二足揃えてあっても大川端の心中ではない。
十手持ちの博徒という話でもない。
今年の夏期室内履きの記念撮影である。
地方に行くと、あちこちで布製の草履を売っている。しかし1500円とか1200円では手に取るだけ。
「ホラ、売れてないからホコリまみれ」「原料代なんか只同然だろうに思い切ったね(値)ー」
最後は「草履を履くと、きっと指が痛くなる」と、イソップ物語の狐のせりふ。
6月に信州立科町のJA直売店で700円の値札を見たとたんに「直に馴染むから指は痛くない」で、買った。そう、欲しかったのよ。
小学生のころ、夏休みは爺ちゃんの田舎で過ごすのが常だった。そちらではゴム草履やワラ草履を履いて走り回っていたことを思い出す。昭和30年代のことだが地方の都市部にあった自分の家ではズック靴かせいぜい下駄で、草履は履かなかった。
ついでだけど、ゴム草履は後に流行るビーチサンダルのことではない。ゴム製の草履である。その時以来の草履である。
久しぶりに素足で足の指に力を込めてみる。快適。
そう言えばウオーキングの赤信号で停まった時にしている片足バランス立ちは、指に力を入れて指を開くことがコツなんだ。
手の指を開いてどうするの。足だよ、足の指。
室内草履生活の効果や如何に。
3-167の「6月のうなぎ」は、3-197ではないでしょうか。
欲を言えば遡って修正するのは面倒だから、もっと早く気が付いて欲しかった。これからも頼みます。
今はおしゃれグッズなんて嘘みたい!
やはり私より少々先輩のようで、体験に差がありますね。
私だけがと言えば、6年生の1年間私一人がズックのカバンだった。今風にいえば帆布のショルダーなのだけど探して買ってもらった。本人は〝次郎物語〟気分だった。