昨9日は横浜にも雪が積もるという予報が出ていました。
これほどの雪ダルママークオンパレード予報はチョット見ない。
期待ふくらみました。
ええ、雪が積もるのは好きです。
しかし、土の露出した工事現場が白くなっただけ。
期待外れに終わりました。
保土ヶ谷区の修理ボランティア養成講座の二回目(7日)が終わっています。
あの日は最高気温16度という暖かい日でしたから、サポーターの皆さんに余分な迷惑をかけずに済みました。
オジサン受講生が破れた見返しと表紙の角を修理しています。
この方は、ゆっくりですがキチンと仕上げておられました。
受講生の中には慎重というかテンポが緩いというか手が遅い人がいる。
それぞれのテンポで修理を進め、遅い人がサポーターの援助で追いついたら皆で次に進めるように、修理工程の途中までを説明して「はい、ここまでやって下さい」と区切る。
せっかちな私ですが修理講座を進めるときには、テンポが遅い方に苛つくようなことはありません。
むしろ、工程を察して、あるいはテキストを読んで、先へ先へと進もうとする人を見ると少し苛つきます。
「あなたはフライングです。ちょっと待って下さい」とブレーキをかけることもあります。
ブレーキをかけにくい受講生もいます。
私が説明をしていると次の工程を一々口に出すのです。
「ここをこうして、線のところで「ああ、折るのね」折ってください」
「先に剥がした見返しをボンドで「貼るんだ」貼ってください」
私の先取りするのはやめてください。
寄席の客席で落語のオチを連れに説明する客と同じだね。
そもそも、皆さん口に出さないだけで落語のオチは知っているし、修理工程も予想できています。
まさか、講師との対等感を周囲にアピールしようという意図ではないでしょう。理解を表明する独り言でしょうが音量が大きすぎます。私にも皆にも聞こえて耳障りです。講師やりにくいです。
できれば区切りがついたところで「アー、ソレソレー」とか「それからどうした」って言っていただくと、講師やる気がおきます。
度重なる割り込みに、つい反応してしまいました。
(人間ができていませんね。無視しつづければいいのに。)
「次は「花布ね」いいえ、花布は間違いです。手を付けません。次はシオリひもです」
オバサンの隣のオジサンが私の顔を見てニヤリとしました。オバサンの発する連続不規則発言を苦々しく思っていたようです。
それでも敵はめげません。というか、なにも感じていません。
「丁度3時ですから「休憩ね」10分間休憩します」
休憩中は休憩しなさいよ。来るんじゃない。
私も休憩中なのだから、話かけに来ないでください。
色々な人がいる、人生何ごとも修行だ。と言われても、発言先取り粘着系のご婦人は苦手です。