待ってました!権太楼師匠

2-862) 権太楼独演会 くも駕籠 舟徳

15日、にぎわい座。柳家権太楼独演。
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演目はくも駕籠 と お馴染み舟徳

くも駕籠とは、悪徳駕籠かきを雲助と言ったことに由来するが、近年、放送では全く演じられないという。駕籠かき→運転手→雲助で、差別用語だという理由だそうだ。 権太楼師匠がマクラで振っていた。
公共電波のお世話にならない寄席では平気なのだそうだ。そう言えば、寄席では、〝〇違い〟 なんていう語彙もよく出てくる。

こんな事件もあった。
1977年、関西お笑い界で人気者であった横山やすしが、乗車したタクシー運転手に対し「お前ら、今でこそ運転手と呼ばれとるが、昔で言えば駕籠かき雲助やないか。」と言い、運転手から侮辱罪で訴えられた。刑事事件としては、大阪地検で不起訴になったが、後の民事訴訟で大阪高裁は、10万円の慰謝料支払いを命じた。

もう一話の舟徳は、四万六千日が背景の季節ネタ。
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滑稽もの二話で大いに堪能。






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by ikuohasegawa | 2012-07-17 05:29 | 待ってました!権太楼師匠 | Comments(0)

十や十五連休なんて目ではない。三百六十五連休が始まった私。


by ikuohasegawa