行楽に花紀行を付け加えるようにしている。むろん奥さん孝行の一環である。
出かける方面と開花の時期が合わないときはチョッと南へ、少し北へ更に山へと足を延ばして花を楽しんで頂けるようにする。そうそう、いつも我がまま勝手な私だから花紀行のポイント稼ぎ。今回はどちらへ。
木彫で強張った筋肉をほぐすため坂本宿の峠の湯へ出かけた。入湯休息後、まだ早い時刻だからと寄り道した秋間梅林が満開。毎度の言い草だが三月の信州に花は無いから、思わぬところで花紀行ポイントをゲット。
ところで、木彫で強張った筋肉・・・・・・というのはヤッパリ聞こえが良い。木工というと言うより数段高級な物を彫ったように聞こえるなー。
それはさて置き、秋間梅林一枚目(大きくなります)
秋間梅林二枚目( 〃 )
群馬に2年ほど転居していたころにも秋間の梅林へ出かけた。上信越自動車道を下っていくと下仁田・富岡辺りでスギ花粉が山から襲来してくるのを目にして、慌ててUターンしたことがあった。花粉症のChiが黄色く流れ来る大群の花粉を見たのだから引き返すのは当然のこと。クワバラ クワバラ。
念のため申し添えるが、Uターンしたと言っても次の出口を出てのUターン。老人性の高速道逆走ではない。
以来、我家では秋間梅林のことを『悪魔の梅林』と呼んで近づかないでいた。しかしその2年ほどの間に、新鮮な杉花粉を大量に浴びたのが功を奏したのか、その後Chiの花粉症は治ってしまったのでマスクもしていない。したがって『悪魔の梅林』は普通に秋間梅林に戻っている。元悪魔の梅林とは言っていない。
私ですか?私は端から花粉なんぞフリカケにしてもOKだし、花粉シャンプーでも花粉リンスでも、何でも来い。花粉如きに負けるほどヤワではないというか敏感ではない。
三枚目、梅園の午睡( 〃 )
ドライブ先で別れ話を持ち出され泣く男に見えなくもないけど、この日は暖かな本当に良い日だったから、そんな事はないと思う。昼寝だ。