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2-745) 静謐な朝

朝はNHKが好みだった。
淡々とニュースを伝えるのが好ましかった。ところが最近は、NHKの方針が変わった。
虎視眈々とウケを狙うようになった。

特に、各コーナーで登場するリポーターが加わると、その傾向が強い。楽屋ネタ?内輪ネタ?で自分達が盛り上がってから本題に移ることが多い。
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私は、静かに情報を伝えて頂くことを希望する。
民放の真似は、朝だけはやめて欲しい。8時を過ぎれば構わないけど。

その後始まる、8時からの連続番組はChiが見ているが、コレも結構うるさい日が多い。
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過去最悪だったのは、ピアノを買ってくれと母親にねだるシーン。子供といえど女3人だし、大阪人だし、おもいっきりの演技だった。

思わず別室から 「うるさい!ピアノ買ってやらないぞ」とTVを叱った。ほとんど祖父である。
ピアノを買ってもらえないとマズイと思ったわけではないだろうが、Chiは音量を落とした。

二、三日前は結婚式の場面で、これまた、「朝からうるさい!」と言おうとしたら、Chiが音量を下げた。
どうやらTVを消さないと静謐な朝は望めぬようだ。

追伸:来春のNHK朝の連続ドラマは、〝戦後復興期の東京・蒲田を舞台に女医の奮闘を描く〟そうだ。
いやなに、蒲田で看板が出ていたから知ったのだけれど、舞台が大阪から蒲田に移る分、静かになりそうである。
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by ikuohasegawa | 2012-02-29 05:00 | 繰り言 (くりごと) | Comments(1)

2-744) 2月の鰻は蒲田・蒲焼寿ゞ喜(七の下に七七)

久しぶりに鎌田のユザワヤへ行くことにしたので、蒲田の鰻屋を検索。
駅近辺に四軒ヒット。プリントを片手に出かけた。

二軒は〝うなぎ居酒屋〟。いかにも、鎌田駅前の路地という業種で、5時から営業開始。
一軒は、ひつまぶし関連のメニューなのでパス。
最後の一軒が〝蒲焼・寿 ゞ 喜(七の下に七七)〟
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ガラス越しに見える焼き台には年季の入ったオジサンが陣取っているし、厨房内6名と言う体制。繁盛店のようで一安心。一階32席二階もあるというから、大店である。

店に入ると、白衣を着た店員が3名。声を揃えて「イラシャイーマッセー」   は、はぁーん。
「2050円の鰻重二つ。それと、肝焼きありますか」 「アルヨ」 「じゃあ2本」

蒲焼と言えば日本料理の柱の一つじゃないか。その肝焼きを「アルヨ」ではなー。
丁寧語を教えても「ゴジャリマス」では同じだけど、鰻屋で異国の労働者と初めて遭遇したので驚いた訳よ。

鰻重は1050円、1580円、2050円と安いから鰻は台湾産かも知れない。それを食べて国籍に文句付けるんじゃないと言われそうだけど、韓国焼肉か中華料理店勤務という選択肢は無かったのかと思ってしまう。
まあ、大相撲だって「日本人なのに大関だよ、偉いねー」っていう状況だからしょうがないか。

そんなことで、鰻重登場。
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日本人職人のオジサンがチョイと目を離したらしく、香ばしさが、ひと際を通り越している。
しょうがないなー。

一口目。 ?焼き鳥の香りを感ずる。二口目からは感じなくなったが、間違いなくタレか焼き台を共用している。私は嗅覚だけは鋭いのだ。
いつもに増して山椒を多用してしまう。それ以外は大きな不満は無いが、以下略。
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by ikuohasegawa | 2012-02-28 15:28 | うなぎ | Comments(0)

2-743) 手機械DIYのキモ

プレス機を日曜大工してくれる夫がいるという。
知り合いに大工さんもいるという。
もっと早くに知っていれば、ポンチ絵を渡して、「コレで、お願いします」と気楽な身分になれたのに。

それでも、先駆者として、言わずもがなの一言を。
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私は150mmのクランプを採用していますが、コストをかければ大きなものも有りです。
いずれのクランプも機械部とバーに分けて、バーを板の穴に貫通させるること、それが〝キモ〟なのです。
そのクランプのバーには、脱落防止のピンが刺してある。コレを抜かないといけません。チョイと苦労すれば抜けます。

