4-751) 怪しい電話番号

御嶽海勝ち星日記。
九州場所三日目、危なげなく錦木を寄り切り二勝目。
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ということで、
私はケイタイに出ないことが多いと評判───どうせ大した用ではありませんから実害はありませんけれど───です。
念のため申し上げますがスマホではなくケイタイです。

タブレット───電話のかけられない大型スマホのようなもの───を所有しており、出先でのブログの更新やら検索やら幾つかのアプリも使っています。
ケイタイは、私が出先で掛けるときに、便利に使うこともあります。が、携帯することを忘れる日もあります。

この日も外出から帰った私に、ケイタイが鳴っていたよとChiが言った。
ということは、この日も持って出ていなかった。ことに気が付きました。

充電器につながったケイタイを見ると
08003003716 からの着信履歴があった。
覚えが無い番号なので、PCのGoogleで検索すると案の定、怪しい入電でした。
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09047100076 という佐川急便騙りのショートメールの報告コメントもある。

知らない番号の電話には出ないに限ります。
知ってる人の電話にも気づかないで出ないことが多い私ですけれど、心新たにしました。




# by ikuohasegawa | 2018-11-14 04:15 | 繰り言 (くりごと) | Comments(4)

4-750) 売上スリップ

御嶽海勝ち星日記。
九州場所二日目、玉鷲を寄り切り初白星。
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今場所は、強い、上手いという相撲で12勝以上を上げて欲しい。


友人との間で「スリップ」が話題になった。

これが、書店に並ぶ本に挟んであるスリップです。
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書店で本を買うと抜き取られてしまうが、この本はAmazonで買ったのでスリップ付きで届いた。


この本は結構読ませる本でした。
前書きの一節を書き写しておきます。
私たちはあまりにも、「普通である」ことや「世間並み」であることに縛られているような気がする。もしかしたら「普通」でなくてもいいのかもしれない。その答えは、自閉症児を育てる家族の生き方の中にあるはずだ。


さて、売上スリップとは(Wikipedia)
一般的に売上げカードとも呼ばれ、片面が補充注文用に使える伝票となっている。最近では、補充注文カードの面には、バーコードが刷り込まれるようになっている。一般の読者にとっては書店で購入時に抜かれてしまうため、通常は書店の店頭でしか目に触れないものである。出版社への直接注文の場合は通常、スリップを挟まないが、オンライン書店で書籍を買った時、スリップがついたまま送られてくることも少なくない。

要するに読者には関係のない、書店や出版社が使う伝票なのだ。

待てよ、手作り製本をした私は───読み始めれば読者だけれど───出版者なのだ。
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ひらめきました。
スリップを作らなきゃ。神は細部に宿る。と、言うからね。

ということで、方丈記のスリップを作りました。
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製本の会会員に行き渡る数を作りましたのでご安心下さい。
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スリップを挟むと新刊感が増しませんか。

スリップを挟んであると書店感?出版感が増しますよね。

スリップを挟んだ本を眺めると満足感が倍増するはずです。
  
次回、例会の折、スリップを配布します。
それと、既に配本した方へは───本来的には本が読者の手に届いたら用済みなのですが───スリップを郵送しました。挟んでおいて下さい。

挟んでどうするんだ。っていう声が聞こえてきそうですが、ただ挟んでおくだけです。
全く必要のないものですが、私としては、何としてもこの「スリップごっこ」につきあって頂きたいということです。

Wikipediaの後段
書店へ出荷する本にも最初からスリップを挟まない出版社やレーベルが増加傾向にある。2017年~2018年で約20社が廃止を決めた。理由としては、POSを利用するなどして書籍の受発注や流通・需要動向の把握がオンラインでできるようになり必要性が低下したことと、出版不況に対応したコスト削減(スリップの関連経費は1枚2円程度)が挙げられる。
複数の店舗を抱える中規模の書店の場合、書籍の売上げは、ほとんど書籍本体のバーコード読み取りによるPOSで管理しているため、売上げカードとしての役割はなくなってきている。しかし、出版社によってはスリップをまとめて送ると報奨金を還元するケースもあるため、書店ではスリップを抜いてプールする習慣が定着している。

