2009年 03月 22日 ( 1 )

738)  余計なお世話

eXciteブログでやっと始まった地図を使ってみた。
これまでは他所で地図を出し印刷してスキャナーで読み取り・・・・・という作業をして地図を載せていた。
アイコンだけで線は引けないという不満は残るが楽になる。

毎年のことだが3月のこの時期、信州は見るべきものが無い。雪が融け寒さは緩んでいるが、芽吹き花が咲くのは未だ先のことになる。でも、「春になった」という実感は、何も無いこの時期が一番強く感じる。暖かくなったという嬉しさがあるからだ。

で、厚ぼったい上着を脱いで小諸の布引観音へ行ってみることにした。本当に暖かな日だった。
強欲な老婆が布を角に掛けた牛を追って行きついたのが善光寺だったという伝説『牛に引かれて善光寺詣り』のスタート地点がココ、布引観音。

千曲川沿いの駐車場から始まる参道は結構急峻な険しい山道。20分ほど上ると仁王門。この門の上にそびえたつ崖に観音堂が見えた。あれっ、崖観音。ここも観音様。懸造りだ。一月に房総・笠森観音で、ものすごい懸造りを見学した。
懸造は観音信仰霊場に多いのが特徴であり、その理由は華厳経に「補陀落山に観音菩薩が住まう」とあることにより、岩山を浄土と比定してその上に仏堂が造られるようになった。
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参道を更に数分登ると寺務所へ出る。手前の枝は桜の木。咲けば桜の花越しの観音堂の写真がさぞ美しかろう。遠くに浅間山が見える。
谷を挟んだアングルだが、雑木・竹が茂って懸造りが一部しか見えない。惜しいことだ。夏に葉が繁ったらもっと見えなくなってしまうだろう。あちこち、もう少し手を入れたい。宝の持ち腐れ。

寺務所から岸壁をくり抜いた洞窟を抜けると観音堂だが、寺務所の横に乗用車があるではないか。
なんだー。ネタばらしされたマジックのような感じ。一生懸命上ってきたのに。

観音堂のある崖は諏訪山とはいうものの千曲川の河岸段丘(?地理学的には違うと思う)で御牧ヶ原台地の端。当たり前と言えば当たり前だけど台地の上は平で道路がある。谷筋を一生懸命上ってきたのに。関係者は車かよ。宗教者は毎日が修行だろうという気がしてしまう。

というか、コッチの台地から車で来て参拝出来ればもっと参詣者は増えると思うよ。高齢化しているのだから。
楽して参拝すると修行にならないってか。修行より観光!観光!収入を上げてもっと手入れをなさい。
宝が朽ち始めているではないか。あちこちで。

『余計なお世話』 でした。
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by ikuohasegawa | 2009-03-22 06:12 | 散歩・お出かけ | Comments(0)