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3-785)平綴じの孔あけ治具

孔あけ治具のポンチ絵を形にしました。
wikipediaによると
治具(じぐ)は、加工や組立ての際、部品や工具の作業位置を指示・誘導するために用いる器具の総称。「治具」という日本語は同義の英単語 "jig" に漢字を当てたものである。
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鬼目ナットの固定強度を考慮して板は米松の集成材。
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「かいけつゾロリ」の平綴じを再現。表紙を外すことなく見返しをノド際までめくり起こして綴じ孔をあける。
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目打ちもしくはドリルで穴をあける前に、不要のカタログ誌を台の下にセット。
本を貫通した目打ちを台の板で受けると板が割れる恐れがある。
その防止策として、台の板にも孔をあけてある。貫通した目打ちはカタログ誌で吸収する意図。

長ボルトの頭にチェンジナットを付けたので、締めるのが楽になった。
本から飛び出している耳を除けてしっかりと固定できる。
歪みがある本は、まず軽く締めて背を押し歪みを修正してから、シッカリ締れば矯正できる。目論見通り。
押えの板は厚さ12㎜あるので、目打(orドリル)の垂直も保ち易い。

孔の位置はノド際に極力寄せたいが、あまり木端に近いと強度的に心配なので5㎜ラインに設定。
また、孔の径は細いにこしたことはないが、打っていくと太くなる目打ちに合わせて4㎜にした。

単なる私の覚えですから、コメントの書きようがない場合は「ああ、そう」






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by ikuohasegawa | 2016-06-20 04:44 | 製本&修理:ツール | Comments(3)

3-784) 防災拠点運営委員会

17日のゴルフも熱かったが、昨18日も朝からカンカン照り。

この日の並木第四小学校防災拠点運営委員会は資機材取り扱い訓練。
まずはガス(カセットボンベ)発電機稼働実習。
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ゴロゴロ引いて運べるし、稼働に力はいらない。
電圧も安定しているから携帯充電もできる。


石油バーナー、移動式炊飯器の説明をするころには、参加者はあらかた日陰へ移動。
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だって熱いんだもの。

並木第四小学校防災拠点運営委員会は、6月25日の炊飯器稼働実習を経て、7月22日の学校行事「学校に泊まろう」の炊飯を請け負っている。

7月22日は磯子図書館のイベント「読書 貯金つうちょう」と重なった。どうしたもんじゃろのー。






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by ikuohasegawa | 2016-06-19 04:42 | 地域・団地 | Comments(2)

3-783)6月二回目のゴルフ

第163回KS会コンペに参加。
夜半の雨もすっかり上がった5時過ぎに出発。

ゴルフ場はこの間まで東京ノースヒルズゴルフコースといっていた栃木ノースヒルズゴルフコース。
その前の名は太郎門カントリー倶楽部。今でも旧太郎門という言い方をするくらい馴染みがある。
実はその前もあって、東京北ゴルフ倶楽部だそうな。

成長に伴って名を変える出世魚がいるけれど、ゴルフ場が名を変えた時は倒産、転売ということが多い。
倒産、転売の度に買いたたかれて、取得コストが下がるお陰で格安ゴルフができる。昼食、パーティ込みで8000円。
ありがたいことである。

日中は30度という予報通りの夏日。
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熱中症が話題になるくらいの夏日。
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日焼けはしたが無事終了。

このところの好調を維持したアルチュ氏が目出度く優勝。

私は本年度二度目のBB賞。
年度初めに実力以上のスコアで優勝しHC10となったので、やむをえないとはいえ、内心忸怩たるものあり。

まあ、中途半端な順位になって賞金無しよりよいけれどね。







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by ikuohasegawa | 2016-06-18 04:58 | 散歩・お出かけ | Comments(6)

3-782) 豆本「俳聖かるた」に向けて

例によって手作り製本の会課題の件。
毎々申しているが本文のコンテンツがネックになる。

此度提案したのは「俳聖かるたの豆本」。
かるたそのものは長野・信濃町の小林一茶記念館で購った手持ちのもの。
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これを豆本に仕立てようという思いつきだが、読み札絵札をデータ化する必要がある。
百人一首で実績のあるS口氏の顔が浮かぶが、毎々のことでは申し訳ないので自ら試みようとした。しかし、根気と技術がないので断念。