ちなみに、本屋で調査(のぞき見)したところスリップを挟んでいない文庫本が数社ありました。

# by ikuohasegawa | 2018-11-13 04:15 | 製本&修理:関連 | Comments(10)

4-749) 11月のつくしんぼ

ウオーキングで通るデイサービスのディスプレイが毎月変わる。

今月は、七五三の記念写真撮影風景。いい感じです。

七五三なんて、私の子どものころには無かった。
有ったかもしれないが、あの時代には流行ってはいなかった。
祝ってもらったかもしれないが、覚えておりません。少なくとも宮参りには行っておりません。

ウインドウディスプレイは、このところに比べよくできているが家族構成がわかりにくい。
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七五三の子ども三人はよしとして、後列左はパパ、一人とばしてジーちゃん。
よくわからないのが、とばした中央の女性。ママなのかバーちゃんなのか。

ジーちゃんと同じ柔和な目からすると、おそらくバーちゃん。
この作の高齢者は柔和な細目、若い世代はパッチリ目と描き分けているようだもの。

写しているのがママということかな。

父子ファミリー&祖父母となると何かドラマがあることになる。




# by ikuohasegawa | 2018-11-12 04:15 | 今月のつくしんぼ | Comments(4)

4-748) タイプの異なる見返しを理解する

修理ボランティア養成講座4回目用の材料を揃えました。

糸綴じの実習でA6サイズのメモ帳を作ってもらいます。
本文が白紙───カラーペーパーでも何も書いてなければ白紙ですね───なのでメモ帳と書き、流れで作ると書いたが、安っぽく感じるので言い換えます。

無地の冊子を製本します。
A5(A6の見開き)3枚を1折にして5折を糸で綴じ、見返しを付けて表紙で包(くる)みます。

準備が整いました。
左が試作品。中が表紙と見返し用紙。右は折り丁の束です。
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折丁には、のこぎりで目引きして綴じ穴をあけてあります。
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本文(水色)の4折丁のうち、端の折丁の1枚を薄緑色(見返し用紙)に替えてあります。
こうしておくとオモテ表紙とウラ表紙で見返しの付け方が変わります。

糸で綴じ冊子にするとこんな出来上がりになります。
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い線で表した見返しは別紙添付の普通の付け方。
の線で表した見返しは本文と共紙で折丁とつながっている。

この緑の線の見返しは絵本で採用されていることが多いが、過日、廃棄本の中から見つけ出した児童書も、このタイプでしたね。
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この実習で糸綴じをマスターするとともに、変則的な見返し用紙の付き方を理解するツールを自作することになります。



# by ikuohasegawa | 2018-11-11 04:15 | 製本&修理:関連 | Comments(4)

4-747) 手作り製本の会例会

手作り製本の会例会。

この日は課題の合い間なので参加者は主要メンバー10名弱と少ない。
そこへ小学生が大挙して来るという。

地区センターの役割を学び活動の見学に来ると連絡を受けたので、手持ちの作品類を展示しておきました。
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総数約40名というから1クラス全員だ。
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「この会のおばさんオジサンは本を作ったり、図書館や小学校で本を修理しています」と活動を紹介。

児童に囲まれてオジサンご満悦。
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図書館や学校の本が破れているのを見つけてもセロテープなどで貼らないで、司書さんに「ここが破れているよ」と教えてください。と話をまとめました。

こう見えて結構、小心者なので、あれやこれやと、やらねばならぬことを抱えている───と思い込んでいるだけなのでしょうが───私にとって、心安まる日になりました。
諸君、ありがとう。