二枚の板の穴にバーを貫通させなければ、板をクランプではさんで締めるだけだから、加工はいりません。
すると器用な夫の日曜大工も、親切な毎日大工さんも出番はありませんし、それでは本の修理のとき、夫の妻が操作しにくいのです。

宜しくお願いいたします。

蛇足ですが、完成後には、抜いたたピンか ビス&ナットで脱落防止するのが良いと思います。
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by ikuohasegawa | 2012-02-28 05:53 | 製本&修理:ツール | Comments(0)

2-742) 相欠き接ぎ 補説

質問があった。
相欠き接ぎをした後に貼る補強寒冷紗を始末する時の〝肝〟部分
⑥寒冷紗で補強する(サイズ:天地方向は天からめくってあるところまで。小口方向は10mm+背幅+10mm)
⑦背からはみ出した左右10mmの寒冷紗は、表紙のボール紙を左右に分けてその中へ貼りこむ。
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ここの、表紙のボール紙を左右に分けてその中へ貼りこむが、よく分からないと。

口頭では伝えにくいので図解した。
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どうしたものかと、にらんでいての思い付き=窮余の一策であるから、他に良い手があれば教えて欲しい。




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by ikuohasegawa | 2012-02-27 06:14 | 製本&修理:スキル | Comments(0)

2-741) ブリューゲル・鴎外・啄木&小三治

修理した〝ブリューゲル全作品〟の、発行元は中央公論、編著は森洋子とある。森洋子?
ブリューゲルはベルギーだけど、何となくドイツ・・・・森鴎外の子供!と閃いた。確認してみたら、森鴎外の一族ではなかった。全くの閃き違い。誤閃(ごせん)(造語)である。

森鴎外の子供の名前は、於菟 オット 、茉莉 マリ 、杏奴 アンヌ 、不律 フリッツ 、類  ルイ 。洋子はいない。
長男於菟も父親に負けていない。その子供の名前は、真章 マクス 、富  トム、 礼於 レオ 、樊須 ハンス、 常治 ジョージ。勿論、洋子はいない。

森於菟は医者、森茉莉と小堀杏奴は文筆家だけど、ブリューゲルを研究してはいない。
ここでブリューゲルが出たから、一旦、本題に戻ったような気になったので、もう少し脱線する。

森鴎外と言えば、横浜市歌の作詞者である。
わが日の本は島國よ 朝日輝ふ海に
連り峙つ島々なれば あらゆる國より舟こそ通へ

されば港の数多かれど 此横浜に優るあらめや
 むかし思へば苫屋の烟 ちらりほらりと立てりし處

今は百舟百千舟 泊る處ぞ見よや
 果なく榮て行くらん御代を 飾る寶も入り來る港

そういう訳で、森洋子は鴎外一族ではなかったし、阿部一族でも無かった。あの森ビルの一族だった。

ということで、修理完了。
ブッカーをかけ直したので、こんなに綺麗になった。
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写真映りが良いのは光線の加減もあるけど、実際に良い出来である。
我が仕事なれど・・・・じっと手を見る。 石川啄木?。
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最近、柳家小三治師匠の〝まくら〟(講談社文庫)を読んだ。
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そのせいで、元々脱線癖があるのに、脱線することが平気になってしまった。というより、小三治気取りで脱線している。ブリューゲル・鴎外・啄木&小三治。と、オールスターで申し訳ない。

だけどねー、脱線しないと、「修理完了」+「写真」だけで終わってしまうのよ。
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by ikuohasegawa | 2012-02-26 06:34 | 製本&修理:関連 | Comments(0)

2-740) スペイン国王の年収

日本のことも心配だが欧州の財政危機はもっと深刻のようで、目下話題のギリシャの他、ポルトガル、アイルランド等の名が上がっている。
スペインの財政危機が話題になったのは昨年末のことだったが、年が明けたからといって、一挙に改善されているとは思えない。そのスペイン国王の年収が公表された。

