181) 散った蓮の花は、チリレンゲ。

佐原水性植物園では6月のあやめ祭りに続きハス祭りが7月7日から始まるが、3日に出かけた。老人性セッカチで待てない訳ではない。スケジュールの都合でそうなった。
定年退職後は色々様々なスケジュールを調整せねばならぬ。会社勤めの時はアポなしOKだったが今の私はアポなしでは合えないぞ。

ハス。その姿は一種神々しい趣を漂わせる。未明に花を開き日が沈むと花を閉じる。それを三度繰り返し次に花開いた後は花びらを散らす。散蓮華。    写真をクリック・大きくなります
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ハスと睡蓮の別が明確に解らない。少し調べてみた。 

スイレン目スイレン科とスイレン目ハス科で近い関係のようである。
左がハスで右が睡蓮
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ハスは茎を1m~2m近く伸ばして空中で花を咲かせる。睡蓮は水面に浮かんで花を咲かせる。共に大きな葉であるがハスは撥水力(防水加工)がある丸葉なのに対し、睡蓮の葉は親水性で大きく切れ込みがある丸葉。(ハスの葉の上の水玉は良く見るところである。)
睡蓮 : 和名はヒツジグサ(未草)といい,ヒツジは「未の刻(今の午後 2 時)」で,そのころに咲くといわれているが,実際は明るくなると開き暗くなると閉じる。眠るようなので園芸上の呼び名を睡蓮という。
ハス : 蜂の巣状の花托に果実が実ることからハチス→ハスとなったという。
その花托は花びらが落ちた後も種を保護する。秋に種が十分育つと首が折れて水面に落ち、種を蒔く。花托をドライフラワー状にしたものを見たことがあるが、このハスの花とは結びつかなかった。 食用のレンコンはハスの地下茎。
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はやし始めたヒゲのようで親しみがわく。

※ 鍋料理を頂く時使うチリレンゲのチリはテッチリと関係が有ると思っていましたが違ってました。ハスの花を蓮華という。散ったハスの花びらはチリレンゲなのだ。
     
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by ikuohasegawa | 2007-07-05 10:16 | Comments(0)

十や十五連休なんて目ではない。三百六十五連休が始まった私。


by ikuohasegawa