製本するといっても、本にする新しいコンテンツを各自が都度都度にもっている訳ではない。青空文庫←を利用するにしても面付け作業が必要になる。その上、製本の様式は幾つかに限定されており、活動はその繰り返しにならざるを得ない。
その点、本の修理は幸いといっては語弊があるが、壊れた本は次々に出現する上、傷みの状態程度は様々で常に工夫が求められて飽きることがない。
製本の会世話人としては、関連する目新しいテーマを探し続けざるを得ないのである。
ヒントを求めて〝はじめての豆本(美篶堂)〟を購入。4冊の豆本の材料付きで1800円。
本そのものは初心者向きで会員に紹介する程ではない。これをカットして組立てるだけでは楽しさも半減してしまう。
それより、豆本アクセサリー(写真の〇囲み)が良い。40年振りの友人の手土産である。ブローチに仕上げてあるが携帯ストラップに仕立てるのも面白いではないか。
採寸して手順書を作ることにした。