スペイン王室当局は28日、税金で賄われる国王フアン・カルロス1世の2011年の個人年収が29万2752ユーロ(約2945万円)であり、税率約40%で所得税も払っているることを初めて公表した。

公式行事の運営や資産保全費なども含めた国の王室関連予算は約840万ユーロに上るが、王室関係者の個人所得は10年に前年比15%削減され、今年も据え置かれた。

公表の原因となったのは、国王の娘婿が運営していた非営利法人が、集めた自治体の公金を私的団体の活動費などに流用したとされる疑惑。娘婿は、捜査当局の聴取を受ける可能性がある。

公表原因となった娘婿の流用疑惑はともかく、国王なのだから、もう少しあげてもよいと思う。私は気前がよいから。

多分、カルロス国王は、ぼやいている。
「なんで、この時代に生まれてしまったのだ。17世紀だったら・・・」
世界に冠たるスペイン帝国。赤も青もスペインだった。
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そして、ぼやきは続く
「何でスペインに生まれてしまったのだ。アラブの王様だったら・・・」

「所得税が高い」
約2945万円から40%の所得税を引くと、残りは1767万円。

更に
「なんで、あいつを娘婿にしたのだろう」

実に、庶民的国王である。と、思う。
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by ikuohasegawa | 2012-02-25 05:40 | 繰り言 (くりごと) | Comments(0)

2-739) 憂国の士

政府が休眠口座を没収すると言い出したから、対抗して政府と同等の暴論を幾つか記した。
「宝くじ当選未換金の没収」 「拾得物の義捐金化」等。

とりわけ自信があったのは「職域加算の没収」
 
国家公務員共済年金の独自上乗せ給付、いわゆる『3階部分』に当たる職域加算を廃止し、過去に国が拠出した分を義捐金化するというのを思いついた。これは良い案だ。
・・・・・(グダグダ、グダグダ続く)・・・・・・

このグダグダが、相当長かったので、文末に ここまで飛ばさず読んだ方は、憂国の志である。有難う。 と記して結びとした。
何せ、書いた本人でさえ長いと思ったから。

翌日、新聞の広告を見て驚いた。
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見出しにレベルを合わせると、私の意見は
『国家公務員から共済年金を取り戻し、義捐金化すべし』

私だって、憂国の極論放言者=憂国の士だった。 週刊新潮レベルだけど。
尊敬する曾野綾子さんと一緒のような気がして、実に嬉しい。佐藤優氏の名も見える。どこかで立ち読みしなきゃ。
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by ikuohasegawa | 2012-02-24 05:00 | 繰り言 (くりごと) | Comments(0)

2-738) H型手機械改良(プレス機DIY)

思い付きをポンチ絵に描き、形にしたH型手機械を、完成半ばで見せたら、グラグラしているクランプを固定した方が良いと、当然の助言を得た。
セッカチの〝早見せ〟の故の未固定だから、元より異存がある訳ではないので、早速、台とクランプを金板で固定した。
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上の押え板は、スライドできないと用を為さないので可動のままだが、押え板を貫通している穴の周囲にゴムを接着した。
目指すは囲炉裏の自在鍵である。
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この狙い通りにいけば、板は空中で留まるから掴んでいなくてもよい。本を挟む時に両手がフリーになり使い勝手が格段に良くなる。

と言っても、いきなり自在鍵の仕組みが閃いて
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応用したというわけではない。

むしろ逆で、動かしていた板がふとしたはずみに、斜めで留まった。「コレは自在鍵じゃないか」と囲炉裏端に行き着いたという次第。
そこから、『ふとしたはずみ』を常時にする為、穴にゴム片を接着し滑り止めにしたのである。

同じゴムを使うアイディアで、ゴムひもを付けて空中で板を留め、必要時にはゴムを伸ばすというバンジージャンプのようなことも思いついていたが、それは即座に却下した。

それでは
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胡坐で空中浮遊すると主張する長髪の人がいたけど、この板は紛れも無く空中に留まっている。
現代に復活した囲炉裏端の知恵というところだ。良いじゃん。

手機械は1万円かかったけど、2千円位でできると思うよ。





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by ikuohasegawa | 2012-02-23 08:32 | 製本&修理:ツール | Comments(0)

