ところが、台風の余波とやらで突然の雨が降ったりして、湿度が高く寝つけない。またしてもエアコンを稼動させているので、余分にCO2を排出してしまう。
信州の標高900mの地には端からエアコンは設備してないので、あちらに居れば、排出する最大のCO2は自らの呼気ではないかと思うくらいである。
呼気といえば、反芻をする牛のゲップが多くのメタンやCO2を排出しているという。
牛などの反芻動物が、食物を第一胃の発酵作用により消化分解した時に出すのが、地球温暖化に悪影響を与える二酸化炭素、メタンガスなど。
世界中の牛のゲップから出るメタンガスの総量は、大気中の全メタンガスの25%にも達するといわれます。
そんな牛のゲップと比べるまでも無く、人間が呼吸の際に吐くCO2 は意外に少なくて、呼気の70%は酸素だと知った。「人間は酸素を吸って炭酸ガスを吐く」と憶えていた私とすれば驚きの事実だ。
しかし、よくよく考えてみれば、体内でガス交換を行っていても、呼気に酸素が70%含まれていなくてはつじつまが合わぬことがある。
人工呼吸が成り立たない。
心肺停止者に送り込むのが炭酸ガスでは蘇生できない。
70%の酸素が含まれているからこそ、たとえ、にんにく臭くても歯周病でも我慢できるのだ。心肺停止の人はそんなことは感じないけど・・・・蘇生した途端の一言が「おかげで助かった。有難う。にんにく食べたろう」か「歯医者へ行けよ」だったりして。