そんなに干したものがうまいか。というおたずねだが、椎茸の例を上げるまでも無く美味しくなる。水分が抜けて濃厚になるから。
肉体が干からびると干からびたものを好むのか。というおたずねだが
正しい様に聞こえるがちがう。第一に干からびるのでなく、成分を濃くするため水分含有量を減らすとご理解下さい。人間も同じことで老人が意固地・頑固になり固執するのは将に性格が濃くなるからです。
第二に老人だけが干し物を好む訳ではない。嫌いなものはその味が濃厚になれば、たまった物ではないがたいていのものは濃厚になると旨くなりそれを好む人は年齢を問わず多い。オマケに保存がきく。アルチュさんは干すよりアルコール漬けによる長期保存計画を自ら実践しておられる様ですが、それも保存はきく。
市販のドライフルーツは砂糖をまぶしたり浸み込ませたりしているから、私も旨いとは思わない物も多いが、自家製は別だ。アルツさんにも一度食べさせたいとに思わなくもない事もない様な気が微かにするが錯覚だと思うし、もったいないのであげない。
簡単なのでやってみたら。先ずは一番簡単なトマト。
お安いトマトを購入できたら4っつ(大玉なら6・8)にカットし、とりあえず60度くらいのオーブンで1時間加熱。
焦げない程度で水分を蒸発させる。できればこの後、天日にあてる。適当で良いが2・3日お願いしたい。何故私がお願いしなくてはならんのだか解らないがお願いする。
本当は全て天日干しが良いがトマトは水分が多いのでオーブン利用。我が家には無いが食器乾燥機でもできそうだ。
ころあいを見計らって、保存のためオリーブオイルに漬け込んでおく。スパゲッティーでも食べる時のソースやトマト煮込みの調味料としてどうぞ。トマトの味が濃厚になり一段二段美味しくなること請合い。イタリア料理の調味料として売っているぐらいですから美味しくて当然。いわゆるドライトマトのオイル漬けの完成。
どうぞお試しあれ。
その他①
この夏プルーンも乾した。
大玉を半割りにして種を取り乾燥。右側は小粒の品種のプルーンを半割と丸で乾燥。
丸は皮が堅いのでフォークで刺しておきオーブンで2時間乾燥後、天日で4日間干しております。
いろいろ干しております。
因みに、干し椎茸も個人的な好みの問題だと思いますが、私はあまり好きではありません。アルコール漬け保存食は美味そうですね。何か良い例はないですか。こちらは手間ひまかけてもやれそうな気がします。
その①干し椎茸の食べ方。美味しくないのはダシを取ったカスの煮物を食べてるからです。戻して焼いて食べて。勿論、どんこの厚手。干し椎茸のステーキ。コレはホントにうまい。
その②アルコール漬けと言ったのは物を漬ける事ではない。あなたが今そういう状態だと言っているのです。今のままであなたは長期保存可能です。
その①それでもやはり、干し椎茸の美味い、不味いは個人的な好みの問題だと思います。だいいち、ステーキにする位のそんなぶ厚いどんこなんか食べたことありませんからッ!(ヒロシ風に)
その②そうですか。アルコール漬けとは私のことでしたか。でも、私は、死して名を留むることなぞ考えていませんし、ましてやミイラなんぞになって半永久的に保存されるなんてぇのはマッピラです。(冗談に対してチョッピリ真面目に反論しています。)
それより、ほんとにアルコール漬け保存食で美味そうなのはないのですか?有り余る時間を活かして研究してみて下さいよぉ~。