重箱の隅をつつく

2-782)鳩 健在

現在、国際原子力機関(IAEA)を批判するのはイラン・北朝鮮・シリアの3カ国だけである。この度、我が国の、あの方が、その仲間に加わった。
「こんな時期に行くなと言い続けた」 イラン訪問の鳩山氏に官房長官不快感
藤村修官房長官は9日の記者会見で、民主党の鳩山由紀夫元首相(外交担当の党最高顧問)がイランを訪問し、同国のアフマディネジャド大統領と会談したことについて「たとえ個人の立場でも、こういう時期に訪問しない方がいいとずっと言い続けた」と述べ、不快感を示した。
イランの国営テレビは、鳩山氏が会談の中で国際原子力機関(IAEA)がイランなどに二重基準の対応をしており、不公平だと述べたと報じている。
藤村氏はこの件について「政府としてコメントしない。わが国は核問題解決に向けたIAEAの役割を重視しており、イランにIAEAと完全な協力を行うよう求めている」と強調した。

元々、国際原子力機関(IAEA)が、ダブルスタンダードを用いることは自明の理である。
いち早く保有した、米、露、英、仏、中の5か国を「核兵器国」とし、それ以外への核兵器の拡散を防止するという核兵器不拡散条約(NPT)に基づき設立しているIAEA なのだから、持った国用と持たない国用の基準が存在するのは、当たり前。

それを、不公平だというのは、「俺も持ちたい」ということであり 現に、インド、パキスタン、イスラエルは非締約国である。締約していても イラン、北朝鮮などの本音は、「俺も持つ」なのだ。
少なくとも、〝ならず者〟には核兵器を持たせないようにするのが核兵器不拡散条約(NPT)の共通認識のはずだ。

それをいまさら、「不公平だと言った」と報道されてしまう口の軽さというか、脇の甘さというか、いかにもあの方らしい所業である。民主党政府は、『訪問しない方がいいとずっと言い続けた』と言うくらいだから、あの方に危機感を抱いていたようだが、何といっても外交最高顧問に任命しているのだから笑ってしまう。

現在、アメリカはイランの核開発とアフマディネジャド大統領による反米政策に対して、イランへの制裁とイランとの取引を行っている国々へ金融制裁を行っている。日本はイランからの原油を輸入しており、本来ならば制裁の対象となる。

しかし、原子力発電が停止している日本がイラン原油を禁輸にすれば、日本の産業どころか日常生活もままならないほどのエネルギー不足になってしまう。そのために、日本は当面の間、制裁の対象外としてもらうことでアメリカの合意を取り付けたばかりでないか。

しかし、その状態を知ってかしらずか、というよりは、その状態を知って、自らが立ち上がらなければならないという使命感に燃えたのだ。「民主党の外交最高顧問」である鳩山由紀夫は、「平和の使者」としてイランに行ったのだ。
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かつて日米関係を完全に破壊し、その信頼関係を踏みにじり、アメリカで「ルーピー」とまで言われた人物が、アメリカの制裁に危機感を感じて平和の使者となるという。
『そうだ、鳩は平和の使者である』と思いついたのだろう。

報道されていないが、政府はアメリカへ『あの方は、もともとルーピーだから』と電話しているだろうな。それに対してアメリカは、『またかよ、日本も振り回されて大変だねー』と、ドジョウされているだろう。

イラン訪問より、アンタにはやることがあるだろう。改名だよ 。由紀夫を、友愛の 友紀夫 に改名するという話はどうなった?

あの日、他にやることがあるだろう。と、なじったが取り消す。
他のことはしないほうが、害が無いことに気が付いた。本当に申し訳ない。
一生ずーっと、改名に向け邁進されたい。
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by ikuohasegawa | 2012-04-10 06:33 | 重箱の隅をつつく | Comments(0)

十や十五連休なんて目ではない。三百六十五連休が始まった私。


by ikuohasegawa