新聞・書籍の印刷・出版・販売にまつわる話だが、経営環境は非常に厳しく、何があってもおかしくないという事を聞いた。
過日、日経済新聞、朝日新聞、読売新聞が提携するという報道があった。
日本経済新聞社と朝日新聞社、読売新聞グループ本社の大手新聞3社は24日、災害時の新聞発行に関する相互援助協定を結んだと発表した。
昨年10月に合意した提携の一環。地震などの大災害や大規模なシステム障害が発生し、ある新聞社で紙面の編集や印刷ができなくなった際、ほかの社が制作や印刷を代行する。3社は既に災害時などを想定した独自のバックアップ体制を整えているが、相互援助協定の締結で、新聞のより安定した発行に向けて万全を期すことにした。3社はこれまで、インターネット上の共同ウェブサイト「あらたにす」を開設したほか、新聞の共同配達を行うなどの提携を進めている。(2008年3月24日 読売新聞)
「あらたにす」←
朝日VS読売 と言えば記事では角突きあわす事の多い間柄であるのに、経営環境はそれを乗り越えて手を組まざるを得ない程なのであろう。先の先輩は 『相手にされない毎日は配達できなくなる。早晩、駅売りのみになる』 と断言。
話は変わる。
退職したとき購読雑誌を整理したが、唯一、藝術新潮だけは、退職の勢いで、3年の定期購読契約を結んだ。したがって、毎月無料?で手元に届いている。
先払いしただけなのに得した気分。勢いとは有難いものだ。 ?
4月末日着の5月号はムーミンが表紙。
そこに 「異な!?」 と感ずるリーフレットが同封されていた。
確かに私は、芸術新潮の読者であり、文芸春秋の元読者である。
退職を期に、文芸春秋誌は日経新聞と共に購読を中止したからDMターゲットとしては的中している。けど、「何でそんな事を知っているのよ」という感じだ。
障害者団体の郵便物に電器屋のリーフレットを入れ料金を誤魔化した「 何! 」 という事件もあったけど、新潮社の配送物に文藝春秋社のリーフレットをいれる。 これは 「異!?」 でしょ。
出版社も、何があってもおかしくない様だ。