結局、世話人会の総意でS口氏に引き受けてもらったが、丸投げできないので少々の手伝いをする。
手伝いといっても、乱れている絵札と読み札をセットし作者別にそろえたのと、希望する構成のメモを記しただけ。
このメモなんて要望に過ぎないが考える手間は省いてもらえる。

「俳聖かるた」は、芭蕉16句・去来4句・蕪村12句・一茶16句の48句からなる。
それぞれに絵札と文字札があるから総計96枚。
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場に撒くのは、句の上五を伏せた中七・下五の絵札。
文字札の「閑かさや・・・」を聞いて絵札の「いわにしみいるせみのこえ」をとる競技。つまり、覚えている俳句を競う。

俳句を覚えるを下敷きにして「俳聖かるたの豆本」の構成。
和綴じ豆本だから外表で半折り()。
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まず本を開くと、句の中七・下五(頁の)を目にし、裏(次ページ)に五、七、五。
これで俳句を覚える豆本になる。

S口さん、よろしくお願いいたします。








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by ikuohasegawa | 2016-06-17 04:45 | 繰り言 (くりごと) | Comments(0)

3-781) 並木第四小 本の修理 啓蒙活動

並四小本の修理日。

絵本「だるまちゃんとてんぐちゃん」が啓蒙活動を開始していた。
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この日はローカで購入図書選定選択のサンプル展示会?開催中。
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有隣堂がお勧め図書を選び各校へ巡回しているそうだ。NDC分類表の0から9まで網羅しているから膨大な冊数になっている。有隣堂も大変なことだ。

読ませたい本と子供が読みたい本は違う。
私が興味を覚えた本は更に違う。デコボコえほん あかずきんちゃん。
厚紙を二枚貼り合わせた本文用紙を使い、見開きページに同じ型の凸と凹。閉じれば収まる。
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さらに、ノドまで開くクータ・バインディング。




児童の要望が全て通るわけではないが、希望を記入してもらい購入の参考にしているとか。
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さて、この日の修理は綴じ糸切れの「昆虫図鑑」。
中ほどの一折(8ページ分)の糸が切れている。
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図鑑の全折丁をバラして綴じなおすと大ごとになる。

他に背の天地に多少の傷みがあるが、全体的にはシッカリしている。
切れた綴じ糸の端はどこを探しても見つからない。よくよく見ると、一度修理して寒冷紗を取り換えてある。その時のボンドで糸の端は接着されているようだ。
図鑑の全折丁を綴じなおすのは大ごとだ。

それならというので、ズルをした。

見返し(ウラ表紙の見返しのみ)をカットして本文を外さないで背を出す。
寒冷紗に脱落した折丁を綴じあわせた。
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補強と本文接着の寒冷紗は部に入れた。

復活しました。
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今回はこれにて一件落着。なのだけど
「糊塗する」とか「お茶を濁す」「手抜き」という言葉がチラチラする。しかし、自信はある。







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by ikuohasegawa | 2016-06-16 05:10 | 製本&修理:関連 | Comments(4)

3-780) ラッキョウを漬けた

2014年に漬けた2㌔のラッキョウが今年まであった。

二年物になって最後の方は、歯ざわりが多少緩んできている。
ラッキョウの歯ざわりを重視し、消費量に合わせて毎年1㌔漬けることにしようと確認した。

図書館から戻ったら、水洗いして綺麗に根を切ったラッキョウがあった。Chi、サンキュウ。
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バトンタッチして、ここからは私の担当。

歯ざわりを意識したので、今回はラッキョウの茎部分を長めに残してカットした。
ラッキョウの切り口を細くして、甘酢の浸み込みを少なくしシャキシャキの歯ざわりを残そうという意図。
前に得た知恵が役に立った。結果が出るのはだいぶ先になるけれど。

はい、完成。
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Chi、協力感謝します。









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by ikuohasegawa | 2016-06-15 05:01 | 食べ物 | Comments(4)

3-779)帙用「こはぜ」を探した

製本の会の課題・和綴じの徒然草(上中下三巻)を仕上げたら「帙(ちつ)」を作る。

今回は、無双帙(むそうちつ)ともいう巻帙(かんちつ)
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※写真は掛軸工房OBUSEより

簡単に言えば、四方帙(しほうちつ)から天地方向に開く「袖」を外したもの。
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言い換えれば、巻帙に袖を付けると四方帙。
更に本を収める箇所に箱を付けると箱帙になる。