# by ikuohasegawa | 2018-11-10 04:15 | 製本&修理:関連 | Comments(5)

4-746) 箸&箸袋

交通事故のニュースは悲惨な映像が多い。
そんな中で5日に首都高速道路で発生したトラック火災事故のニュースは「何じゃこれは」「どうして?何で?」と思わせる映像だった。

それは高速道路上に散乱───というけれど散らばってはいない───している割り箸。
トレーラーは何だって運んでいるけれど割り箸という積荷、更にバラの割り箸に虚をつかれた感じがした。
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TBSニュース


事故の経緯は
タイヤから出火し火災発生。
直ぐさま消防車が出動して大事には至らなかったが、その消火の際に割り箸は燃えやすい木材だから、消防は安全確認のためコンテナから割り箸を落とした。さらに、箱内に火種が残っていないかを確認するために開梱した。ということ。
そうか、衝突事故ではないから大きく散乱していないのだ。

消防の慎重な安全確認の結果、この映像になったというわけだ。
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誰かの写真借用


それにしても肝心の箸袋は無いけれど、日本国内で袋に入れるのだろうか。
という疑問と共に「某国産なのだけど普通の木だろうか。漂白していないだろうね」
(本意:彼の国なら建築廃材を加工し漂白液に漬け込むくらいのことはやりそうだ)
などということがチラリと浮かぶ。

それはともかく、箸散乱にちょっと刺激を受けたので箸袋を散乱させてみました。
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はい、箸袋蒐集代理代行を務める身ですので集めております。
この袋に入っていた箸も、ああいう風に彼の国から来たのだろうなあ。


散らかした箸袋は整理して束ね、本日、代理蒐集人に渡します。



# by ikuohasegawa | 2018-11-09 04:15 | 繰り言 (くりごと) | Comments(2)

4-745)巷ではジーヴスが届きました

美智子さまが公務を離れたら読みたいと言われた探偵小説の翻訳版が届いた。

まず10月30日に届いたのはグリーンのカバーのジーヴスの事件簿・大胆不敵の巻。
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「春風駘蕩。漂うユーモア」と解説者はいうが私からすると物足りない。
直接的な毒々しい笑いに慣らされた私は、探し、検討しないと面白さがわからない。ということは・・・面白くない。退屈ということ。

せっかく、美智子さまが盛り上げてくださった読書機運を冷やすようなことを書いて申し訳ありません。あくまでも個人の感想です。

また、探偵小説とはいうものの、執事ジーヴスが謎を解いた事件は、牧師連の長説教大賞ハンディ戦(説教の時間長短比べ)の賭けでのインチキ、村の運動会の玉子運び競争の賭けのインチキ犯を暴くなどの出来事程度。刑事ボッシュが謎を解明する猟奇的事件のおぞましい刺激に慣らされた私には事件とは思えぬ。

また、シリア大統領愛人を亡命させるグレイマンの最新作「暗殺者の潜入」では、上下巻で5~60人が死んでいく。死者の数で探偵小説の価値が決まる訳ではないが「ジーヴスの事件簿」では死者は出ない。
刺激とは無縁の世界である。

皇后さまはこの程度の作品をも遠ざけ、公務を離れるまではと待機させておられたのだ。
なんと禁欲的?抑制的?慎ましやかな幾星霜であったことよ。

遅れて11月4日に届いた「才智縦横の巻」には帯が付いていた。
上の写真でお気付きのことと思うが拡大します。
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商魂たくましい文芸春秋社であることよ。
ちなみに、立ち寄った書店では新帯を巻いたこの2冊を平積みしておりました。

