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2-655)十一月の鰻は金沢文庫・隅田川

十一月の鰻は金沢文庫の名店・隅田川。
Chiは竹。私は松。
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松の蒲焼は竹の1,5倍。ご飯は少々多めである。タップリ頂いた。

その上、貢物の申し出を受けた。
「どうぞ、お召し上がりください」
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さなきだに満腹であるのに、喰い意地が張っているので有難く頂いた。
「うい奴よのー」

出久根達郎氏の著作に教えてもらった〝さなきだに〟を使ってみたが、覚えていますか?2-649。
(さなきだに=それでなくてさえ)

話を戻す。
ここはいつ来ても安心していられる。町屋で鰻専門店を営むのは並大抵のことではない。生業にできているのは、蒲焼に信用があるということだと思う。
但し今回は、山椒の香り刺激が少し薄かった。が、それでも満足した。

話を戻してもたいしたことは書けなかったなー。
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by ikuohasegawa | 2011-11-30 05:00 | うなぎ | Comments(0)

2-654)誰の腰巻だ

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月曜 一日 
会社へ行って
火曜日 夜更けの
コンサート
水曜 勇んで 
ゴルフに行って
木曜 会社で 
骨休め
金曜 リベンジ 
ゴルフに出かけ
土曜日 しっかり 
身体を休め
日曜 朝から 
高校野球

月月火水木金々
酒を呑みます
水割り濃い目の大盛で

サケなくて
何で己が 桜かな


心当たりのある人は、名乗り出なさい。

自分のも作ってみたけど、全く面白くなかった。
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by ikuohasegawa | 2011-11-29 07:46 | 繰り言 (くりごと) | Comments(3)

2-653) 腰 巻

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販売促進の為に巻かれた緑色の紙は、それまでは単に帯と言っていたようだ。ところが、雑誌『面白半分』が「日本腰巻文学大賞」を創設した時から、業界用語の〝腰巻〟が一般に流れ込んだ。本の下半身に巻かれるから〝腰巻〟だと。

その第一回目の大賞作品が山口瞳の「酒呑みの自己弁護」である。
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栄えある受賞者は新潮社の編集者。その記念すべき上製本は持っていないし、写真では文字が読めないが、腰巻の文面は文庫本でも読むことができる。
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私の文庫本「酒呑みの自己弁護」は仕立てなおしてある。
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出版社は文庫本化する時には腰巻までは再現しないので、かの腰巻はしていない。したがって仕立て直す時も「愛いやつじゃ」と腰巻を剥ぎ取り「殿、ご無体な」という展開にはならない。新しい衣装をまとわせ上製本として大切に保存している。

その文庫本の解説で青木雨彦氏が受賞作を紹介している。
「酒呑みの自己弁護」の腰巻
月曜 一日 
会社へ行って
火曜日 夜更けに
九連宝燈
水曜 一晩 
小説書いて
木曜 三時の 
四間飛車
金曜 日暮れに 
庭木をいじり
土曜日 たそがれ 
馬券の吹雪
日曜 朝から 
愛妻家

月月火水木金々
酒を呑みます

サケなくて
何で己が 桜かな
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by ikuohasegawa | 2011-11-28 05:00 | 読書 | Comments(2)

2-652)モナと襟たてと1位

細野豪志と言えば『モナ』であるように、蓮舫と言えば『立てた襟』か『1番じゃなきゃダメなんですか? 2位じゃダメなんでしょうか』を思いうかべる。

そのスーパーコンピューター「京(けい)」が目出度く1位になった。
14日発表された計算速度の世界ランキングで、「京(けい)」が前回の6月に続き1位となった。毎秒1京回(1京は1兆の1万倍)の計算速度は、2位に入った中国製の「天河1号A」の約4倍。3位は米国製の「ジャガー」だった。 「京」は神戸市の理研計算科学研究機構にあり、冷蔵庫ほどの計算機864台をつないで同時に動かし、毎秒1京500兆回の計算速度を達成した。 

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「2位じゃダメなんでしょうか」って言ったけど、オリンピックじゃないのだから、金・銀・銅三選手が健闘を称えあって握手などということはない。一応の順位は付いているが、現実のスーパーコンピューターの世界では1位しか価値がない。
仕分けされたとき「この分野に2位などというものは無い」と回答すれば、黙らせることができた。1位以外は存在しない世界だってあるのだ。1位のスパコンと、その他なのだ。

そうだ。『1番じゃなきゃダメなんですか? 』っていうセリフがうけるところがある。
運動能力を差別しないためにあえて徒競走で着順はつけない小学校の運動会。
走っている児童が全員で手を繋ぎ一斉にゴールするようにしている小学校の来賓祝辞としてなら最適である。『1番じゃなきゃダメなんですか?』但し後半は少しアレンジして『 2位でも3位でもビリでも頑張っているのですから』

