ツボ直撃の温シップで私には効く。その上、使用中とれない。
肌色の色目と円形なので他人が首筋に貼っているのを見ると、年寄りくさく見える。ババシャツ、ラクダのシャツ、モモヒキ、みんな肌色だからね。私は現実に年寄りだから、なんの問題もないが、家人の勧めもあるので外出時にはチェックを怠らない。
正方形にすれば生産時のロスが少ないだろうに円形であるのは、使用時にはがれ易い角を減らしていった故である。さらに接着力が強いのはニチバンという接着剤メーカーの産だからだと理解している。
はがすとロイヒ博士が出現する。
接着力が強いのに台紙のフィルムから素直に離れるのは、フィルムに取れやすい加工を施しているからである。ためしにフィルム裏面に貼ったことがあるが、大いに努力しないとはがれない。
長いまくらの末、「何が言いたいかというと」などと言わねばならぬのは最悪だが、何が言いたいかというと、フィルムのウラに加工して、はがれやすくしているということ。
近所の知合いに長々アレコレ話したあげくに、何時も「何が言いたいかというと」というオジサンがいる。たんびたんびに『自己マトメ』しているのよ。
オジサン自身もちょっと長すぎる。テーマから離れるということは自覚しているようだ。
その点、落語のまくらは座が温まればいきなり本題に移れるから良い。
「何が言いたいかというと」とか「さて」とか「それはさておき」などといって始める落語は聴いたことがない。
また脱線してしまった。
フィルムのウラに加工すれば、はがれやすくなるということだった・・・・過日、フタのウラのヨーグルトを舐めることを話題にしたが、このたび森永ヨーグルトは、ウラにヨーグルトがつかいないフタを採用した。
私の話題がきっかけということはないが、なんだか嬉しい。
森永ヨーグルト← のHPによると
『蓮の葉の微細構造をシール面側に形成して撥水性を実現しました』
文言を追加してほしい。
『フタに付いたヨーグルトをなめたりスプーンで取る手間が省けます。』
「何が言いたいかというと」国民の大多数はヨーグルトのフタのウラをなめている。
「昔はカップアイスは、落としぶたのようにアイスに密着した蓋だったので、寧に開けても蓋にアイスが付いてしまいました。蓋についたアイスを嘗めて育った人が国民の多数を占めているのですから、もちろん国民の多くはヨーグルトの蓋は舐めるでしょう。」
玄妙です。