2-737)休眠預金没収

国は休眠預金を没収すると言う。
政府は15日、銀行などで休眠預金は毎年800億~900億円発生しており、10年以上お金の出し入れがなく、預金者との連絡も取れない「休眠口座」を雇用や経済成長向けの資金として活用する検討を開始した。基金などを設立し、休眠口座の預金を基金に移し、ベンチャー企業や非営利組織(NPO)への支援にあてる案などを検討する。ただ、銀行などは「国が個人の預金を使うのは問題」と反発しており、議論は難航しそうだ

実行される可能性は無いと思うが、とんでもない案だ。誰の発案かは知らないけど。

この程度なら私だって思い付く。
まず、国家公務員共済年金の独自上乗せ給付、いわゆる『3階部分』に当たる職域加算を廃止し、過去に国が拠出した分を義捐金化するというのを思いついた。これは良い案だ。
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他にも暴論のような案を思いついた。
「宝くじ当選未換金の没収」 「拾得物の義捐金化」
暴論だけど政府の休眠預金没収だって似たり寄ったりだ。

政府はそんな暴論で財政を補おうとしているのに、他方で最低保障年金を実施し、ばらまきをするという。これが納得できない。
一見手厚い社会保障政策と見えるが、実態は、全く保険料を納めなかった国民年金の加入対象者にも最低保障年金が支払われることになる。ますます、未納者が増加することになる。

一般には、自営業者が入る国民年金とサラリーマンが入る厚生年金は別の制度と思われている。ところが厚生年金の1階部分である基礎年金と国民年金は一緒に運用されている。
調べていないが国家公務員共済年金は、絶対、別に運用している。

そしてなぜか、厚生年金から国民年金へ毎年「基礎年金拠出金」が支払われる。今年度は約16兆円。つまり、サラリーマンの天引きで、不足する自営業者たちの年金財源を賄っているのである。
〝元〟サラリーマンなのに、つい、熱くなってしまった。
まだ熱は冷めない、もう少し言わせてくれ。

なぜ、そうなっているのか。
背景には未加入を合わせて、300万人を上回る国民年金の未納者問題がある。
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未納者が多くても、国民年金受給世代には年金を払わなければならない。だから、現役世代の自営業者の未納者分をサラリーマンの厚生年金で補っている訳だ。
国家公務員共済年金は減らないように、絶対、別に運用している。

その上、それを最低保障=もれなく=未納者にも 増額するといっているのだ。オカシイ。

だから、消費税を引き上げるならば、基礎年金の財源に充てるべきだというのだ。。

「買い物をするたびに必ず消費税を支払うので、未納や免除は生じない」
「徴収コストがかからない」
「全ての日本人が65歳になれば満額の基礎年金を受け取ることができるようになる」
「高齢者の生活保護も廃止できる」
「年金受給者も消費税を負担するため、世代間格差の是正にもつながる」
「専業主婦も消費税を負担するため、三号被保険者問題も解決する」と。

ここまで飛ばさず読んだ方は、憂国の志である。有難う。
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by ikuohasegawa | 2012-02-22 05:00 | 重箱の隅をつつく | Comments(0)

2-736)本を修理する前の愉しみ

大冊のブリューゲル全作品・中央公論社刊が修理に廻ってきた。奥付を見ると昭和56年刊行の5万3千円という高額図書である。
何といってもブリューゲルだから、しばらのく間アチコチのページを開いて、愉しんでしまった。

愉しんでばかりはいられない。
ブッカーの上からアメニティーテープを貼って補強をしてあるが、それも効力を失っている。
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中を開くと綴じ糸が切れて、背が大きく二つに割れている。美術書だから本格的に修理することにする。
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保護の為に貼ってあるブッカーが薄汚れているので、試しに少しはがしてみたら、中の表紙は新品だし、きれいに剥離できそうだ。
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本文を綴じ直して表紙も付け直すが、更に、新しいブッカーを掛け直すことにする。美本に生まれ変わるはずだ。
と方針をたてて、この日は終了。
子供の遊戯 の頁を探しだして愉しんでしまい、この日は修理に取り掛かれなかった。




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by ikuohasegawa | 2012-02-21 15:37 | 製本&修理:関連 | Comments(0)