重箱の隅をつつく

2-842)小沢新党

この先何が起きるか分からないので、順番を入れ替えてこの稿をUPすることにした。離党は止めたなどと言い出すと、公表する機会を失うからね。

小沢新党は60人規模なら、最低30億円の初期投資は必要だという。こうした資金は前金かつ即金で揃えなければならないが、これだけの大金を小沢氏は工面できるのか。
小沢氏の資金管理団体「陸山会」の2010年分の政治資金収支報告書によると、繰越金は1億3034万円ある。また、小沢氏が率いた「新生党」と「自由党」を解党した際、党に残った資金は、小沢氏関連の政治団体「改革フォーラム21」と「改革国民会議」に移された。両団体の繰越金(同年分)は、前者が2億2282万円、後者が9億7409万円。

報道どおりだとすると3団体合計で約13億3千万円になるが、30億円の半分にも満たない。 鳩資金はさすがに今回は動かないだろう。

不足する分は、小沢不動産王の所有物件を売却するという方法もあるが、小沢は一旦、手に入れた土地は簡単には手放さないだろう。他に隠し預金が有ったりして。
20年前の、お若いころから、こんなこと言っていたからなー。
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同調する造反議員諸君は、「今の不人気民主党では落選する。ここは〝マニフェストを守れ。反増税〟を看板に離党すれば当選できる」という思惑だろう。
ところがどっこい、増税前なら期待も有り「頑張って下さい」があるかもしれないが、選挙のころは増税法案通過済み。あの時、反対したという過去の出来事に過ぎなくなる。

君たちの当落はこう予測されている。
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貴重な選挙資金を、どぶに捨てる結果にしないためには、〇 △だけを立候補させるというのが、新党党首の無駄のない合理的な判断だと思う。
しかし、私としては全員立候補してもらい、この際、小沢資金を枯渇させるというのも捨てがたい。

いずれにしても、党分裂、再編などと聞くと、何かの契機になりはせぬかと血が騒ぐ。
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by ikuohasegawa | 2012-06-23 05:00 | 重箱の隅をつつく | Comments(0)

十や十五連休なんて目ではない。三百六十五連休が始まった私。


by ikuohasegawa