皇后陛下
巷では、美智子さまより先にジーヴスが読まれておりますぞ。



# by ikuohasegawa | 2018-11-08 04:15 | 繰り言 (くりごと) | Comments(2)

4-744)修理ボランティア養成講座の3回目 平綴じ

昨6日は学校図書館修理ボランティア養成講座の3回目。
平綴じを実習してもらいました。

児童書の背割れや何度もページ外れで修理に来る本はかなり年数を経過した本です。
ボンドで修理するだけでは再びどころか再々度修理に来ます。そんな本は平綴じで修理します。
多少開きは悪くなりますが、大きく分解することなく綴じなおせ、堅牢に仕上がります。
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見返しの遊び紙をノド元までめくり起こし、ドリルを使い綴じ穴をあけます。
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その後、太めの糸で平綴じをして終了。

ほとんどの受講生が初めて使うドリルですから、おっかなびっくりでしたが無事穴をあけ、綴じ終えることができました。

次回13日は糸綴じを実習します。



# by ikuohasegawa | 2018-11-07 04:15 | 製本&修理:関連 | Comments(4)

4-743)11月のゴルフ

「終日曇り。念のため折りたたみ傘をお持ちください」と予報が出ていた昨5日、上総モナークカントリークラブにてゴルフ。

出発した6時過ぎには、5時ごろ降った小雨で路面が濡れていた。

このまま降らないで欲しいと念じながら君津のゴルフ場に着くと、雨では無いものの濃い霧。
これはこれで困るのです。
受付にて「霧のためスタート時間遅延」を告げられた。
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いつも、クラブハウス前でベンチに腰をおろし、プレーヤーを迎えてくれるジャック・ニクラウス像(コース設計者)すらもよく見えぬ。
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7分遅れでスタートします。と告げられ外に出ると、ニクラウス像が見えてきた。
やれやれ。
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OUT1番ホールをスタートするころから霧はどんどん消えていき、全く問題なし。
ところが、私のゴルフは問題有々。
それはともかく、途中から半袖になるほどの好天に。
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至誠通天。
昨日から時どき祈っていましたし、友人知人もChiも祈ってくれていましたから。
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スコアは100を切ることができませんでしたが、旧交を温めることができた一日でした。
旧交っていったって、いつものメンバーですけど。



# by ikuohasegawa | 2018-11-06 04:15 | 散歩・お出かけ | Comments(3)

4-742)本の修理講座の材料を作りました

本の修理講座の教材を作りました。

左のは、廃棄本の中から偶然見つけた見返しが変種の児童書(1987年刊行)。
児童書なのに糸綴じであり、なおかつ───ここが重要───オモテ表紙側には別紙の見返しが無く、見返しは本文と共紙で折丁とつながっている。
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これを綴じてなおすとき、どうやって解体するか。と、質問して考えてもらいます。
「いい質問です」
解説の池上さんみたいですが、本当にいい質問です。というか、いい教材です。

中央のは、糸が切れた絵本を綴じなおすとき、綴じ代の裂けを補修したサンプルです。
オーガンジーリボンテープを長めに貼って、見えやすくしています。これはいいアイデアです。

右のは、のこぎりタコ糸綴じのサンプルです。これは、よくある修理法です。

明日の磯子図書館・学校図書館修理ボランティア養成講座、第3回で使います。


本日、この後、ゴルフに出ます。
雨よ降らないでくれ。


# by ikuohasegawa | 2018-11-05 04:15 | 製本&修理:関連 | Comments(4)

4-741) 家庭製本教室その3 方丈記完成

軽井沢製本教室でChiが綴じた2冊と合わせて4冊の本文。
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ここから、製本教室は並木に移りました。

Chiも、本文に見返しを付け寒冷紗で補強しました。
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別の日、栞ヒモ・花布とクータを付けた本文を包む表紙を作りました。

寸法に切り出したボール紙を表紙布に貼り、縁を貼り込みます。
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Chiも自分の分を作りました。

続いて本文と表紙の合体。
まず背を貼って位置を定め、次いで見返しを表紙ウラに貼ります。
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上製本で仕上げる文庫サイズの方丈記、完成いたしました。
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表紙用布は2色、見返し用紙も2色・・・手持ちの材ですから。
その組み合わせで、4冊が様々な表情を見せています。
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文庫本サイズですが1ページ9行、1行23文字の大活字ですから、意図通り読みやすく仕上がりました。

