ダイソーの切手型マスキングテープはさておいて、切手シールの豆本を試作。
青赤、桃色水色が子どもの好きなカラーだと知っているが、私はオリーブグリーンの色画用紙を選んだ。子ども向けプレゼント豆本だからといって、子どもに媚びない。
切手シールのアンティーク調の色合いにマッチしてシックな仕上がりになる。
サイズは縦35㎜横45㎜の横長。
切手シールの文字が横書きなので左開きとする。
大人の事情で1冊に使う切手シールは10枚以内。
表紙に1枚貼ると本文用シールは9枚になる。
それを両面に貼ると本文用紙は5枚。少し厚い色画用紙とは言え5枚では薄い。
束(つか=厚み)を出すため横90㎜で切り出し半折する。
その折山を小口にして2枚合わせで本文用紙10枚に嵩ましする。
表紙で本文を包み、表紙には断ち落としでブッカーを貼る。
ということで、サンプルを作った。
これを見た女子図書委員は「今、欲しい」と、職権乱用気味の申し出。
女子教諭は「私も3冊読めばもらえるかしら」と、自制を利かした要望。
とりあえず、女子にはウケている。幸先良い滑り出しである。
小学校の春休みは3月26日から4月5日までですから、3月末までに仕上げねばならぬ。
ボーッと生きてる暇はない。
お気づきでしょうがホチキスを使っています。
【言い訳】ホチキス留めは製本方法としては安直・チープ感が漂う上、経年劣化で針が錆び本文を汚す。かといって、接着剤で本文背を固める無線綴じの豆本は強度が無い。さりとて、糸で綴じるほど手間はかけられない。
という葛藤の末、量産対応策としてホチキス留めを採用しました。