紙の長辺に平行方向に繊維が流れている紙を縦目の紙といい、 紙の短辺に平行方向に繊維が流れている紙を横目の紙という。
製本する場合、横目の紙を綴じると本のめくりが悪くなるなど不都合が発生してしまうので、横目は気になる。
また、時代小説に登場する横目という役職もある。目付け、大目付とともにに横目付、略して横目。職務は、大名、旗本等、武士の行動の監察や論功行賞などを司どったという。文字どおり目を付けられると厄介なことになり、御家断絶ということにもなりかねない。目付けや横目は煙たい存在なのだ。
辞典を引くと、それらも載っているが、もっと人間臭い語釈も載っている。
『すでに相手が決まっているのに、また他の人に目をつける』というのだから、穏やかではない。二股、乗り換え、浮気に不倫等、ややこしくなりそうな兆しが横目にはある。
総じて横はあまり良くないことが多い。
横車、横槍、横好き、横恋慕、横取り、横流し、横紙。
最終ホールの池ポチャで優勝を逃したのは 横峰さくらだし。
まったくもー・・・。
引っ掛けでは無く、、誰か気が付くかなとは思ったけど「誤りだ」と言われるのは嫌なので太字にしておいた。