Chiは出来上がりに満足し1冊は蔵書、もう1冊は姉に贈ると申しております。

これにて、我が家の製本教室は一旦終了といたします。


# by ikuohasegawa | 2018-11-04 04:15 | 製本&修理:関連 | Comments(4)

4-740) 相鉄星川付近 高架完成間近

30日に相鉄に乗って星川へ行ったものだから、こんな新聞記事が興味を引きました。
天王町駅―星川3丁目 渋滞解消、地域一体化期待
相模鉄道約1.8キロの高架化が終わり、11月24日から区間内にあった計7か所の踏切が廃止される。「開かずの踏切」によって深刻だった通勤時の交通渋滞が本格的に解消され、分断されていた地域の一体化も期待されている。
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高架化は、保土ヶ谷区西久保町の相鉄線天王町駅付近から同区星川3丁目までで、区間内にある星川駅も高架化された。昨年3月には下り線が高架化に移行し、11月24日からは上り線も高架に切り替わる。
市や相模鉄道は現在、同様に渋滞などが深刻な相鉄線西谷(保土ヶ谷区)―二俣川駅(旭区)間の約2・7キロの地下化を検討中で、早ければ33年度の完成を目指す。
ということで私が星川を訪れた10月30日、着いたのは完成している高架上の下りホーム。
帰りは高架下の上りホームから横浜へ。
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「11月24日からは上り線も高架に切り替わる」ということですから、次回星川へ行くと往復とも高架上ホームということになります。

地域住民でない私は特に嬉しいわけでも便利になる訳でもありませんが、かつてこの線を利用した広島の郁夫さんへのちょっとした「懐かし情報」というか「現状報告」サービスです。


# by ikuohasegawa | 2018-11-03 04:15 | 散歩・お出かけ | Comments(4)

4-739) 横浜市学校司書勤務条件について

開口一番「見てください」と司書さんが指さした。
見上げると壁から電線が出ています。おおっ、これは!
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いよいよ並木第四小学校図書室にエアコンが入ります。
これから迎える冬期には暖房として使えるようです。

司書さんとの話の中で、来年度の司書応募に話が及んだ。

年度初め(4月13日付け)の神奈川新聞は報じた。
横浜市教育委員会は12日の市会常任委員会で、2018年度の学校司書の未配置校が4月1日現在で31校に上っていることを明らかにした。17年度まで2年度連続で全校配置を実現しており、今後は再募集して年度内の全校配置を目指すとともに、交通費支給などの待遇改善も含めて検討する。 市教委は学校図書館の充実や子どもの読書意欲の向上などを目的に、13年度から市立小・中・特別支援学校への学校司書の配置を進めており、16~17年度には全498校への配置を実現させた。
しかし18年度は司書130人を募集したものの、83人しか採用できなかったという。
司書は1年契約で4回まで更新できる非常勤職員で、交通費も含めて時給1100円。市教委によると、今回は13年度に採用した1期目の学校司書と新たな契約を結ぶ時期だったが、これまでとは別の学校への転勤を依頼した際に、交通費がかかることを理由に契約を結ばなかった司書もいた。市教委は「今後は通勤手当などの待遇改善を検討し、引き続き全校配置を目指したい」と話している。


ということで、市教委が「待遇改善を検討」し、横浜市学校司書の勤務条件が少し変わりました。
しかし、報道されている「これまでとは別の学校への転勤を依頼した際に、交通費がかかることを理由に契約を結ばなかった」「通勤手当の支給」の、日々の通勤費は手つかずのままです。

変更点は以下のとおり。
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※勤務地の指定はできません という従来の記述に 
お住まいの中学校区にある学校には配属されませんが、追記された。
事実確認、厳格化ということで待遇改善ではありません。
ということは、自腹の通勤費がかなりかかる遠隔地勤務になります。

