製本&修理:ツール

2-701) 一から出直し(ドライヤー保持器)

後日追記:セロテープはがしの主流は「ワンダリック」に移ったので使わなくなった


図書館利用者が本の傷みを見つけて修理をすると、〝セロテープを貼る〟ことがほとんどである。気持ちは有難いのだが、修理に回ってくるとそれを全て剥がすところから始めなくてはならない。壊れや破れを見つけたら口頭で図書館に伝えてもらえると有難い。

セロテープを剥がすときはドライヤーで温め、接着剤を弛めて端からはがしていく。この時、片手はドライヤーを持つので作業は片手になる。今は本を目玉クリップなどで机に固定するなどして作業をしているが、不自由している。そこでドライヤーを保持する台を作ることにした。

100円ショップで応用できる材料を探した。
ウロウロした結果、ワイヤー製のロールペーパーホルダーを発見。ペーパーを差し込む中央の部分を曲げてドライヤーを保持すればOK。
購入して試作。
2-701) 一から出直し(ドライヤー保持器)_d0092767_8233344.jpg

簡単に出来た。記念写真撮影。

マジックテープで着脱自在。「どうだ!」と家人に自慢し。ドヤ顔満開。
100円ショップ良いじゃん。

もう少し角度をつけようとお押さえたら、「あっ」
もっと簡単に溶接部分がポキリ。100円ショップ駄目じゃん。

一から出直します。

世間にはこんなものも売っていた。
2-701) 一から出直し(ドライヤー保持器)_d0092767_9115052.jpg


人気の商品らしいが、ドライヤーを使わないから知らなかった。私はタオルで拭けばほとんど乾くので、ドライヤーは使う必要がないから。

使うとヘアードライヤーというより、ヘッドドライヤーになるから、頭寒足熱に反する所業になってしまう。





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by ikuohasegawa | 2012-01-17 05:24 | 製本&修理:ツール | Comments(0)

十や十五連休なんて目ではない。三百六十五連休が始まった私。


by ikuohasegawa