磯子図書館では、図書返却時という機会をとらえ図書館職員がチェックして、「修理確認票」の破損項目にレ点を付け回ってくる。
しかしそのレ点は図書館員が偶々見つけた破損であり、それ以外に修理箇所が無い訳ではない。
「指示が無かった」ではなく、レ点以外の箇所に気を配って欲しい。
その機会を逃さず、修理者の目でのダブルチェックが必要だと感じて修理者確認枠を増やした。
「修理者は全項目確認します」の文言も入れた。
その日、自分の修理に切りがついたので修理状況を確認した。
図書館員が見つけた二箇所以外はレ点が無い。
改訂修理確認票の意図が伝わっていない。
口を酸っぱくして言ったのになあ。
その本を開くと栞ヒモが短くなっている。
「花 おりおり」の栞ヒモに至っては三分の一しか残っていない。なんということだ。
修理済み49冊中、実に8冊に栞ヒモの不備がある。
だから、だからの修理者全項目確認なのに。
これは、もう一度「修理確認票」の説明をして、徹底する必要がありますな。