数年前、谷崎潤一郎の細雪三巻用に作った箱帙。
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複数の本を入れるから、箱の側面をカットして出しやすくした

巻帙は帙の基本形である。

帙につける こはぜ をグループ購入することになった。
大体一個30円凸凹なのだけれど、数年前15円だったと聞くと安く仕入れようとする。

アチコチ探して、最も安いのは一個約18円。ただし一万個。18万1440円也。馴染みの「つくる楽しみ.com」。

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一万個も要らない。
すこし少ない2,000個、半分に減らして1,000個。まだ多い。その下はいきなり10個。
これが買える単位だ。10個で259円(送料別)。

予備をみて60個くらいかな。枕草子もあるから100個。一応手配できました。









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by ikuohasegawa | 2016-06-14 04:43 | 製本&修理:マテリアル | Comments(2)

3-778) 権太楼独演会 鰻の幇間 子別れ

この日の柳家権太楼師匠の演目は 鰻の幇間子別れ と予告に出ていた。
「鰻つながりの演目だ。良いねえ」と席に着く。

まずは開口一番。柳家小かじ 出来心。三三の弟子(法大落研出)。大きな声で元気よく。
続いて、権太楼の弟子の柳家ほたる 湯屋番。二つ目なのだから声がデカければ良いというものではない。
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とりで登場した権太楼師匠、白夜、豪華客船飛鳥のまくらで盛り上げたところで鰻の幇間に行くかと思ったら、
今日は私のネタが予告してあるから、小かじ君もほたるも、太鼓持ちや子供の出てこないネタを探してやっている。寄席のネタはそうやって決めるものなの。ところが、今日のネタはよく聞いてみると全部下駄つながりなのよ。お中入りの時に考えてみてください。
と、前置きが付いて 鰻の幇間。
聞かせどころは、ゴチになるからと汚く不味い鰻屋をよいしょしまくった一八の、騙されたとわかってからの手のひら返し。抱腹絶倒。
鰻の幇間の下駄
太鼓持ちの一八。どこかで見かけたような旦那にとりいり鰻屋へ。「だんな」が五人前土産を持ってドロン。一八、勘定の九円八十銭を泣きの涙で支払い、帰ろうとすると雪駄がない。「お連れさんが履いてらっしゃいました」「あいつの下駄があるだろう」「下駄はお連れさんが新聞で包んで持っていてらっしゃいました」

ついでに、出来心の下駄:
留守狙いの新人泥棒。留守だと思って煙草を吸い、ようかんを食っていると二階から下りてきた住人と鉢合わせ。慌てて逃げ出す。気が付くと裸足。下駄を忘れてきた。

もう一つ、湯屋番の下駄:

勘当されて居候の若旦那。仕事があるというので湯屋番に。妄想たくましく一人で舞い上がり大騒ぎ。犬でもくわえていったか下駄がないと客から文句が出る。「そっちの本柾のをお履きなさい」「こりゃ、てめえの下駄か?」「いえ、中のお客ので」「よせやい。出てきたら文句言うだろう」「いいですよ。順々に履かせて、一番おしまいは裸足で帰します。


そうそう、大とり権太楼師匠の子別れ。

鰻の幇間を話題にして、来年70歳だからああいうネタは疲れるのよ。疲れる芸風だから。芸風変えなきゃ。と笑わせて子別れ。
前の方をつまんでいたが40分かけ、年季が明けた馴染みのおいらんを家に引っ張り込んだあたりから、じっくりと演じた。
よかったねえ。満足。
子別れの下駄:
偶然の親子涙の再会、熊が五十銭の小遣いをやると、せがれの亀吉は下駄をはいているのは自分だけ。これで靴を買うという・・・・。

そういえば、出囃子はいつもの「金毘羅船々」じゃなかったなあ。最近、よく使うまくら「出囃子を変えようかな」を思い出してしまう。
出囃子、金毘羅を替えようかな。
落語家の葬儀。出棺の時に出囃子が鳴る。師匠小さんの時は序の舞が鳴って弟子たちがお棺をかついで出てくると、周りから「目白」「五代目」「名人」なんて声が掛かる。志ん朝さんの老松・・。三遊亭右紋は明治学院大学の友達だけど、葬儀の時は奥さんから最後の一言を聞いて、葬儀屋の出棺ですの声。すると、いきなり出囃子の野球拳。
「金毘羅船々」変えようかなあ。
小三治さんの二上がり鞨鼓はいい。・・・「小三治師匠は生きてますよ、元気ですよ」とフォローしながらも、出囃子が鳴ってからも小三治さんだからなかなか出てこない。霊柩車にも入らない、枕が長い。乗ってからは直ぐに焼き場に着いちゃう。小言念仏かなんかで直ぐに終わっちゃう。

