横浜野田岩へ開店時間の30分前についてしまったら、既にお一人様が開店待ち。素直で無いから列は作らず周辺探索にあてる。
5分前に戻ると列は三人になっている。そこへ和服の仲居さんが暖簾を出し始めたので列につく。
予約の有無を聞かれ「予約はしていません」
椅子に座って調整待ち。
平日はともかく、土曜日(日曜日は休みです)は予約を入れておくのが良いようだ。
持参の本を読みながら待つこと30分。
Chiは、うなぎ重・松 3000円。素晴らしい。
私はこれ。 寂しい。
実はコレ、食べ進むともう一串、大振りの蒲焼きが出てくる〝中入れ丼(3800円)〟なのだ。
ネグレクト:高齢者虐待ではないからご安心頂きたい。証拠の写真もあるが、食べかけの丼は美しくないのでカットした。
高齢者といえば、後から来た隣の個室は子夫婦と孫の四人連れで、お祖父ちゃんの米寿の宴席だった。お祖父ちゃんにはかさね重と冷酒を一本。
私の米寿までは22年あるけど、その時は私も、志ら焼きと蒲焼のかさね重(4800円)と冷酒一本でお願いします。でも心配だなー。この世から消えているかも知れない。
私は頑張るけれど、鰻は危惧どおり絶滅ということも有り得るからなー。
備長炭で焼く蒲焼も、甘味を抑えたタレも、熱々ご飯も、香り高い山椒も申し分ない。横浜野田岩は横浜一だ。
御当主が元気で現場に立っておられるうちに、本家麻布野田岩野へ行きたいものだ。
憧れはいっぱいあるなあ。
麻布の野田岩は一度は行きたい憧れです。
高島屋の野田岩の本店です。麻布はその本店です。長男と三男。