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738)  余計なお世話

eXciteブログでやっと始まった地図を使ってみた。
これまでは他所で地図を出し印刷してスキャナーで読み取り・・・・・という作業をして地図を載せていた。
アイコンだけで線は引けないという不満は残るが楽になる。

毎年のことだが3月のこの時期、信州は見るべきものが無い。雪が融け寒さは緩んでいるが、芽吹き花が咲くのは未だ先のことになる。でも、「春になった」という実感は、何も無いこの時期が一番強く感じる。暖かくなったという嬉しさがあるからだ。

で、厚ぼったい上着を脱いで小諸の布引観音へ行ってみることにした。本当に暖かな日だった。
強欲な老婆が布を角に掛けた牛を追って行きついたのが善光寺だったという伝説『牛に引かれて善光寺詣り』のスタート地点がココ、布引観音。

千曲川沿いの駐車場から始まる参道は結構急峻な険しい山道。20分ほど上ると仁王門。この門の上にそびえたつ崖に観音堂が見えた。あれっ、崖観音。ここも観音様。懸造りだ。一月に房総・笠森観音で、ものすごい懸造りを見学した。
懸造は観音信仰霊場に多いのが特徴であり、その理由は華厳経に「補陀落山に観音菩薩が住まう」とあることにより、岩山を浄土と比定してその上に仏堂が造られるようになった。
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参道を更に数分登ると寺務所へ出る。手前の枝は桜の木。咲けば桜の花越しの観音堂の写真がさぞ美しかろう。遠くに浅間山が見える。
谷を挟んだアングルだが、雑木・竹が茂って懸造りが一部しか見えない。惜しいことだ。夏に葉が繁ったらもっと見えなくなってしまうだろう。あちこち、もう少し手を入れたい。宝の持ち腐れ。

寺務所から岸壁をくり抜いた洞窟を抜けると観音堂だが、寺務所の横に乗用車があるではないか。
なんだー。ネタばらしされたマジックのような感じ。一生懸命上ってきたのに。

観音堂のある崖は諏訪山とはいうものの千曲川の河岸段丘(?地理学的には違うと思う)で御牧ヶ原台地の端。当たり前と言えば当たり前だけど台地の上は平で道路がある。谷筋を一生懸命上ってきたのに。関係者は車かよ。宗教者は毎日が修行だろうという気がしてしまう。

というか、コッチの台地から車で来て参拝出来ればもっと参詣者は増えると思うよ。高齢化しているのだから。
楽して参拝すると修行にならないってか。修行より観光!観光!収入を上げてもっと手入れをなさい。
宝が朽ち始めているではないか。あちこちで。

『余計なお世話』 でした。
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by ikuohasegawa | 2009-03-22 06:12 | 散歩・お出かけ | Comments(0)

737) 製本ボンドB-1

接着するということは
接着は、まず接着剤が被着材の表面を充分に濡らし、次いで硬化する事で成り立つ。
接着は原子または分子が相互に拡散する溶接とは異なり、接合する界面(bond line)を濡らすために流動性を持った接着剤が被着材の接合しようとする面全体に塗布され、次に硬化し、接合に必要な強度を持つことで接着する。

普通に言うと「ボンドは乾くと硬くなり、二つの物を接着する」ということだが、この硬くなるというのが厄介な場合がある。本の修理をする時は、ボンドが乾いた時『飴の様な』硬さではなく『グミの様な』ある程度の弾性を保った状態で硬化して欲しい。本の背をボンドで固めた時、本を開くと硬い背が割れてしまうのではないかと心配になる。

調べていくと『製本用ボンド』が存在する事を知った。現に『製本材料店』では『製本用ボンド』を販売しているが、一般の小売店では扱っていない。入手しにくいので、修理には手に入れ易い『木工用ボンド』を使っているのが現状である。
ついに入手した。紙工用ボンド B-1 。B は BOOK の B というのはメーカー・コニシボンドに確認済み。
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webで見つけた ツールファーストから届いた。

さっそく年賀状の背を固めてみた。
「仕上がりが汚い」 「でこぼこしている」 などと言わないの。取り急ぎの実験ですから。
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なるほど柔軟性を保って硬化しているので安心して開ける。嬉しい。






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by ikuohasegawa | 2009-03-20 17:23 | 製本&修理:マテリアル | Comments(2)

736) 残雪

我家の北側のウッドデッキ、今年は3月16日時点で残雪は僅か。かろうじて写真に写った。
昨年の3月17日には山のような雪があったのに(写真の右が昨年)
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それにしても、この暖かさはナンだ。と思っていたら翌日はもっと暖かい。日差しを受けると暑いくらいだ。
軽井沢でも16度を記録。ウッドデッキの雪は跡形も無く消えた。
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by ikuohasegawa | 2009-03-20 16:28 | 散歩・お出かけ | Comments(2)

735) お別れ会

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平成二十一年三月十五日。  於 横浜国際ホテル
 
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by ikuohasegawa | 2009-03-16 16:16 | 繰り言 (くりごと) | Comments(0)

