3-282) 栗と茗荷は時期を外すと役に立たない
2013年 09月 22日
ちょっと寄せただけでこんなにあった。
早い時期に落果すると、イガの中にあるのは固く茶色い栗ではなく、白っぽい未熟果。こういうものは、時期がずれると役に立たない。
とても栗とは言えぬ。二里か三里だ。
林の隅の半日陰を選んで茗荷を植えてある。八月末に葉をかき分けて覗いた時には、影も形もなかった。九月十九日に覗きに行って思わず声が出た。「じぇじぇ、じぇ」
花盛り。
花が咲いても形は保っているが、中はスカスカで香りが無くなり食料としては価値がない。食料としてはと書いたけど他の価値は思い出せないから無価値だろう。
今回は九月十五日に来たけれど、その日は雨模様。その後の台風18号や郷里岐阜への出張が飛び込んできたので、林に行ったのは十九日になった・・・今年は九月第一週が適期だったようだ。
それでも遅れて生えた36個を収穫することができた。
茄子と胡瓜と一緒に浅漬、サ ラダに散らして、お吸い物の薬味。
そしてメインは茗荷寿司。
この撮影の後、刻んだ茗荷をたっぷり追加した。
忘れたいことが山ほど有るわけではない。『茗荷っ喰い』なだけ。