台風の名前について記した 3-857)で
※ 台風委員会
北西太平洋または南シナ海で発生する台風防災に関する各国の政府間組織、日本ほか14カ国等が加盟 。
としたら、構成国等は14なので「日本はじめ14カ国等」とすべきと鍵コメントをもらった。
読み飛ばしてコピペしたから気が付かなかったが、そのとおりだ。
気象庁のHPからの引用部分なので訂正せず赤字部分を足した。
※ 台風委員会(気象庁のHPより)
北西太平洋または南シナ海で発生する台風防災に関する各国の政府間組織、日本ほか14カ国等が加盟 。
( 「日本はじめ」だろうという指摘があったが原文のママ)
たしかに「ほか」は特定の事柄とは別のものをいう。程度や事柄がある基準の外にあることを表わす。つまり基準(日本)を含まない。「日本ほか14カ国」と表記すれば日本+14カ国で15カ国になる。
参加国が14カ国であれば「日本はじめ14カ国」とすべきである。
小学校の遠足のお菓子は100円以下と決まっていた。と記憶している。
八重山毎日新聞
「遠足のお菓子は100円以下です。100円以上持ってきてはいけません」というと、100円はどっちだということになる。
以上、以下は基準を含むから「遠足のお菓子は100円以下です。101円以上持ってきてはいけません」というのが正しい。
長じて?老いて、団地の規約改正に関わった時、バイクがらみの条文で明確に意識した。
以上以下は基準を含む。
以上と対義になるのは、未満=未だ満たず。
以下と対になるのは「より上」「を超えて」「超」など。
バイクがらみの用法としては、200cc以上 200cc未満。50cc以下 50cc超。
上記のようなことや、算数で習ったことが残っているため基準を含むのが「以下」、含まないのが「未満」と覚えているが、必ずしもそれが全てとは言えない。
「あいつは小学生以下だ」と言った場合、彼のレベルは小学生より下ということだ。
小学生と同レベルなら「あいつは小学生並みだ」となる。
冒頭の「ほか」と「はじめ」も、文章に基準となる数値が含まれていない場合は、どちらを用いても一概に誤りとは言い切れないように感ずる。
日本ほか全加盟国が・・・。
日本はじめ全加盟国が・・・。
議長ほか全議員が政務調査費を不正請求。
議長はじめ全議員が政務調査費を不正請求。
全員悪だ。
「はじめ」の方が落ち着きが良いかな。
今、遠足のお菓子は制限金額に消費税を含むかをはじめ、格差?、交換によるアレルギー発症などの問題がありそうだが、どうなっているのだろう。