734) 三月の鰻は泥亀 ふくしま屋

ウオーキングの往路終点、和菓子・菊月へ向う途中で良い匂い。 「ドコドコ?ドコから?」
こんなところに鰻屋さん。
隅田川と鰻松に続き、旧道沿い三軒目のうなぎ屋さんと出くわした。ハイッ、本日の昼食はココに決定。
のれんを外したら、全く何屋だか分からない店構えだから、結構通行している道なのにこれまで気が付かなかった。
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「いらっしゃいませー」に続いて「ランチはあと一つですけどよろしいですか」と迎えられた。
ランチは一日10名限定。うな丼1150円也。
当然のようにお奨めいただいたので、残り一つという貴重なランチのうな丼と上鰻重。
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35分を経過して先ず、ランチのうな丼が出てきた。蒲焼きが小ぶりなのはしょうがない1150円だから。
小ぶりだけど蒸したて焼きたてで熱々。これはお値打ち。

続いて上鰻重(2200円)が登場。ランチと比較すると立派な蒲焼。
                         写真クリックで大きくなります。
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ココの鰻重はチャンとご飯をよそってその上に、蒸したて焼きたて熱々の蒲焼をのせてある。うれしいー。

銘店の鰻重はどういう訳だか、ご飯が極端に少ない店が多い。しゃもじでご飯をあれほど薄く敷き詰めるのは技術がいるとは思うけど、さすが銘店、とその技(わざ)を誉めるわけにはいかない。ご飯少ない!
「ご飯は蒲焼の敷物か?それとも、ご飯が足りなくなったのか?」と言いたくなるほどだ。
そういう店に限って『うな丼』はやっていない。
「うちは うな丼はやってません、お重だけなんです」 気取ってんじゃないよ。

のれんを外したら、何屋だか全く分からない店構えの『街のうなぎ屋・福島』 お気に入りに登録。
Chiの評価も合格。また来ようと申しております。
ちなみに、ランチはChi、上鰻重は私が担当いたしました。

男尊女卑、亭主関白で私が威張っている訳ではない。体重によるクラス分けです。
体重5kg級がランチで 7kg級が上鰻重ということ。
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by ikuohasegawa | 2009-03-15 04:35 | うなぎ | Comments(0)

733) 季節は春

今回は、称名寺→県立金沢文庫→菊月→帰宅というコースで12,500歩のウオーキング。

称名寺の桜は準備完了という状態で未だ早いが、アチコチのお宅の庭には水仙・桜草・パンジーなどが咲いている。

称名寺を抜け隋道をくぐると県立金沢文庫。折からの展示物、『文選集注と唐物玩味』を見学し金沢文庫方面へ出る。
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ハローワーク近くの和菓子屋・菊月へ立ち寄る。
お店の方が「これが一番人気」と試食までさせてくれた生ドラの他にイチゴ大福・道明寺・草もち・豆大福とそれぞれ勝手に好きな物を購入。
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帰り道、Chiは金沢緑地にて土筆を探す。毎年密集している場所を知っているが、そこは全てスギナになっていた。時すでに遅し。

それでも『春のおひたし』を少々頂いた。こういう物は少々で良い。雰囲気雰囲気。ドンブリいっぱい出されても困る。

そうそう、菊月の報告。
Y本さん自慢の店だけに、どれも結構いけますが、季節柄なのか桜の葉の香りが良い道明寺が印象強い。
あの頃はよく食べたなー道明寺。小林屋・大蔵・ON里元気?

三月半ばだから当たり前だけど間違いなく季節は春だ。

お洒落は季節の先取りと少しのやせ我慢と言うけれど、季節を先取りするとこの時期風邪を引く。
風邪は万病の元と言う。S藤さんも風邪が・・・・・・。『偲ぶ会』は明15日。
季節は後追いしているのが身の安全のようだ。
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by ikuohasegawa | 2009-03-14 04:59 | 散歩・お出かけ | Comments(0)

732) 新潮社版・猫を修理する

新潮社版・猫が修理に廻って来た。
人気の動物写真家・岩合光昭氏の写真集。猫好きでなくても写真はかわいい。
人気の程がうかがえる傷み具合。綴じ糸が切れ。折丁がバラけている。
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折丁を糸でかがり、一冊にまとめる。ココまで2時間半。
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定刻4時になったのでプレス機にかけて、本日はココまで。
この次は表紙と結合する。
見返し無しの製本なので見返しをつけて強化する。






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by ikuohasegawa | 2009-03-13 05:31 | 製本&修理:スキル | Comments(0)

731) 遠距離役場

十島村ってどこ?

