2011年7月以来の小諸藤舟。
11時半に行くと既にカウンターに1人、小上がり席に4名の客がいる。
係のおばちゃんが「予約の方?していない。うーん この席へどうぞ」
その後も「予約した佐藤です」 「予約なし。ふたり」 「12時の鈴木です」「予約していません」平日なのに意外な繁盛店。
少し遅かったら食べられなかったかも。
特上うな重2900円と上うな重2400円、肝焼き500円をオーダー。昼時なので前処理済みとみえて15分位で配膳された。
特上うな重の蓋を開けて写真をとる。
美味しそうだ。
カメラをChiに渡して食べ始めるとChiが「チョッと焦げている」と言ったが箸は止まらない 。「そう」と聞き流してまずは肝焼き。
しっかり焼き上がっていて香ばしい 。うまい。
蒲焼きも縁に焦げは有るが許容範囲内。旨い。
これでご飯がもう少し熱ければ良いのにね。うな重の香のものに沢庵はどうかと思うが好みの問題レベルの要望。地方都市の鰻屋としては合格。繁盛店なのは分かる。
帰って写真を見るとChiの上うな重は焦げすぎ。私の基準だとOUT。
私が店で見ていたら「チョッと来て」とおばさんを呼ぼうとする。そしてChiに「よしなさいよ」と言われ思いとどまっただろう。
それを商品として出せると判断した職人がいるわけで、見解の相違する職人と押し問答をするのも嫌だからね。
Chiは「食べたらそうでもなかった」と庇うが、これは焦げすぎだ。
特上うな重は三串なのだから、交換してあげればよかった。
大好きなことを「目がない」というけれど私は目が無さすぎる。
先月に続いて今月も、どうもねえという仕儀。
月一鰻も切羽詰まってこなすと良いことは無い。
9月は余裕を持って計画的に店を選ぶことにしよう。