へしことは、さかなのぬか漬けのことです。
作り方は、鯖が一番脂ののった秋につくります。最初にとれたてのさばの内臓を取り出していったん塩づけにした鯖を樽に入れ、塩を入れて重石をします。4~5日間おくとさばから水分が出ます。十分水分がでますとその水分といっしょに、さばの腹のなかやまわりに、米糠や鷹の爪などをまぶして漬けこみます。(おつけものの要領です)重石をして、さばが熟成するまでの1年ないし2年間眠らせます。
いつか旅行番組で見て興味があったので、見て即購入。大きなサイズの丸物もあったが、まずは小手調べという感じで、小さいサイズを選択した。
食べ方を調べると、焼きへしこ、水に入れ塩抜きをしたものを薄く切って刺身というのが定番。少々塩がきついので、切り分けてあれこれ食べてみたが、刺身よりは焼いたほうが旨いと思う。
醗酵し熟成した旨みが感じられ中々のものである。
食べていてアンチョビを思い出した。同系統の美味さだ。
昨日、ぺペロンチーノの味付けに使ってみたら、ドンピシャ。
へしこ はジャパニーズアンチョビだ。
それにつけても、オジサン旅行幹事 の差配にはいつもの事ながら感服し感謝するものである。
幹事はH 内氏に限る。