調べてみてびっくり。十島村役場があるのは鹿児島市内。

遠距離恋愛ならぬ遠距離役場だ。近所に三島村役場もあるではないか。
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島はどこだー。
十島村はトカラ列島だった。
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三島村HP ← 
『三島村は、第二次世界大戦後の暫定国境線の決定により、北緯30度線を境に二つに分断されたため、十島村から分村したという経緯があります。行政が円滑に行われるよう、現在は役場を鹿児島市に置いています。行政機関は村内3島の4地域に出張所を置いています』
三島のうち一島は硫黄島。アノ硫黄島ではない。こんなところに米軍が上陸したら・・・・・・。

一方、 十島村HP ← では役場についてこう書いている。
『役場本庁舎が行政区域内に無い町村が日本では3つあります。その一つが十島村です』

問題を出されたら答が気になる。 三島村・十島村、もう一つはどこだ。

調べれば結構分かるものだ。
沖縄県八重山郡 竹富町の町役場  は、石垣市にあった。
アノ西表島は竹富町内だった。

給付金の話題が西表島まで来ちゃいました。
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by ikuohasegawa | 2009-03-12 06:19 | 繰り言 (くりごと) | Comments(1)

730) 滲む、こぼす、拭う。

先週から今週にかけて三度の落涙。

先輩が若くして逝かれたという連絡をもらった。
その時はただただ驚いただけだったが電話を終えた後、若き日のいくたてに思いを馳せ涙が滲んだ。

その訃報を伝えるべく電話を掛けた年上の友人から、夫妻を襲っていた不幸な顛末を聞いた。日頃の無沙汰と自らの不明を詫びながら、私は不覚にも電話口で呻き声を上げ涙をこぼした。これが二度目。

三度目は参列した中学校の卒業式。
卒業式昨今、とか卒業式異聞などとアレコレ考えていたが、式の終盤ついに涙を拭うこととなった。
来賓席のすぐ前は女子卒業生。目頭を押さえながら合唱する彼女達の姿とコーラスの響きはオジサンならずとも参列者の涙腺を刺激せずにはおかない。
感動の涙で日頃の邪まな心が清められる。そうは言っても、オジサンの日常はそれほどの邪念で満ち満ちている訳ではない。
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学校行事で合唱コンクールのある、この中学校だからなのか、『大地讃頌』 『旅立ちの日に』 の二曲。
このコーラスがオジサンを泣かす。
『蛍の光』も『仰げば尊し』も無いなどということは言うまい。卒業生のちょっとした予定外のパフォーマンスが微笑みを呼ぶなど居心地の良い式だった。

そういえば、日の丸・君が代 起立対策も万全。
式次第の始まる前に 「全員起立」 
そのまま 1、開会のことば 2、国歌斉唱 3、横浜市歌斉唱 4、校歌斉唱 と続き「着席」
これなら「国歌斉唱、起立」ではないから、敬意を払う人も違和感を感ずる人も抵抗する人もしない人も全員ズーッと立っていることになる。
「私は国歌斉唱で起立しない」と言う人も、そこだけ着席してまた立つというのは如何にも大人気ないから、訳の分からない内に国歌斉唱時も起立したまま。

それに、舞台正面には 『日の丸』 と 『横浜市旗』 を掲揚。 正面に向って頭を下げる事への反抗理由は半減する。対象の存在を曖昧にしてしまいやり過ごすとはねー。他所は知らないが知恵者がいるものだと感心した。

もっとも『君が代・日の丸=軍国主義=国家=悪=人民弾圧』 などという教師団体の組織率は、30%を割っているそうだし、新加入率にいたっては 20%以下。昔日の勢いはない。

午後からは磯子図書館で本の修理。
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by ikuohasegawa | 2009-03-11 04:56 | 地域・団地 | Comments(0)

729) 十 島 村?

「矜持の問題」「さもしい」と言われようと、くれると言うのだから私は断らない。頂くが感謝はしない。
元々私の税金なのだと思うと感謝できない。例の定額給付金。

北の街で日本最初の給付が話題になった。 南の街の給付金の話題を拾った。
電算システムの整備などに莫大(ばくだい)な経費がかかる自治体が多く、北九州市では給付金総額 153億円に対し事務経費は6億3000万円に上る。熊本市も総額102億円に対し3億7000万円だ。
極め付きは鹿児島県十島村。
有人7島からなる鹿児島県十(と)島(しま)村は、原則口座振り込みで30日の支給開始を目指すが、郵便局があるのは3島だけ。
しかも全約360世帯の4割が金融機関の口座を持たないため、口座がない人には村営フェリーで給付金を運び、島の出張所で手渡しするという。給付金総額は1024万円、事務経費は657万円に上る計算だ。
 
『餅より粉が高くつく』 とはこのことだ。
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粉の写真を高そうに加工してみたが、高そうに見えます? 高い粉と言っても覚醒剤ではない。餅とり粉。

今年これだけ支出しても国家財政が成り立つのなら、来年もやっとくれ。
こんなに経費も手間も掛かるんだから、はじめから税金で取らなきゃいいのだよ。


それはそうと、十島村ってどこ?
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by ikuohasegawa | 2009-03-10 06:17 | 繰り言 (くりごと) | Comments(0)