権太楼も七十歳を前にして、色々思うことがあるのだろうか。
この五月には喜多八も見送っているだろうからね。「梅の栄」で。

「金毘羅船々」でいいじゃないか。
おっと、見送りの段取り話ではない。権太楼師匠は生きてますよ、元気ですよ。高座の出囃子。

元気でいて欲しい。同い年なんだ。







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by ikuohasegawa | 2016-06-13 04:45 | 待ってました!権太楼師匠 | Comments(4)

3-777) 「読書ちょきん つうちょう」を作ろう

磯子図書館恒例の夏休みイベント・読書ノートを作ろう は7月22日(金)開催。

今年は読書ノートの体裁を一新。「読書ちょきん つうちょう」
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いそっぴ は磯子区のキャラクター

書名、著者、感想とともに、読んだページ数を記録する。
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次々読むとページ数がドンドン貯まって50冊。
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50冊読んでも賞品はない。
けれど、読書からは人を思いやる心や想像力を得る。
自分と考え方の違う人がいることを学ぶ。
それが君へのプレゼント。心の貯金だよ。
臭っ! 大人臭っ!

そんなことより、ページ数が貯まっていくのが面白い。子供が喜びそう。

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これを一丁中綴じで製本する。
子供たちは ①折って ②孔をあけ ③糸で綴じる ④製本テープで背を補強(綴じ糸を隠す) 
小口の断裁はサポーターが実施。

並木第四小学校でも作りたい。と申し出たら、借用データなので即答できない。宜なるかな。
じゃあ、許可を取ります。
元データは栄図書館のN島さんであることを聞き出し電話。
「お役に立つなら、ドンドン使ってください」と快諾を得た。ありがとうございます。

磯子では栄区のタッチーから交代して いそっぴ に変更している。
並四小は金沢区なのだけれど、図書館行事ではないのでボタンちゃんは使わない。


More 区のキャラクター
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by ikuohasegawa | 2016-06-12 04:45 | 製本&修理:関連 | Comments(4)

3-776) 表紙が汚い本は気持ちよく読めない

「独特老人」が修理に回ってきた。最近どこかで見たタイトル・・・saheiziさんだ。
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すでに文庫本で読んでいるが、こうして手に取ると読みいってしまう。

開いた箇所の「独特老人」は芹沢光治良。氏の著作は学生時代に結構読んだし「人間の運命」はChiの蔵書が現存している。
その自宅の第6巻の見返しにChiの書き込みがある。

「S49.3.9イセザキ書房にて購入。3/4におばあちゃんがなくなりました。89歳でした。さようならおばあちゃん」

「Chiちゃんかわいそう。僕が慰めてあげるね」って言っただろうな。
僕って私ですが、なにか・・・。
そのころからオジサンだったわけではない。26歳だもの、それくらい言ったさ。

それはともかく、修理本を多少読んでいても、傍目には修理方法を思案中と見えるから問題無い。

おっと、修理指示はカバーの破れ補修。

本の装幀とカバーが同一デザインであれば、図書館はカバーを外す。本のカバーを外して地味な表紙が出てきたときは、カバーを付けたままブッカー(透明フィルム)をかけるのが普通。

「独特老人」はカバー付きなのにブッカーがかけてなかった。そのためカバーが破れて修理に来たのだ。指示どおりカバーの破れを補修して、追加でブッカーをかけた。(文頭の写真は修理後です)
ピシッと透明フィルムが貼れたので、手に取る人も気持ちよく読めるだろう。

一方、【完本池波正太郎大成20】はブッカーがとんでもないことになっている。
経年変化で皺が寄り、気泡が入っている。これは読む気を削ぐ。気持ちよく読めないだろう。
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ブッカーの貼りかえは後からするとして、指示は背割れ。
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というより本文脱落。
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完本池波正太郎大成20 は、真田太平記(三)。
人気の真田関連本だから修理を急がなきゃ。









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by ikuohasegawa | 2016-06-11 04:58 | 製本&修理:関連 | Comments(4)