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4-442) 広辞苑の8㎝が製本の限界

広辞苑の10年ぶりの改訂が話題になっている。
眼にした記事の中では毎日新聞 「広辞苑」10年ぶり改訂 担当者が明かす知られざる魅力が、詳細に伝えている。

一昨日、本ブログにも広辞苑関連のコメントが2通入った。
いずれも広辞苑の厚さ8cmが製本の限界であることを伝えて頂いた。

新刊の第七版は新規収録語約1万語を加えて約250万語。140ページ増えて3216ページになるが本文の厚さ8cm以内は厳守。
ちなみに重さは3.3キロ。3216ページは1608枚ですから1枚当たり2.05gです。
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増える新語と製本限界8㎝の制約で、とられた策は紙を薄くすることだそうです。

まず、手持ちの第二版補訂版・1976年(昭和51年)発行を測ってみました。
確かに厚さはおおむね8㎝。
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ついでに量ってみると重さは2.4㎏。2448ページ(1224枚)ですから1枚当たり1.9g。

比較のため並べて書くと
第二版は厚さ8㎝で1224枚 2.4㎏・1枚当たり1.9g
第七版は厚さ8㎝で1608枚 3.3㎏・1枚当たり2.05g
第七版の用紙の方が薄いのに1枚当たり0.15ℊ重いことになる。

薄い用紙が重い理由は、第六版にありました。 
Wikipediaによると
広辞苑第六版は24万余語が収録される。製本の際に薄くて丈夫な新しい紙を作るために、紙にはチタンが入っている。また、チタンを入れることで薄くても透けない効果がある。第五版よりページ数が約60ページ増え、厚さでは僅かに薄くなったが、チタン入りのため重くなった。
追記:駕籠に乗る人担ぐ人そのまた草鞋を作る人
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by ikuohasegawa | 2018-01-10 04:15 | 製本&修理:関連 | Comments(8)
Commented by ikemoto04lp at 2018-01-10 07:48
私の『広辞苑』は、厚さ1.5cm、重さ220gです。
 ところで、『広辞苑』の、版による1枚当たりの重さの違いはよく分かりましたが、それが何か?
Commented by ikuohasegawa at 2018-01-10 08:18
サマースノーさん
私は紙の辞書が好きです。

何でもありません。紙は薄いがチタンが重いというだけのことです。
Commented by saheizi-inokori at 2018-01-10 09:43
チタン入りとはねえ、紙巻煙草には使えそうもないなあ。
Commented by ikuohasegawa at 2018-01-10 13:46
saheiziさん
編集部も大変な努力をしているようですが、製紙会社も辞書用用紙の開発を繰り返しているようです。
思い出しました。
「駕籠に乗る人担ぐ人そのまた草鞋を作る人」
Commented by 広島の郁夫です at 2018-01-10 14:23 x
昭和十四年の広辞林は約7センチ、1986ページで収録語数は載っていませんがワ行の「ゐゑを」で始まる言葉もあります。厚さはあまり変わらず5割以上ページが増えているとは印刷と編集力の進歩でしょうか。
Commented by まるえ at 2018-01-10 21:21 x
チタンか・・・・すごいぜ、広辞苑。
Commented by ikuohasegawa at 2018-01-11 04:30
広島の郁夫さん
親譲りの広辞林でしたね。

編集力には製紙会社への依頼要請、圧力も含まれるのでしょうね。
Commented by ikuohasegawa at 2018-01-11 04:31
まるえさん
チタンです。すごいです広辞苑。
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