他には
年10回程度開催の研修を(勤務として扱い、報酬を払います)と、明記。
勤務として扱うと書いたので、交通費を支給しなくてはならない。で、
報酬:時給1100円。別途、研修旅費支給。(横浜市旅費規定に基づく)と。
ただし、出発・帰着地は勤務学校のようです。(この項未確認)

それにしても、実費を払う交通費は報酬ではないような気がします。(この項も未確認)
正しくは
報酬:時給1100円(通勤費を含む。但し研修会出席の交通費は支給)
とするのが普通ではないでしょうか。
通勤費が出ないことにはに触れたくないのでしょうかねえ。

通販でも、送料込みかそれとも送料別かは大きな選択ポイントです。
送料を足すと安くない。と判断すれば別を探します。
勤める人でも、通勤費が別途支給されない職場の勤務条件をマイナスと思う人はいます。毎日発生するのですから。

2018年度は司書130人を募集したものの83人しか採用できなかったという現実は、この「改善」で、どのくらい変わったのでしょうかね。


# by ikuohasegawa | 2018-11-02 05:02 | 製本&修理:関連 | Comments(2)

4-738) 図書館総合展に行きました

パシフィコ横浜にて開催中(11月1日まで)の図書館総合展へ行きました。
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図書館総合展HPによれば
図書館総合展 | 図書館とともに進める まち・教育・情報の未来 https://www.libraryfair.jp/
図書館総合展は、図書館運営者・関連業界とコンタクトをもつのに最大・最良のイベントであるだけでなく、読書・学習環境についての最新技術と知見が一堂に会する場でもあります。

業界とコンタクトはとらないし、一堂に会する知見を求めた訳でもない。
キハラ、日本ブッカー、フィルムルックスなど修理材で馴染みの社も出展しているし、地元の有隣堂は読書グッズや図書館総合展オリジナルグッズを販売するというし、30日は保土ヶ谷まで外出するし、何より出展社の一員として友人が来るというし・・・。ということです。

友人の社のブースを見学し、次いで場内見物。
チラシをいっぱいもらいました。
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図書用品の株式会社伊藤伊は、和綴じ豆本の作製体験を実施していた。
参加を勧められたが、自宅でキッチリ作るからとキットを所望。
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ああ、妻も作るのでもう一つ下さい。と。

本文が洋紙で袋折りはしていないし綴じ穴はドリル穴ではあるが、よくできたキットだと感心してしまいます。
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左端の、禁帯出シール文様のものは、キハラのブースでくれたビスケットです。

面白いものを見つけた。
株式会社大入(オオイリ)のブースです。
伝統的な技法を生かし修復・保存・装幀・複製をする京都の会社。元々、経師を手掛ける会社だから表装、和綴じ本はもとより、古文書などの修復も幅広く手掛けておられる由。

展示の最後が目をひく。
これは?と水を向けると「修復をお見せするために作りました」
一冊を断裁し半分を修理したのだ。
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目にもの見せてくれよう、ということだ。気持ちはよく解る。

綺麗に修理してしまうと、どこが壊れていたの?ってことになってしまいますからね。

これと同じことを、2012年にやっております。
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本を修理する人は同じことを考えるようです。



# by ikuohasegawa | 2018-11-01 04:15 | 製本&修理:関連 | Comments(6)

4-737) 情報セキュリティ強化対策 横浜市

保土ケ谷区役所から届いたメール。
用件は修理ボランティア養成講座の事前打ち合わせ日の調整でした。

添付ファイルはクリックで開けない。と。
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もう1通届いている。
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ダウンロードURLを開いてパスワードを入力すると
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後からではしょうがないけれど、一通目にあった参考を開くと
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こういうことになっている。

