございませんでした!!」
「石垣市立図書館(吉見武浩館長)の未返却図書が2014年3月末日現在で2790冊」
事件化していないから未返却図書などと言っているが、早い話が「盗られた本」だ。
ボッティチェリの≪聖母子(書物と聖母)≫のページキーパーを調べた過程で、それとは無関係な面白いものを見つけた。
まずこの写真を。
BOOK型ストラップのアップ写真 ?
いやいや、鎖付きの図書なのだ。
続いて、イギリス西部ヘレフォード大聖堂の図書館。
鎖につながれた禁書に見えてしまうが、盗難対策らしい。
ちなみに横浜市の場合
「横浜市の図書館から5年間で9万5120冊の本が無くなっていたことが分かった。
横浜市の図書館から毎日55冊の本が消えている。・・・」
という報告もあった。
あーあ。
この本も鎖につながれているが、目についたのは小口のリボン。
図書館の恩恵にあずかった人は、他の人にも読ませてあげなくてはいけませんよね。返却は勿論ですが扱いも丁寧にしたいものです。