仕分けと言えばこの度は政策提言型だという。
民主党政権の政策を民主党が仕分けし提言をする?提言を聞く気があるなら、予算を組む前に聞けという野党の主張にはうなずいてしまう。

何処かへ出張しちゃう骨の有る官僚はいなかった。
「私はそちらのほうが大事だと思って行った」と、資金集めパーティーに忙しかった一川防衛大臣の顰に倣えば良かった。どうせ単なる提言にすぎないのだから書類で受け取れば済むはなしだ。

仕分ける側の蓮舫大臣が、答える枝野経産大臣にうなずいてニッコリするシーンをTVで見せられた私の身にもなってくれ。その後、笑みをスッと引っこめるところまで写っていたぞ蓮舫大臣。
運動会の後は学芸会の茶番劇かい。

いささか旧聞に属することになってしまったが、やはり書いておかねば気が済まぬ。
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by ikuohasegawa | 2011-11-27 06:20 | 重箱の隅をつつく | Comments(0)

2-651) ボランティア製本

25日、製本の会では記録誌作りのボランティア。

A4・100頁弱の印刷物を順に重ね、背を付けて並製本で仕上げる。
延べ13名が参加。
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10時開始で、115冊の小口三方断裁が終了したのは17時近い時間だった。
終日の立ち仕事だったので、久しぶりに腰に来た。

早く寝て、26日は日中 休養日とする。夜は管理組合の理事会。
そうそう、書き漏らしたけど、帰宅時、モノレールで居眠りが出て一駅乗り過ごした。

More 乗り過ごした
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by ikuohasegawa | 2011-11-26 05:00 | 製本&修理:関連 | Comments(0)

2-650)見た目が9割

〝人は見た目が9割〟という本がある。
手にしたことがないので誤解があるかもしれないが、人は見かけの印象を材料にして判断しても9割がた正しい。もしくは、見かけで9割判断されてしまう。それでは、見かけを良くするハウツー伝授。というところだ。
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〝理屈はルックスに勝てない〟等という帯を巻いている本は、店頭で手にし難い。

「そうよ、私が今日あるのはこのルックスのお蔭なのよ」と自信満々の爺様とは見えぬだろう。
せいぜい「そうか、確かに理屈では勝てなかったなー」と、来し方を悔やんでいると見られるのがオチだが、この年ではもう手遅れだし、どちらでも構わぬ。

ただ、見かけを気にしていると思われたくないような気がするだけだ。
これとて、気にしていることには変わりないけど・・・。

見るからに人の良さそうな顔つきの方を見ると、良い人そうだと思う。だからといって信じ込むほどお人よしではない。外見で人を判断してはいけないというではないか。
これも捨てがたい真実のような気がする。

何だか自分を見られたときの、裏返しの予防線のような気もする。
こう見えても、結構良い人なんだ。私は。
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by ikuohasegawa | 2011-11-25 05:00 | 繰り言 (くりごと) | Comments(1)

2-649)御書物

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さて、古書店店主兼直木賞作家である出久根達郎は「竜馬がゆく」を読んで、司馬さんは、どんな無名の人間も、何をしたとか、こういう人だとか、一人ひとりきちんと描いている。どんな人間でも、歴史の中にいるんだという思想があることにに感動して、登場人物の数を数えたことがあるそうだ。

その出久根達郎の御書物同心日記を読んだ。
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氏の著作は、毎々知らぬ熟語、漢字、言葉が出てくるので楽しみなのだが、まずは《御風千入札は同心の ほまち と言われている。》
このほまちを辞書で引く。
次いで《「水で我慢しますよ」 さなきだに 食欲がない。》 
この さなきだに を辞書で引いた。
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他にも文脈から見てクサメと読めそうな  を収穫した。確認した。間違いない。
他には
 《私たちはを扱っているんじゃありませんか。》
普通に読めばモノであるが、出久根氏は〝モツ〟とルビを振っている。

確かに書物・荷物・貨物等 熟語の一部としてモツと読むことはあるが、単独でモツという言い方はしたことが無いし、ブツなんて言うと物騒なものみたいだ。普通にはモノという。
御書物同心(オショモツドウシン)なら、彼らはモツと言いそうだとは思う。御書物は将軍の図書なのだから、モノとかブツとかは言えないわなー。
そうだ、モツ鍋のモツは臓物のモツだった。

《「実は微恙で」》等という言い方も出てきた。
恙無く暮らすの、が微かにあるのだ。
いささかの病気、気分がすぐれぬ日に「実は微恙で」などと言うと武士のようである。近日中に使ってみたいが、腰痛では使いにくい。腰痛のようなあからさまなことではなく、微恙は、何となくチョッと原因不明という感じが必要だろうと思う。

読者が読みながら辞書を引いたり、登場人物を数えてくれたりすれば、作者はさぞ嬉しいことだろう。
ちなみに「竜馬がゆく」の登場人物は1146人だとのこと。
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by ikuohasegawa | 2011-11-24 05:00 | 言葉 | Comments(0)