私宛のメールに添付してあったのは、日程調整のためのカレンダー体裁の表にすぎないのに、ずいぶん面倒な手順を踏むことになったものだ。

「情報セキュリティ強化対策」ということだが、誤送信しても2通目も受け取っていないと添付ファイルを開けないようにするのだろうか。

それにしては、2通目(ダウンロードURLとパスワード)のメールは「自動送信」だという。
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自動送信だとすると、誤送信した相手にも送信するように思えてしまう。
これで「セキュリティ強化」になるのだろうか。
まあ、どこかの局面で何かのチェック機能が働いているのでしょうね。


情報セキュリティ強化対策をしたうえで、日程調整した打ち合わせ日は昨日でしたので出向きました。

講座開講日は、来年1月31日(木)2月7日(木)14日(木)21日(木)です。
サポーター頼りの講師ですから、ご協力のほど宜しくお願いいたします。


# by ikuohasegawa | 2018-10-31 04:15 | Comments(4)

4-736) 背がパックリ割れた池波正太郎全書

池波正太郎全書の中でも束(つか)のある1冊を修理。
他は破損していませんが中ほどで割れています。
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修理方法は本文の背に切れ込みを入れ、タコ糸を渡して割れをつなぐことになります。そのためには本文の背を出さないと修理できません。

まず、かろうじてくっついている個所を切り離しました。
次いで、少し弛めだった表紙側の見返しをめくり外し寒冷紗を切って本文を外しました。
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もう一方の見返しと表紙は温存したままで修理をします。
こうすれば健常な一方を壊さなくて済みますし、修理箇所を少なくできます。


写真(下)は背を上にして固定した状態です。
左側に付いていた表紙と背を右(ウラ表紙)側にめくり起こしてあります。右側には手を付けていません。
表紙と本体をつないでいた左側の寒冷紗は切っていますから、戻すときに新たな寒冷紗を足します。
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この本の場合は丸背全幅ではなく、割れの左右各10mm程度に切れ込みを入れたい。
そのため半円形の台を置き固定し丸背を維持してあります。台にしたのは半分に切った紙筒(前にどなたかが何かのサヤにしていた芯)です。

ノコギリで背に切れ込みを入れます。
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写真を写し損ねましたが、この切り込みにボンドを入れタコ糸を埋め込みました。
表紙側の寒冷紗を切っているので、新たな寒冷紗を足し表紙を戻して貼りこみました。

しばらく置いて当該箇所をそっと──開かない方が良いのですが──開いてみた。
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ノド際にはタコ糸を入れた箇所が見えています。
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終了。



# by ikuohasegawa | 2018-10-30 04:15 | 製本&修理:スキル | Comments(2)

4-735) 5000回更新は錯誤 入力ミス&校正ミスだった

本年10月24日、本ブログは5-1000回を迎えた。
おりしも、その日の記事は美智子さまお誕生日の関連。Wめでたいではないか。
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駄文羅列であっても5000回更新。
誇らしい気分で、懐かしさもあって記事一覧を開いてみたら間違いでした。

4-964)の前が、4-693)ではないか。
ここを読んでも、読み飛ばして間違い個所に気付かない方も、きっといるでしょう。
6と9が入れ替わったのだ。
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どうしてだ。
6と9は似ている───似ていないか───からの単純入力ミスなどということがあるだろうか。
間違えた原因は思い浮かびません。

幸い5000回を祝う祝辞も祝電も届いていないので、極めて個人的なミスで済んでいます。
それにしても、何人か読んでいただいている方や、校正担当を任じるK分さんも回数は意識して見ていないようです。
元々、1日ごとに回数を書くのは個人的な嗜好で始めたことだから当然ですがね。


さかのぼって、延々と修正いたしました。
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結構な時間がかかったので、本日、4-735) として記事にしました。


# by ikuohasegawa | 2018-10-29 04:15 | 繰り言 (くりごと) | Comments(8)

4-734) Amazonからボール紙が届きました

文庫版上製本・方丈記の表紙を作ります。手持ちのボール紙が底をついたので求めねばならぬ。

ところがボール紙は意外と入手しにくい。
100円ショップ、HC、東急ハンズ、ユザワヤ,どこへ行っても適当なものが無いのでAmazonにて
工作用ボール紙A3(やや大きめ) 
サイズ:320×440mm 紙厚:約1mm 
5枚<日本製> 960円( 送料込み)    をポチッ。

訳あってA3(やや大きめ)というのが気に入りました。

翌日、こんな梱包で届きました。
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A3(やや大きめ)がすっぽり入る深さ80㎜の箱が届いたとき、思わず「何を買ったっけ」「もしかして宅配ピザ3L2枚?」と口にしてしまいました。
開梱して、なんだ、ボール紙か。
間違いなく注文しております。

それにしても過剰包装だろう。ボール紙5枚だよ。
報道によるとAmazonは営業費用の伸びを抑えた結果、営業利益は37億2400万ドルと10.7倍に拡大したという。
巨額の利益を上げているとはいえ、営業費用は、まだまだ押さえることができる。余計なお世話ですね。


上製本(ハードカバー)に仕上げる方丈記の表紙芯ボールは、いつもの2㎜厚でもよいが、今作は束(つか)が比較的薄い文庫本サイズなので1.5㎜にしたい。1㎜だとチョッと薄い2㎜だと厚いと感じてしまう。

1.5㎜ のボール紙というのは、これまた買いづらいのです。
購入した1㎜に手持ちの0.5㎜㎜を貼ります。ボール紙を貼り合わせるのはボンドですが注意が必要です。
ボンドに含まれる約50%の水分で反ってしまいますからプレスしたまま乾燥させなくてはなりません。

一方、本文の方は見返し用紙を貼り寒冷紗で補強し三方断ちを済ませております。


# by ikuohasegawa | 2018-10-28 04:15 | 製本&修理:関連 | Comments(2)

4-733) 製本の会例会 文庫本サイズの方丈記

手作り製本の会例会。

目下の課題は文庫本サイズで仕上げる上製本。
手早い方は早々と完成。
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私はまだ本文に見返しを貼った段階のまま記念撮影に参加しました。



S原さんとO橋さんがヴォーグ学園横浜の豆本講座 を受講し始めたとかで、第一回目の作品をご披露。

豆本・絵巻物
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材料が美しい。
出来上がりは勿論美しい。作ったのは我が会のベテランですから。
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国立国会図書館の許可を得て、錦絵「雪月花振分双六」を豆巻物にレイアウトし、ちゃんとした印刷屋で印刷した材料とのこと。我が会も、これくらいの材料を準備できればいいのになあ。

とはいえ、ヴォーグ学園の受講料は6ヶ月6回 19500円+材料費(この回は1000円)だから、これくらいは当然だ。
我が方は入会金1000円 年会費2000円ですから。

用紙がツルツルの洋紙というがチョッとね。と、拗ねて、くさしたりしてね。




# by ikuohasegawa | 2018-10-27 04:15 | 製本&修理:関連 | Comments(2)

4-732) 本の修理講座準 初級の2回目

火曜日(23日)磯子図書館主催・学校図書館本の修理講座2回目。
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この日は、幾つかの修理を実習してもらいました。

弛んだ見返しのボンド留め、すり切れた表紙角・背の天地の修復、切れた栞ひもの付け替えなど、サポーターの行きとどいたアドバイスがあって皆さん順調にこなして満足げでした。
次週は中級に進みます。

講座終了後、私は持ち込んだ方丈記を三方断ちしました。
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図書館の断裁機を使わせてもらうので綺麗に断裁できます。ありがたいことです。

このあと栞ひも、花ぎれ、クータを付けて本文は完成。別途作る表紙でくるみます。

# by ikuohasegawa | 2018-10-26 04:15 | 製本&修理:関連 | Comments(2)