2-648)折り紙・BOOK

動画を見て、折り紙・BOOKに挑戦。

動画は音楽だけで説明が無かったから折り方は目から学ぶよりしょうがない。だから困難を極めた。もっとも、音声の解説付きでも変わりは無い。だって、動画の作者は英国の方のようだから。

夫婦で丸一日をかけ、やっと折れるようになった。が、私は自信がない。
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二日目になってChiは完璧にマスターしたようだ。
一番小さいのは38mmの正方形色紙を折ったものだそうだ。折主はChi。

私は、二つ折上げた後は折り方を書面に起こすことに興味が移った。
また女子供のお遊びみたいなものですが、本好きなら本を折ってみたいと思いませんか。
私は爺様だけど折りたい。
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by ikuohasegawa | 2011-11-23 05:26 | 製本&修理:関連 | Comments(0)

2-647)機密事項の暴露

今シーズンもTV中継は一試合も見なかったが、私は巨人ファンである。
あった。と過去形に訂正しても構わない。
思えば、松井選手が渡米したのを機に、アチラの野球中継を見るようになり、こちらの野球への関心が薄らいでしまったように思う。

このたび巨人の球団代表・清武氏が、球団の内情を暴露したとして解雇された。
清武氏による異例の記者会見に、親会社の読売新聞グループは「解任」という重い決断を下した。独断で行った清武氏の会見を「機密事項を暴露し、業務遂行を阻害した」とする解任理由は、一定の理解はできる。

記者は一定の理解を示したが、私は解任理由が理解できない。

ナベツネ氏は金の力でアチコチの4番バッターは集めるが、一方では生抜きしか監督をさせないということや、本人がワンマン・専制的であることは、世間周知の事実であり機密事項ではない。それを、会見で語っても機密事項の暴露にはあたらない。

会社が、正直に「解任理由は渡辺会長批判」と言えば納得できる。「やっぱり」のひと言で済む話だ。と、思っていたら、清武氏は暴露すべき秘密事項をまだ持っているという説が聞こえてきた。この際、清武頑張れとエールを送っておく。

いずれにしても、85歳にして尚、自らの影響力を行使しようというのは、並ではない。
銅像を建てて上げよう。
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軍(巨人)に金を注ぎ込み、批判を許さない専制君主。
民衆(ファン)がドンドン離反していくのは、全く同じパターンだ。
世襲のナベツネ二代目は?
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by ikuohasegawa | 2011-11-22 04:59 | 重箱の隅をつつく | Comments(1)

2-646) 姑息

文化庁は9月15日、「平成22年度国語に関する世論調査」の結果について発表した。
(1)「情けは人のためならず」
(2)「雨模様」
(3)「姑息」
(4)「すべからく」
(5)「号泣する」の5つの言葉について、それぞれどの意味で使っているか尋ねた。いずれも辞書などに記載される本来の意味で使っている人は半数に満たず、とくに(3)「姑息」については、「『ひきょうな』という意味」との回答が7割を超え、本来の「『一時しのぎ』という意味」を選択した人は15%に留まっている。
さらに、「間が持てない」「寸暇を惜しんで」「声を荒(あら)らげる」などの慣用句についても、それぞれが本来の言い方ではない「間が持たない」「寸暇を惜しまず」「声を荒(あ)らげる」を使うと回答する人の割合が大きく上回った。

普段から言葉の話題を多用する私としては、「すべからく」正解すべきだ。
(微妙な使い方なので念のため記すが、当然正解するの意で、全て正解の意ではない)
自信満々で回答を出したら「姑息」が誤っていた。
『ひきょうな』とは少し違う感じだが、絶対に一時しのぎではないと思ったので『ひきょうな』を選んだ。
時代小説などで「この虚け者めが、姑息な手段を用いおって」とか言うじゃないかとも思った。
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『一時しのぎ』という意味だとなると
〝台風で穴が開いた時、夫はガムテープを貼るという姑息な対応をしていた〟
この用例で誤りではない。しかし、なんだか、もっとシッカリ対応しろと非難されているような気配やトゲを感じてしまう。一旦染み付いた〝良くないという語感〟は簡単には変えられないものだと思った。

ちょっと待てよ【一時しのぎ】 自体がその場だけをとりつくろってすますことだから、その後本格的な補修をしない夫は非難されても仕方がない。姑息には非難やトゲが付帯していることに変わりはないようだ。

自分が多数回答に入っているので、何だか多数決で圧倒的に勝ったのに否決されたような気がしていたが、少し近づいてきたので認めることにした。
そういえば、「この虚け者めが、姑息な手段を用いおって」は「この虚け者めが、小癪な手段を用いおって」の記憶違いだったかもしれない。

それにしても姑(しゅうとめ)の息(いき)でどうして、一時しのぎなのだろう。
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by ikuohasegawa | 2011-11-21 05:00 | 言葉 | Comments(0)